昨日、山響新発田公演が終了しました。
新潟は、例年初夏にスクールコンサートで訪れる土地。隣県の米どころということで、私たちも非常に親しみを感じています。
今回のコンサートでも、大変熱心に聞いて下さった方が多く、少しずつ山響の裾野が広がってくれたら良いなぁと切に願っています。
公演後は、仲間とお寿司で慰労。一応回転寿司屋なのですが、普通の寿司屋と変わりません。海の幸に舌鼓をうちました。
贅沢ですが、たまにのことなので台所事情は考えない(笑)。次新潟に来られる日を待ちわびつつ…。
昨日・今日と二日間にわたり、天童市のホールでリハーサルでした。
会場に向かう道すがら、出会う警察官の多いこと。それもそのはず、皇太子が高校総体の開会式ご出席などで、山形に滞在されていたのでした。
しかし皇太子ともなるとすごいものですね。警備もですが、どこで聞いてくるのか、普通の市民と思しき方々が日の丸の旗を持って待っていたりするのです。たまには放っておいて欲しいとか思ったりすることもあるのでしょうか。それとも生まれたときからこういう環境だと、もはやそんな欲求すら湧かないのか。。。誰も気に留めない庶民で良かったと、変なところで安堵してしまいました。
休日で一番大切なこと…色々あるでしょうが、私は「エネルギーの充電」だと思っています。
因みに私の最も手っ取り早い充電法は、カフェでスイーツ(笑)。明日からまた頑張ります☆
因みに私の最も手っ取り早い充電法は、カフェでスイーツ(笑)。明日からまた頑張ります☆
いよいよ夏休みシーズン。子どもの頃は「大人は宿題がなくて良いなー」と思ったものですが、とんでもない！宿題という名前がついていないだけで、家でやらなければならない事は山積で、おまけにロクに休日はないのが常です。子どもたちよ、今のうちに楽しんでおくのだよ。。。
さて、我々は毎日抱えている練習があるわけですが、今回の休みはそれとは別の宿題が。ズバリ、山響定期会員様向け暑中見舞い。手際の良い方は、休み前早々に提出していますが、私はこの休みに持ち越し。いいんです、これもまた計画通り！？
久々の連休！しかも本番を終えたばかりなので、山形Qもお休み（まあその間に次の仕込みをしておけよって話ではありますが。。。）。アレもしたい、コレもしたい、、、と妄想は膨らむばかりですが、天候が悪かったこともあり、とりあえず連休初日は地味に家事と練習をしつつ、カフェや本屋に行って終了しました。
しかし、久々に休日らしいこともできました。読書、しかも雑誌とかではなく、夏目漱石でございます。本屋で手に取ったのは、人に勧められて読もうと思っていた『夢十夜』。だったのですが、今日読んだのは、その中に一緒に収められていた「文鳥」という、小さい随筆です。
漱石の門下生だった鈴木三重吉に勧められ、文鳥を飼う羽目になった筆者が、忙しさの中で世話を失念し、文鳥を死なせてしまった顛末を綴っています。
その文鳥の美しさは、文章の端々に書かれているのですが、私が一番惹かれたのは、文鳥がエサ（粟）を食べているとき、文鳥の喉元から鳴る音を描写したものです。曰く、「静かに聞いていると、丸く細やかで、しかも非常に速かである。菫程な小さい人が、黄金の槌で瑪瑙の碁石でもつづけ様に敲いている様な気がする。」
どうですか？見たものではなく、聞いたものに対する表現なだけに、この何かおとぎ話のような比喩に、ちょっと驚いてしまいました。
これまで、私は漱石の文章は、何か淡々とした、常に第三者的なものの言い方をする印象を持っていたのですが、もしかして私の思っていたよりも、漱石はロマンチストであったのかもしれません。文豪の新しい一面を見た気がして、嬉しくなった休日でした。
花巻といえば宮沢賢治のふるさと。明日、こちらで林光さんの「セロ弾きのゴーシュ」をプログラムに含めた演奏会があります。
