観測史上後初めて東北太平洋側に上陸した台風10号。こちらでは幸いに、大きな被害等についてはなかったように思いますが、岩手と北海道は大変な災害となってしまいました。心よりお見舞い申し上げます。
特に岩手は、丁度昨年の今頃久慈に演奏で訪れていただけに、胸が痛みます。一刻も早く日常が戻りますように。
観測史上後初めて東北太平洋側に上陸した台風10号。こちらでは幸いに、大きな被害等についてはなかったように思いますが、岩手と北海道は大変な災害となってしまいました。心よりお見舞い申し上げます。
特に岩手は、丁度昨年の今頃久慈に演奏で訪れていただけに、胸が痛みます。一刻も早く日常が戻りますように。
この夏、山形在住6年にして、初めて山寺へ行きました。
蝉の声を聞きながら、無事に頂上まで到達。途中の景色を楽しみつつ、急がず登ったお陰か、翌日も翌々日も筋肉痛なし!私の体力も捨てたものではないねと、ほんの少しだけ自信が持てた小旅行でした。
長いような気がしていたアフィニス音楽祭も、始まってみればあっという間に終了。本日は最後のコンサートでした。各方面の努力の甲斐あって、集客も例年を上回っていたように思います。次回への更なる成果に繋げたいところです。
コンサートの後はフェアウェルパーティー。共に音楽を作り上げた者同士、讃え、労い、感謝し、そして名残を惜しむ貴重な機会です。
今回これに参加するにあたり、どんなに腰がひけてもこれだけは絶対してこよう!と思ったのが「ホッホシルト氏にお礼を言うこと」。なんだそんなこと当たり前でしょ、そんな大上段に構えるようなことでもなし、と思われるでしょうが、そうでもないのです。同じくヴァイオリニストの四方氏は、日本人だし、女性だし、そもそも以前アフィニスで一緒に室内楽をしたことがあるのでとっても話しかけ易い。しかしホッホシルト氏には、やはり言語の壁が大きい。勿論人柄は大変温和な紳士で、どれくらい紳士かというと、演奏会終了後、コンサートマスターで舞台上手にいたにも関わらず、わざわざ下手のセカンドヴァイオリンセクションに来て、一人一人握手をしてお礼を言って下さるというほどです。しかし、あれほどの一流ヴァイオリニストで、その上人柄まで言う事無しとなるとかえって緊張して、ただでさえ出て来にくい英語がますます出て来なくなるのですよ。たとえそれが中学生レベルの英語であっても、です。
そしていざパーティーが始まると、当然ながらとても人気のある彼は常に誰かしらと話しており、「うん、今は忙しそうだしね。。。」という都合の良い言い訳に事欠かない。気付けばパーティーも終盤、ようやく私が意を決して氏に話しかけられたのは、殆どおひらきになってからでした。
楽しかったハイドン、そして素晴らしかったベートーヴェンの室内楽演奏へのお礼を一息に言ってようやく安堵。するとどこまでも紳士な彼は、こちらこそ山響の皆さんのサポートにお礼を言いたい、山形は本当に居心地が良くて是非また来たいとおっしゃって下さったのでした。印象的だったのは、「アフィニスでは皆とても良い演奏をするので、終わるといつももっと勉強しなくちゃと思います」と伝えた時の嬉しそうな顔!根っからの演奏家で教育者なのですね。
そしていよいよ、勉強の秋の到来。芸術の秋でもあり、一年で一番仕事の忙しい季節でもありますが、それに埋もれてしまわないように自己研鑽していきたいと思います。
アフィニス音楽祭も大詰め。今日は昨日までと違い、交響曲を含む、比較的編成の大きいものがテルサホールで演奏されました。
私がのっていたのは、なんとハイドンの交響曲一曲!しかも出番は最後。こういう特別なイベントでなければ、まずあり得ないことです。
慣れないものですから、ゲネプロ後から本番までの妙に長い時間をどう使えば良いのか、あれこれ迷ってしまいました。もっとゆったりと構えられたら良いのですが…。どうやら根っからの貧乏性のようです。
次の機会はもっと有意義に過ごそうと思いつつも、きっとその機会は当分こないことでしょうね。とりあえずは明後日のあいうえオーケストラで音楽祭も閉幕。最後にふさわしい盛り上がりになるよう、全曲のりで頑張ります☆
水の名前です。泣く子も黙る(?)レアル・マドリードの公式ウォーターだそうな。公式ウォーターとはなんぞやと思いましたが、つまりはここがオフィシャルスポンサーになってるということらしいです。
そんな由緒正しき水が我が家に鎮座。なぜかといえば、私がよく利用させて頂いている本屋さん、八文字屋で、日を違えて500円以上の買い物を4回すると、この水が一本もらえるというキャンペーンをやっていたからです。
たまの休日を過ごして感じるのは、いつもよりお金の減りが異様に早い(笑)。雑誌を含め本は比較的買う方ですが、短期間に4冊はまず買いません。恐るべし、ホリデー気分…。
夏休みにすべきこと、、、それは勿論、ずばり休養(笑)。何しろ九州の旅以降これといった休みらしい休みもなく、ずるずると重い体のままきた感がありましたから、ここで休んでもバチは当たらないでしょう。
しかしただダラダラするだけでは、かえって体が調わないということもあります。というわけで、今回の課題は「手入れ」。住まいの手入れ(掃除)、演奏技術の手入れ(主に基礎練)、そして心と体の手入れ。本日は山辺温泉に行ってリフレッシュして参りました。そして明日は、詰め物が取れたまま忙しさのあまり放置していた、歯の治療です。素晴らしき哉、夏休み!
