ロンドンで師事していた師匠が、7年ぶりに来日されました。旅まわり明けに一日だけあった休日に、強行軍でしたが、次の来日がいつになるかわからないので、日帰り東京行きを決行。都内で行われていたマスタークラスを聴講して参りました。
ある程度の年齢になると、少し会わなかっただけでも随分見た目に変化がある方も珍しくありませんが、久々にお会いした先生は、外見も内面も、そして演奏も変わらず素晴らしく、熱のこもった指導を展開され、その様子は感動的と言って良いほど。しばしば見本で弾かれる演奏に、思わず「もっと弾いてください」と心の中で呟いてしまいました。実際受講生たちも、音を聞いただけで演奏が変わるというシーンが多かったように思います。
先生の姿を見て、ふと我が身を振り返り恥ずかしい限り。また次回、ゆっくりお会いできる日を楽しみにしておりますので、先生、ぜひお元気でいらして下さいね!