東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

山形帰還

2023年07月31日 21時43分17秒 | 雑記
ミューザ川崎での「フェスタサマーミューザ」公演が終了しました。川崎で東北のオケの公演に、どれくらい来場者が見込めるものかと内心不安でしたが、多くのお客様にいらして頂き一安心。ミューザの響きの良さ、お客様の熱気(猛暑日だったからではなく、、、集中力って伝わるんですよ)に助けられ、良い公演になったかと思います。ありがとうございました!
写真は公演の際頂いたどら焼き。ホールの焼印入りです!帰りの新幹線車内にて。
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猛暑

2023年07月28日 23時09分01秒 | 雑記
毎日暑いですね、、、7月でこれって、来月からどうなっちゃうんだろうか、と遠い目になってしまうのは私だけではないはず。

というわけで、いつも夏でもホットドリンクの私ですが、アイスコーヒーを注文。いや~、この涼やかな見た目に癒されますね。今年はついつい冷たいものに頼ってしまう夏になりそうです。
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ご当地もの

2023年07月24日 23時58分17秒 | 雑記
仙台フィル合同演奏会、会場の熱気を感じつつ終了しました。「ボレロ」はやはり、客席も一体となって盛り上がっていく感じが群を抜く名曲ですね。

今回は初日の仙台公演の際、仙台フィル様からのお心遣いで、玉澤のお饅頭を頂戴しました。残念ながらうっかり写真を撮り忘れましたが。。。。生地がもちもちで美味です。仙台におこしの折は是非お試しを!

実はその前の「音楽宅急便」の南相馬公演では、ご存知福島銘菓、ままどおるをはじめとした差し入れを頂戴しました。各地で皆様から、物心両面からエネルギーを頂き、改めてありがたみを感じております。(いえ、ものがなくてもいつも感謝しているのですよ。どうぞ誤解なきよう。)

梅雨も明けていよいよ暑さが厳しくなってきますが、負けずに頑張りたいと思います。
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フランスの王道

2023年07月21日 23時10分00秒 | 山形交響楽団

 今週末は、仙台フィルの皆様との合同演奏会。土曜日は仙台、日曜日は山形での本番ですが、今回は仙台フィルが主体ということで、今週は連日仙台通いの日々でした。改めて仙台の人と交通の多さを実感、、、特に運転中。車線多すぎです。ドライバーは鍛えられますね。

 さて、今回のシェフは、以前も合同でお世話になったパスカル・ヴェロ氏。氏とのコンビも長い仙台フィルメンバーは、さすがにフランスものは手の内に入っているという感じで、初日から大いに刺激を受けました。山響では滅多にやらない(編成上できないとも言える)フランスプログラム、家での練習から苦戦しましたが、この響きはやはりフランスものならでは。キラキラした光のような輝きは、よく印象派の絵画に例えられるのも頷けます。これを表現するために、パートの中でもさらに4つに分かれたりしなきゃならないんですよね、ラヴェル様。。。?(目が右往左往する経験、久しぶりでございます)

 仙台公演は早くも完売とのこと。山形公演はやまぎん県民ホールにて、7月23日(日)15時開演です。この機会をぜひお聞き逃しなく!

 

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ハートフル

2023年07月14日 22時56分35秒 | 山形交響楽団

昨日は鶴岡市、あつみにてハートフルコンサートでした。温泉地を演奏会目当てに訪れる、、、ということもあまりないかと思います。親しみやすいプログラム、楽しんで頂けたようで一安心。

さて、鶴岡市では定期的に仕事があるものの、あつみは久し振りです。海の近くに来て波の音を聞けたのが、しみじみ嬉しい。日没には少し早かったものの、夕暮れ時の海を堪能しました。そして終演後の星空も美しかった!自然界からハートフルな贈り物を頂きました。

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見えるもの、見えないもの

2023年07月11日 22時40分58秒 | 映画

 ドキュメンタリー映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」を見て来ました。先日映画の上映に合わせ、山形にもご本人がいらして、子供達と美術館賞を楽しんだというニュースも新聞やテレビで報道されたので、ご存知の方も多いかと思います。

 「目が見えないのに、どうやって鑑賞するんだ?」と思われるでしょうが、一緒に見る方が、その人の感じた作品の内容を解説することで、白鳥さんがそれを想像するという、いわばコミュニケーションとしてのアート鑑賞です。

 この映画の冒頭は、インタビューに答える白鳥さんの映像で始まりますが、まず通常のインタビュー映像なら入らないはずの、「うん、うん」というインタビュアーの相槌がずっと入っているのが気になってしまい、なんで消さなかったのかな?と疑問に思ったのですが、ハタと思い当たりました。相槌は、無意味な音ではなく、「ちゃんと聞いてますよ、そうなんですね。わかる、わかる」という大切なコミュニケーションで、白鳥さんにとってはなくてはならないものなのです。すっかり自分の感覚だけで映画に入っていたことに最初に気付かされ、なんだか恥ずかしくなりました。

