2010.7.8(木)晴
梅雨の中休みで今年一番の暑さとなった。今夏はこの言葉が何回聞かれるだろう。例年だと草、虫、蛇というタイトルなんだが、草はもう諦めもついたし今年はまめに刈っているのであまり気にならない。蛇は日常茶飯事に現れているし、何回も取りあげているので、今回は虫と獣ということでお茶を濁しておこう。
虫談義にはいとまがないが、年々大発生する種類が違うようだ。少しずつ気候や食性の変化があるのだろうか。今年の流行は多足類のヤスデの様な虫である。大きさは3cmぐらい、軒下などの乾いたところにも畑にも居るのがちょっと不思議だ。畑では野菜の葉やナスの実を食べている。
こんな感じで葉や実を食べている。
家の周りにいるのは、野菜など無いから一体何を食ってるのだろう。普通小さな虫などを食べていそうだが目撃したことはない。ムカデなら動物性の食べ物だしヤスデなら植物性だそうだ。画像で調べても何者か解らない。逃げ足も速くなく、ちょっと突いたら死んでしまうのだが、なにしろ数が多くて困っている。部屋の中の壁でも天井でもウジウジ這ってるので頭に来る。家の周りにアリカダンなどの粉剤を撒いておけば、朝には2,30匹死んでいる。朝の仕事のひとつがこのヤスデらしき虫とダンゴムシの死骸を掃くこと、なんとなく情けない感がするのである。人が退職金でやっとこさ建てた家を気安く這い回るなよなあ。
こいつの掃除が朝の日課、正体は?
もう一つ凄いものを今日見つけた。木小屋の周辺でごそごそしていたら、なにかおがくずのようなものがばらばら落ちてくる、おかしいなあと思ってそのおがくずを辿ってみる。すると細い堅木のど真ん中に2cm程の穴が開いており、そこからばらばらと落ちている。穴を覗いてみると、黒い物体がチラッと見えた、なんじゃこらと思い穴の部分を鋸で切ってみる。すると前後に2cm程の穴が続いている。何かが居る方にポリ袋を被せてテープでしっかりしばり、トントンと衝撃を与えると何者かが飛び出てきた。いやー、でかい蜂かなと思いきや、よく見るとアブのようだ。それにしてもこの堅木をよくぞきれいにくり抜いてくれたものだ。へたなルーターなどよりよっぽどきれいにくり抜いている。
いやあ見事にくり抜いている、袋を被せて取り出すと、アブのようだ。
凄い顎の力だ、このアブよくベランダなどで見かける。この調子で柱なんぞに穴開けられたらしゃれにならない。人が退職金でやっとこさ建てた家の柱を気安く穴開けんじゃねえぞ。つづく。
【作業日誌 7/8】
薪割り
今日のじょん:蒸し暑くなってきた。これからじょんも受難の時である。ベランダでグチャーと寝てるのが、割合涼しいようだ。隙間からは風が来るし、なんといっても木の感触は涼しそうだ。