デザイナー佐藤オオキ氏の仕事について書かれた本、「ウラからのぞけばオモテが見える」を読みました。以前、たまたま佐藤氏のデザイン会社、nendoの商品を見て興味を持っていたのですが、この本を読んで、佐藤氏の魅力的なデザインの秘密が少しだけわかった気がしました。
印象的だったのは、アイデアを出すために何か特別なことをするということはない、というくだりです。意識して脳を空っぽにし、ルーティンワークの中で気付くことが大切で、焦点を絞らずぼんやりと目にすることで、より広い世界が見えてきます、と。
一点に集中すると周辺を無視してしまう、そうならないように注意が必要なのは、どの仕事も同じかもしれませんね。
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