東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

感謝を込めて

2021年07月31日 22時18分04秒 | 山形交響楽団

 変異ウイルスの拡大で、未だに先が見えないコロナ禍。一年も経てばおさまるのではないかと思っていたのですが。。。しかしワクチンが普及して、そのうち薬も出来ればだいぶ状況も変わるであろうと、希望を捨てずに踏ん張りたいところです。

 ありがたいことに、こんな状況でも山響は、幾つかのキャンセルはありつつも、きちんと仕事ができています。それもこれも、応援して下さる方々があってこそ。山形市民はもとより、内外からたくさんの皆様に支えられているということを改めて実感したのが、昨年山形市のクラウドファウンディングです。多大なご寄付とメッセージを頂き、本当に励まされました。オーケストラを必要と思って下さる方々がこんなにもいるのだと、気持ちを強くしたものです。

 明日は、その感謝を込めたサンクスコンサートが、山形市民会館にて15時より開演します。創始者の村川氏、常任指揮者の阪氏、ドラクエ共演での評判も年々高まっている大井氏と豪華な指揮者陣に加え、長く第一線で活躍されている名ヴァイオリニスト、前橋汀子氏という豪華なラインナップで、今の山響の音楽をお届けいたします。私事ですが、前橋さんの演奏は、子供の頃生で聞いたメンデルスゾーンの協奏曲が忘れがたく、時を経て同じ舞台に立てるということに、二重の喜びを感じています。

 沢山の方々に、思いを込めて演奏したいと思います。

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あつい夏

2021年07月26日 23時22分16秒 | 山形交響楽団

 昨日ようやく実現できた遊佐公演が、完売御礼で無事、終えることができました。客席を減らしての公演でしたが、客席から熱気がひしひしと伝わってきました。暑い中ご来場下さいました皆様、本当にありがとうございました!!

 コロナ禍の中、それとはまた関係のない問題が次々と起こり、一体どうなってしまうのかと危ぶまれたオリンピックもいよいよ開催、アスリート達の熱戦が連日繰り広げられています。まずはそれぞれが感染しないように気をつけることが、選手たちの後押しになると信じ、テレビの前で応援の日々。あつい夏はまだまだこれからです。

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涼を求めて その2

2021年07月22日 22時28分35秒 | 映画

 私流避暑法その2、それは映画館に行くこと!ちょうど山響はちょっとした連休期間でしたので、見たい映画が昼下がりの一番暑い時間帯に上映されると知り、先日いそいそと映画館に出かけたのでした。

 ところが!着いてみると、なんとその映画の上映時間が、私の思っていた時間と全く違っているではないですか。どうやら私の見ていたスケジュール表は、翌日からのものだったようで。。。がっくり。

 しかし外は炎天下。映画館の会員になっているので懐が痛まないということもあり、せっかくだから、ちょうどこれから上映される映画でも見て帰ろうではないかと思い立ち、スケジュール表をチェック。するとタイミング的に丁度良いのは、「ブラック・ウィドウ」という、全く知らないシリーズものの最新作のみ。ディズニーの映画で、どうも戦闘もののようです。実は私は、戦闘ものはホラーと同じくらい関心のない分野。しかもシリーズものとあっては、楽しめるのかどうかすら甚だ疑問です。

 しかし外は炎天下。しかし映画は多分興味を持てない。しかし炎天下。。。。1分くらい逡巡した後、英語の勉強になるかもしれないと思い、見ることにしたのでした。

 結果。色々な意味で興味深く、最後まで退屈することなく見ることができました。因みにこの映画は、アべンジャーズという、地球壊滅を目論む悪と戦うヒーロー軍団の活躍を描くシリーズのようですが、私が見たのはそのメンバーの一人、ブラック・ウィドウを主人公にしたスピンオフのようなものでした。おかげでシリーズを知らなくても問題なし。物語はその女性暗殺者がいかに誕生したか、幼少期までさかのぼって描かれています。

 驚いたのは、彼女がKGBの元で幼い頃から訓練された、いわば選ばれし秘密兵器であること。物語序盤から、家族(ミッションのための疑似家族で、血のつながりはない)がキューバに亡命する(アメリカの追っ手を振り切り、隠し持っていた小型飛行機でキューバに逃げた)というシーンがあり、度肝を抜かれました。しかし、いくらフィクションとはいえ、こんな風にロシアを描いて問題ないんですかね。。。。設定では1980年代だったかと思いますが。身体能力に優れた幼い少女たちを訓練し、科学的処置を施した上で洗脳し、兵として戦わせるという設定は、少年少女を兵士に仕立て上げる現実が世界には沢山あるだけに、フィクションですから、とは片付けられないものを感じます。最近瀬谷ルミ子氏の『職業は武装解除』という本を読んだ後だっただけに、なおさら恐ろしく思いました。話としては、友情や家族愛がテーマにはなっていましたが、子供も沢山見るものだけに、色々と考えてしまいました。