私は何となく、宮沢賢治の作品には、いつも夏を連想します。それは多分、夏は終戦の季節であり、命について考えるのに相応しい季節だからでしょう。賢治の物語を読むと、いつも生きることの意味について考えさせられるのです。
コンサートは花巻市文化会館にて14時開演。夏休みの思い出に如何でしょうか？
私は何となく、宮沢賢治の作品には、いつも夏を連想します。それは多分、夏は終戦の季節であり、命について考えるのに相応しい季節だからでしょう。賢治の物語を読むと、いつも生きることの意味について考えさせられるのです。
コンサートは花巻市文化会館にて14時開演。夏休みの思い出に如何でしょうか？
何と古いテレビが！
何度か来ているカフェなのですが、今回初めて気づきました…。
さり気ない所に、色々センスの良さがうかがえます。
何度か来ているカフェなのですが、今回初めて気づきました…。
さり気ない所に、色々センスの良さがうかがえます。
昨日、山響鶴岡定期が終了しました。ご来場下さいました皆様、どうもありがとうございました！
最近は庄内地方も自力で行くことがほとんどになりました。すっかり慣れた気で調子にのり、今回もマイカーで来たのですが、公演終了は夜の９時頃。よく考えたら、夜の月山道の単独運転は初めて。大丈夫か、私？？
しかし来てしまったのだから帰るしかない（当たり前。。。）。というわけで、頑張りました、そして無事に帰り着きましたよ。勿論そうじゃなきゃ困るのですが。
前にトラックでも走っていてくれないかと思ったのですが、残念ながらそんな幸運はなく、私の真後ろを走っていた車がいたので、登坂車線で「早く先に行ってくれ」とばかりに道を譲ったのですが、相手もすかさず登坂車線へ。全く抜く気がないようでした。残念。。。私と同じくらいのペースの先達が欲しかった。
今回、久々にハイビームを使用。対向車に気をつけなければいけませんが、これを使うだけで、安心感が全然違います。明るいって素晴らしいですね！！
暑い日が続きます。しかし街を歩くと、ダルいというよりは、何やら華やいだ空気が。？？と思っていたら、今日は祝日でした。海の日です。道理で人通りが多いわけです。
そこでハタと気付きました。先日の山形Qの定期は、連休の初日だったのですね。自分が普通に翌日から仕事だったものですから、全然気付いていませんでした。。。。反省。そんな貴重な休日にいらして下さった皆様、改めてありがとうございました！
さて、現在進行中の仕事は、19日19時開演の、山響鶴岡定期。小林沙羅さんの澄んだソプラノや、メンデルスゾーンの傑作、交響曲第４番「イタリア」など、聞きどころが満載です。平日夜になりますが、ご都合のつく方は是非お越し下さいませ☆
第64回定期演奏会が終了しました。今回のプログラムは全ての曲が超有名作曲家でありながら、それぞれの演奏機会はそれほど多くはないものばかりでした。しかし、どれもその作曲家らしさが詰まった名曲ぞろい、そしてそれが由に難曲ぞろいでした。色々な苦労がありましたが、やりたかったことは何とか出来たかなと思っています。
いつもながらに温かく見守って下さった沢山のお客様、本当にありがとうございました！帰り際にそれぞれお声をかけて下さり、いつもとても励みになっています。皆様の力をお借りしてこそ出来る演奏会であるということを、改めて感じたコンサートでした。
次回は名クラリネット奏者、川上一道氏にもご登場頂き、より一層進化した姿をお見せしたいと思っています。ご期待下さい！
文翔館セレナーデ by 山響ストリングス公演が無事終了。このシリーズもだんだん浸透してきたのか、多くのお客様が足を運んで下さいました。粋に浴衣でいらして下さった方々も。文化財の中で一際映えますね。