楽しい休日。予定していることは余さずやる!という気合いに漲っております。
とか何とか言って、どうせ初日は寝てるんでしょ、という声が聞こえてきそうですが、さにあらず。昨日も今日も、ちゃんと7時前に起きました!まあ威張れるほど早くはありませんが…。
昨日の朝は、せっかくの休日、ちょっと変わったことをしようと、わざわざイートインを出来るパン屋さんで朝食。すごい非日常感…。ちょっと感動です。おかげで調子にのって買い過ぎました(笑)。
あさ8時前、こんな時間にパンを買いにくる人なんているのか?と思っていたら、なんと狭い駐車場はほぼ満車。皆様嬉しそうにパンを物色していました。中には漱石の小説に出てきそうな、着流し和装の老紳士が、外国人の若者と楽しげに話している姿もありびっくり。朝日の中で、人生ドラマを感じた1コマでした。
リオデジャネイロオリンピックが白熱しています。連日日本人選手たちが大活躍でメダルを獲得しており、寝不足気味の方も多いことでしょう。
さて、毎回オリンピックというと必ず注目を集めるのが、お家芸といわれる「柔道」。今回は、男子は初の全階級でメダルを取るという快挙の一方で、金が2個ということに課題を見る向きもあるようです。しかし前回のロンドン大会では金がゼロだったわけですから、4年間の成果は確かです。
我々一般人にしてみれば「銅も十分ではないか、よく頑張った」と言いたくもなりますが、「絶対金」と言われ続けながら金を逃した選手たちは、一様に複雑な表情をしています。こういう状況の中で戦うプレッシャーというのは、大変なものでしょう。途中で負けても心挫けず獲得した銅の価値は、やはり大きなものです。
しかし逆に、その期待の裏には、それだけの環境も整っていると言えると思います。留学せずとも、近くで優秀な先達から指導も受けられる。そう考えると、競技名さえ十分に認知されていないカヌースラロームカナディアンシングルで銅メダルを獲得した羽根田卓也選手の功績などは、まさに大金星です。続く後輩たちも大いに勇気づけられたことでしょう。
王者の重圧、挑戦者の道なき道。どちらも大変な苦労です。しかしそれぞれの異なった境遇を背負いつつ、競技場に立てば皆同じ。これがスポーツの厳しくも面白いところです。引き続き、手に汗を握りつつ五輪観戦を楽しみたいと思います。
昨日は今年から始まった祝日、「山の日」でした。子供達は祝日が増えて大喜び、、、のわけはなく、そもそも夏休み中ですので関係がない。そのかわり大人は休日になって大喜び、、、かどうかはわかりませんが、私の周囲では「お盆前の忙しい時期に休日にされても、かえって大変」という不評も聞き、そんなに喜ばれている感じを受けません。そして、そもそもカレンダーの休日は全く関係のない勤務の我々のような仕事ですと、カレンダーを見て、「何、こんな祝日あったっけ。。。」と初めて気付く始末(私だけ?)。そして勿論、昨日もお仕事。「スペシャルオリンピックス」山形の設立10周年記念のコンサートでした。ご来場の皆様、ありがとうございました!
そして明日は、山形県内の中高生たちとの共演。若い皆様と良い演奏を作り上げ、気持ちよくお盆休みを迎えたいと思います。
最近ふと気付けば、自分が弾く予定のあるCDしか聞いていません。なんだかまっさらな気持ちで音楽と向き合ってないかも…と思っていたとき、偶然にも私の尊敬する先生のCDを手に入れることが出来、早速聞いてみました。
曲目はフォーレのヴァイオリンソナタ二曲と小品二つ。先生らしい、一切の妥協がない音楽です。血の通った演奏ってこういうものを言うんだとしみじみ思いました。演奏するって、やっぱり大変なことなんだなと、改めて感じ入った夏の夜でした。