 ところで、「avengers」の元となるavenge、もはや日本語化している「リベンジ (revenge) 」とどう違うのか?検索してみると、revengeは個人的な復讐、avengeは不正や悪事に対する、正義感からくる復讐で、制裁のような意味合いがあるようです。なんだかモヤモヤが深まった英語学習になってしまいました。

 

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涼を求めて

2021年07月21日 23時10分46秒 | 雑記

 連日猛暑が続きますね。。。。。正直7月からこんな調子では、先が思いやられる今日この頃です。

 さて、こんな猛暑の過ごし方。皆様はどうしていらっしゃいますか?昔も今も不動のマイ定番、それは「図書館に行く」ことです。涼しいし、本は沢山あるし(当たり前ですが)、皆静かに自分のことに集中している感じがまた心地よい。賑やかも過ぎると、それだけで暑い感じになりますからね。

 というわけで、車でいざ図書館へ。もはや図書館までの道のりすら、徒歩は自殺行為の熱波。クールな空間はすぐそこ!とルンルンで運転していたのですが、、、、あら?平日なのに図書館隣の駐車場が満車。どうやら考えることは皆同じだったようです。仕方なくUターン、別の立体駐車場に移動し、汗をかきかき図書館に向かったのでした。まあ立体駐車場なら、車も熱くならないから良しとしよう。。。。何れにしても、しばらくは日傘は必需品ですね。男性にもオススメしたいところです。

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ケの美

2021年07月18日 22時56分45秒 | 

「ケの美」という本を読んでいます。「ハレ」と「ケ」の「ケ」です。突然ケと言われても?ですよね(笑)。因みに私はこの言葉をマンガで知りました。異様に難しい漢字と共に、、、

ハレとケは、非日常と日常に言い換えることが出来ます。本は各界で活躍されている方々にとってのケの美を綴っているものです。派手さはないけど、すぐ近くに感じられる確かなもの。自分にとってのケの美を探してみたいと思える一冊です。

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球宴

2021年07月15日 00時00分54秒 | 雑記
メジャーリーグの大谷選手フィーバーが止まりません。昨日のホームランダービーに続く球宴でも二刀流で出場、先発投手として勝利をおさめる活躍を見せました。

日本人がメジャーリーグに行く道を拓いたパイオニアと言えば野茂選手ですが、彼の現役姿を知っている人も減ってきて、また新しいヒーローが出てくるのだなと、何やら感慨深い気持ちになりました。
当時は今の大谷選手にも引けをとらない盛り上がりで、アメリカでは彼の歌まで作られたことなど思い出しつつ、大谷選手が活躍した日のスポーツニュースを楽しみに待つ今日この頃でした。
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スクールコンサート再び

2021年07月11日 23時30分01秒 | 雑記
明日から久し振りに、一週間スクールコンサートです!

昨年よりはだいぶマシとは言うものの、今年度もスクールコンサートは、中止や延期と隣り合わせ。一つ一つ、心を込めて演奏したいと思います。
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分断の時代に

2021年07月03日 22時51分01秒 | 

 出版当時から評判の高かった、ブレイディみかこ氏の『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。ずっと気になっていたのですが、先日めでたく文庫化されたので、さくらんぼコンサートの移動のお供に購入。想像以上に面白くて、一気に読んでしました。

 父がアイルランド人、母が日本人でロンドンに住む著者の息子が、とにかく頼もしいのです。時々つぶやく一言の鋭さに驚かされますし、優しさも勇気もある。こんな若者ばかりなら、未来はかなり明るいと思うのですが。どうしたらこんな子が育つのか、、、と考えてしまいますが、育った環境と、やはり母の教育は影響大でしょう。親子の会話には何度も唸らせられました。

 この本が書かれたのはコロナ禍前ですが、このコロナ騒動を連想せずにはいられないエピソードがありました。差別主義的発言をよくする学校の友達が、最近逆にいじめられ始めたという状況を母に説明する息子。実は息子も最初いじめられていたのですが、なぜかその友達を攻撃するのは、息子を含む差別発言を受けた人たちではなく、何もされたことのない人たちなのだというのです。それに対し、「.....人間って、よってたかって人をいじめるのが好きだからね。」と言う母に返した息子のセリフが的を射ており、衝撃的です。「僕は、人間は人をいじめるのが好きなんじゃないと思う。.....罰するのが好きなんだ」。

 分断が進んだと思われることが増えた現代社会。多くの人に読んで頂きたい一冊です。

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