芥川也寸志をはじめ、意欲的なプログラム構成（つまり演奏者への負荷も高い）で、ご好評を頂きほっとしています。しかし意欲的な内容では勝るとも劣らないのが明日の第二夜（別にそういうシリーズではありませんが。。。）、我が山形Q定期です。名曲、そして難曲の目白押し。弦楽合奏とはまた違った繊細さと大胆さをお聞かせしたいと思います。明日夜18時45分開演（開場18時、プレコンサート18時15分~）です。沢山のご来場、心よりお待ちしています☆
昨日、山響スクールコンサートの前半戦が終了しました。全国各地で猛暑日となったこの日の午後は、上山市の盲学校での公演でした。
当然ながら、暑いのは聞いている方も同じですが、皆真剣に耳を傾けてくれて、ホッと一安心。本番の後、先生がお礼の言葉と共に、「生徒の中に『月の光』がすごく好きな子がいて、音楽を聞いていると色々な情景が広がるって言うんですよ」と教えて下さいました。午前中の養護学校でも思ったのですが、ハンデを抱えた子どもたちは、それを補って余りある感性など、別の力が発達しているように感じます。前半戦最終公演、色々教えられました。
スクールコンサートはしばらくお休みですが、公演はまだまだ続きます。今週末は文翔館で弦楽器によるコンサート、そして翌日15日がいよいよ山形Q定期！ご期待下さい☆
先週は福岡・大分を中心に大雨となり、多くの方々が被災されました。避難所生活を余儀なくされた方々など、不安な日々を過ごされていることと思います。一日も早い復旧を祈りつつ、心よりお見舞い申し上げます。
大雨の後に全国各地を襲ったのが猛暑。山形も盆地ですので、今日は練習場の文翔館にたどり着くまで大変な暑さで、足の運びが遅かったらしく、いつもより時間がかかってしまいました。明日はスクールコンサート、熱中症にならないよう、しっかり水分補給をしたいと思います。生徒さんたちもくれぐれもご注意を！
文化庁公演を無事終えましたが、気候の変化のためか、少々のどに痛みが。
というわけで、最近お世話になっている森下仁丹「梅仁丹のど飴」。頂きものでございますが、これがなかなか美味しい。ひきはじめのうちに治りますように☆
自分が卒業した小学校に何十年かぶりに行って、全校生徒の前に立つ…なんていう経験は、そうめったにあるものではございません。しかし何か立派な賞をとったわけでもない私に、偶然にもそんな機会がやってきました。
山響スクールコンサート in 千葉。文化庁主催公演校としてめでたく白羽の矢がたったのが、我が母校だったのです。
久々の母校。やはり少子化の影響で、教室だった部屋がオープンスペースになっていたり、ちょっとずつ変化はあるものの、体育館はそのままのよう。そして一番嬉しかったのは、やはり明るく元気な後輩達、それを優しく見守る先生方や保護者の皆様に会えたことです。
特に校歌は、卒業生のひいき目抜きで、皆の歌声が実に美しく、感動してしまいました。
思えば当時からの友人の子が、あの頃の私たちの年齢だったりするわけで…。歌っている皆の顔に、かつての自分を重ね、感慨深い気持ちに。こうして伝わっていくものがあることの大切さを再認識した、素敵な一日になりました。
山響スクールコンサート in 千葉。文化庁主催公演校としてめでたく白羽の矢がたったのが、我が母校だったのです。
久々の母校。やはり少子化の影響で、教室だった部屋がオープンスペースになっていたり、ちょっとずつ変化はあるものの、体育館はそのままのよう。そして一番嬉しかったのは、やはり明るく元気な後輩達、それを優しく見守る先生方や保護者の皆様に会えたことです。
特に校歌は、卒業生のひいき目抜きで、皆の歌声が実に美しく、感動してしまいました。
思えば当時からの友人の子が、あの頃の私たちの年齢だったりするわけで…。歌っている皆の顔に、かつての自分を重ね、感慨深い気持ちに。こうして伝わっていくものがあることの大切さを再認識した、素敵な一日になりました。
