2010.7.17(土) 晴
山鉾巡行の今日梅雨が明けた。各地で水害の被害が起きていたが、ここ京都北部は割合雨がおとなしかったようだ。やはり例年地域によって差があるようだ。スッキリ晴れたのでじょんのびの木の写真をお目に掛けよう。この木陰が最高によくて、将来はハンモックを作ったり、芝を植えてのんびり出来るスペースを作りたいなあと秘かに考えている。
さて、先日じっかん屋さんが手作りの行灯を持ってこられた。上林には木工をやってる人も多いが、こちらに来てやろうとしている方も沢山いらっしゃる。都会では騒音や埃、スペースなど木工をやって行く条件が整わない。私の知り合いでも、大変良い仕事をされるのだが、何しろ街の真ん中なので騒音、埃対策のためガレージにブルーシートで小さな小屋を造り、真夏でも汗びっしょりでこもっておられたのを憶えている。田舎の広いところで音も埃も気にしないで思い切り製作に打ち込めたらと語っておられた。そんな方が沢山おられるようで、じっかん屋さんもその一人である。もう200個以上作られたという行灯は、細かい仕事で丁寧にこしらえられており、同じものはひとつと無い一品ものである。じょんのびに置いてあるので興味ある方は見ていただきたい。定価は6,000円である。
近所にアトリエのあるM井さんは先生について木工を勉強されており、花器や看板など頼まれて作っておられるようだ。先日おしゃれな黒板と卓上の小物入れを頂いた。前者はタモ、後者はケヤキの良い材料を使っておられ、販売もされたらと誘ってみたがそういう気は無いみたいだ。
さて、当の私だが細かい仕事は苦手で、もっぱらは土木作業に近いことばかりやっている。作らねばならないものが出来上がったら、ガーデニング用品などそう細かくなくて、アイデアで勝負できるものを作って、販売できたらなあと思っているところである。木工って楽しいなあと思うときは、ああしようこうしようとアイデアを繰っているときが一番である。もちろん出来上がって、思い通りになったときも楽しいものだが、納得のいかないものは蹴飛ばしたくなるものである。
【作業日誌 7/17】
じょんのペットゲート取り付け工事
今日のじょん:じょんが一番喜ぶお客さんは舞鶴のヤーダさん夫妻である。というより一緒に来るジローかもしれない。一番仲良しのジロー君とは一緒に繋いで放っておいても大丈夫。オトーはおみやげに果実酒を貰ってご満悦。