昨日、無事郡山にて、山響ふれあいコンサートが終了しました。久々にマーラーという大編成(それでも交響曲4番は室内楽的な響きの多い曲なのですが)が新鮮でしたが、今回は子ども達との「威風堂々」の共演という目玉もあり、沢山のお客様にご来場頂くことが出来ました。そして子ども達の演奏の素晴らしいこと。。。「こんなに小さいのに?」と思うような子でも本当に上手に弾いており、子どもの可能性に驚かされっぱなしでした。
そして郡山のマエストロ、本名徹次氏が、皆に愛されているのだなぁという雰囲気もしみじみ感じました。余談ですが、午後からのリハまでにまだ時間があり、駅前散策をしていて入ったギャラリーで、お店の方としばし雑談していた時のこと。「実は明日演奏会があるので、その仕事で郡山に来ているのです」というお話をしたところ、音楽がお好きだったと見え、熱心に色々きいて下さいました。最後に「どなたが指揮を?」と尋ねられ、「本名徹次さんという方で、」と言いかけたら「ええっ、本名さん!?今帰ってらしたんですか!!」と、演奏会に行けないことを大層残念がって下さいました。本当に街の方に親しまれているのですね。そのようなお人柄も反映されているのでしょう、とてもあたたかいコンサートとなりました。楽都郡山、今後も交流が続きますように。