 以前、知人が「音楽は大好きだけど、例えば交響曲一曲聞くにも結構な時間がかかるのがネック。絵だったらパッと全体を把握して、一枚みるにもそんなに時間がかからないのに」と言っていたことを思い出しました。白鳥さんの鑑賞法は、もちろん「パッと全体が把握できる」ものではないので、かなりの時間を要します。一方で、白鳥さんはニュースをパソコンの音声から聞くのですが、それがもう何倍速化かわからないくらい早い。色々なシーンで、それぞれに流れている時間の速度というものについて考えさせられました。

 最後に「見えるか見えないかは、そんなに大した違いじゃないと思う」という白鳥さんのセリフがありました。「障がい者」という呼び方が全く似つかわしくない、誰よりも自由な白鳥さんのような精神が、ボーダーだらけの世の中を変えるヒントになるような気がします。

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天童のお昼は

2023年07月08日 23時00分20秒 | 山形交響楽団

 今週はスクールコンサートの日々でした。連日天童の市民会館に、各学校の生徒さんが来館して演奏を聞くスタイルで、暑さが厳しくなってきた時季だけにありがたみもひとしお。熱中症対策が必要な季節の到来です。

 天童でお昼をとる場合、私は高確率でドトールに行きます。なぜならそこには、私の好きなものが全て揃っているから。。。本屋あり、産直あり。一日そこにいろと言われても楽しめます。まあカフェと本があれば私はOKなのです。我ながら簡単でよろしい。

 とうわけで、今回もドトールに通い詰めた私。思えば学生時代、初めて一人で入ったカフェもドトール。長い付き合いです。山形市では丁度良いところにドトールがないので、久々にジャーマンドッグを食べました。安定のお味ですね。ブレンドコーヒーをプラスしても550円。これで涼しい店内で、のんびりランチタイムを過ごせるなんて、このご時勢嬉しいじゃないですか。また来ます☆

 

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愛社精神

2023年07月04日 22時36分03秒 | 雑記

 先日、他県のカフェに行った時のこと。

 入店し、カウンターでメニューを見ていたところ、店主さんに「あっ!そのバッグ、○○のですよね!!」とのお声がけが。別にロゴが目立つとか、有名海外ブランドとかではなく、日本のメーカーさんのものなのですが、確かに特徴のある「わかる人にはわかる」デザインのもの。なので、それ自体格別に驚くようなことでもないのですが、なんだかとても嬉しそうなのです。

 不思議そうな顔をしていたのでしょうか、店主さん曰く

「あ、突然すみません(笑)。実は私、このメーカーに勤めていたもので。」

なんと!そうだったのですか!!なるほど、それで嬉しそうだったのですね。それだけでも「嫌になって辞めた」のではないのだろうなということが窺えます。

そこでここぞとばかり、「これ、すごく使いやすくて気に入っているんです。今もお店の方と交流がありましたら、ぜひお伝え下さい!」と答えたところ、勿論です、と益々ニコニコ。美しき愛社精神ですね。

 働いていたところなら当然だろうという向きもあるかもしれませんが、意外とそうでもなく、競合他社の製品の方が良いからそちらを使っている、なんて話も時々耳にします。割り切っているなーと感心はしますが、この店主さんのような方に会うと、うんうん、そうだよね、と、ついこちらの顔も綻んでしまいます。

 淹れてくださったコーヒーも美味しく、心地よい空間でのんびり過ごせました。辞めてもこんな素敵なお店を作られたなら、元の会社の仲間もきっと喜んでくれますね。どうぞ新天地でも、沢山の人を笑顔にしてあげて下さい!

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遅れた読書週間

2023年07月01日 21時33分01秒 | 

 さくらんぼコンサートは長距離移動。つまり絶好の読書タイムだったわけですが、思っていたより睡眠タイムになってしましました。

 そのために準備していたのが逢坂冬馬氏の「同志少女よ、敵を撃て」。(ちなみに「教養としてのチャップリン」は読み終えました。お薦めの良書です!)実はこの本、購入は去年だったのですが、ロシアのウクライナ侵攻とタイミング的に完全に被っていたことが少し気が重く、「積読」状態でした。しかしいつまでもそのままという訳にもいかないので(勿論読みたいという意思もありますし)、ついに読み始めたのが先週です。読み始めたら一気に引き込まれ、あっと言う間でした。

 舞台は第二次世界大戦中の独ソ戦。故郷の村をドイツ軍に急襲、焼き払われ、全てを失った少女セラフィマが狙撃手として生きていく様を描いた物語。小説ながら、史実が下地になっているわけで、そのために作者が膨大な資料を読み込んでいることがわかります。

 話の中で、セラフィマを狙撃兵にしていく狙撃兵訓練学校の教官、イリーナが、生徒たちに二度(授業の中でと、卒業の際)「何のために戦うか」という質問をし、それぞれが考えた答えを述べるというシーンが強く印象に残りました。主人公は「女性を守るため」と答え、各々がその信条を胸に最後まで戦います。おそらく、戦場で過酷な状況に陥った時ほど、ここに疑念を持っては生きていけないということが、百戦錬磨の教官には分かっていたということでしょう。

 現実世界を顧みて、様々なことを考えさせられる作品です。一日も早く平和な日が戻りますように。

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