晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

磁鉄鉱その後(1) 3/31

2010-03-31 | 歴史・民俗

2010.3.31(水)曇、雨

 相変わらずのぐずついた天気で、薄ら寒い日が続く。京都あたりでは花冷えということなんだろうけど、上林では蕾はまだ硬い。たいした降雪もない冬だったが、春の訪れはすこぶる遅い。さて先日磁鉄鉱を含む石の拾う確率の実験をしようというお約束をしたが、一応の結果が出たのでお知らせしよう。
 磁石に反応する石は三種類ある。一つめは花崗岩状の雲母や石英を含んでいると思われる石、磁鉄鉱はこの石に含まれるのであって、他の二種類は鉄分が沈着しているものだと私は思っている。この石が何という石なのか実は解らない、図鑑を見ても似たような石が並んでおり、特定できない。わたしはごま塩石と呼んでいる。Img_4081
Img_4080 こんな感じで分類する、左の四個が磁石に反応。

 二つ目は赤色のチャートである。この硬い石が放散虫の死骸が海の底で固まったものとは驚きだが、そのものは白い石英となるそうで、赤いのは酸化鉄の混じったものということだ。この酸化鉄の濃い部分が磁石に反応するようで、磁鉄鉱とは別物のようだ。Img_3947 Img_4106_2

本来もっときれいな赤色をしているが、そういうのは磁石に反応しない。左の一個が反応。


 三つ目のものは、チャート同様硬い岩石で、緑色の基調に赤い渦状の線が入っている岩石である。赤い部分が茶色に変色しているものもある。チャートを原石とした赤鉄石英片岩というのが似てるなあと思うのだが、確定は出来ない。一応順にNo.1~No.3と表示しよう。Img_40531
Img_4101

この石は確率が高い、50%。



 実験次の順序で行った。
(1)念道の河原で各種類の石のうち、らしそうな石を10個以上拾う。
(2)その中から候補を10個選出する。
(3)磁石に反応するものの割合を出す。
結果
No.1 一日目 40%  二日目 50%  三日目 60%  四日目 10%
No.2 一日目 10%
No.3 一日目 50%つづく

【作業日誌 3/31】
薪割り

今日のじょん:朝の散歩時にやたら草を食いに行くなあと思っていたら、朝食を摂らず、やがて吐いてしまった。かみさんはこの前のことがあるから異常に心配しているが、わたしはそれほどでもない。今までも何回も吐いていたし、便は異常ないし、心配したところでどうもできない。結局夜になればいつもどおりとなった。ただ、あの草だけはどうしたものか解らない。野生の本能として、治癒効果のある草を食べているとしたら自由に食べさせればよいし、それが害になっているとしたら止めさせるべきだし、意見は様々あるようだ。もちろん草の種類は決まっており、稲科の雑草である。

Img_3973
こういう感じで、いきなり草を食ってしまう。


 

コメント
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