ついに本格的な秋がやってきました。もっとも秋は足早に去っていくので、きっと冬はすぐそこです、、、と思っていてはつまらないので、束の間の秋を堪能したいと思います。
今日は文化の日でしたが、明日は長井で演奏会。地元の学生さんとの共演もありつつ、ベートーヴェンの「田園」など、盛り沢山の内容になっています。
今日はリハーサルでしたが、晴天の中、秋に色づく山の中を車で走るのは爽快でした。明日も皆様と「芸術の秋」を過ごせることを楽しみにしています!
ついに本格的な秋がやってきました。もっとも秋は足早に去っていくので、きっと冬はすぐそこです、、、と思っていてはつまらないので、束の間の秋を堪能したいと思います。
今日は文化の日でしたが、明日は長井で演奏会。地元の学生さんとの共演もありつつ、ベートーヴェンの「田園」など、盛り沢山の内容になっています。
今日はリハーサルでしたが、晴天の中、秋に色づく山の中を車で走るのは爽快でした。明日も皆様と「芸術の秋」を過ごせることを楽しみにしています!
本日は山響有志による芋煮会。このイベント、コロナで自粛になって以来ですので、少なくとも5年ぶりです。しかしコロナ前も、業務が忙しすぎて出来なかったりしたこともあるので、更に遡るかもしれません。何にせよ好天に恵まれ、絶好の芋煮日和になりました。
久々でしたが、やはり屋外で食べる芋煮は美味しいですね。新しいメンバーも加わり、重ねてきた月日を偲びつつ、楽しい会となりました。しかし久々すぎて、写真を撮るのを忘れました。。。。定期明けなのでご容赦くださいませ。
今週末は山響定期。名クラリネット奏者のポール・メイエ氏が登壇されます。
メイエ氏の素晴らしい演奏は皆様ご存じの通り。今回はシュポアの協奏曲第二番で、その流麗な音楽を余すことなく堪能できます。吹き振り(ってあまり聞かない気がしますが)ですので、室内楽的対話の様子がよくわかるのではないでしょうか。そのあたりにも着目して楽しんで頂けたらと思います。
当日券発売予定です。皆様のご来場お待ちしています!
明日はでん六さんの創業100周年記念コンサートです。
一口に100年と言いますが、一世紀は長いです。人生100年時代と言いますが、正直そんなに生きられる気がしません。いや、様々な人が受け継いできた100年は、一人の100年とは違った重みがあります。
明日は積み重なった歴史に思いを馳せ、会場の方々と100周年を寿ぎたいと思います。
昨日は大崎市民会館にて、高校スクールコンサートでした。思春期の皆様が真剣に聞いてくださり、嬉しい演奏会となりました。
ところで会場となった大崎市民会館は、ホールの壁がレンガだったり、内部は大変昭和レトロ感の漂う(良い意味です)様相を呈しておりましたが、外観はかなり斬新。建設当時は驚かれたのではないでしょうか。
気になって調べてみましたら、武基雄という、丹下健三と並び称された建築家の設計なんだそうです。意識してかどうかはわかりませんが、言われてみれば、丹下の代々木競技場を彷彿とさせますね。地方には時々こういうユニークな会館があり、建築好きの私を喜ばせてくれます。
明日は山響南陽公演。ビゼー「アルルの女」組曲と、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲という名曲プログラムです。
ベートーヴェンの協奏曲は、私はキング of コンチェルトだと思っている作品です。演奏する全てのヴァイオリニストが心して対峙するからか、これまでの共演でも名演率が高い気がします。
今回のソリスト、リチャード・リン氏の演奏も素晴らしく、とっておきのカデンツァも披露して下さいます。もう名演の予感しかありません。新星現る、と言いたいところですが、2013年の仙台のコンクール覇者ということは、もはや新星ではないのでしょうか。でも間違いなく若手と呼べるはず。最近優秀な若手が多くて本当に驚きます。
音楽も成熟していますが、リハーサル後の疲れているであろうところで、ここで皆さんと演奏できて本当に嬉しい、明日の本番を大変楽しみにしています、といったことをにこやかに挨拶する、人間的にも成熟した好青年なのです。一人でも多くのお客様に聞いていただけたらと思います。まだチケットもあるようですので、お時間のある方は是非!
某陶芸家さんの展示会にお邪魔した時のことです。
会場となったのは歴史ある日本家屋の一室で、なんだか入って良いものか若干気後れしつつも、「こんにちは〜」と恐る恐る入室。部屋にいらしたのは陶芸家さんご本人と、そのご友人と思われるお客様の二名。お二人とも旧知の間柄らしく、お話に花が咲いています。なので、私は最初のご挨拶の後は、ひたすら作品を見つめ、触り、まさに「物色」に没頭しておりました。
その後、お話上手な作家さんが色々説明して下さり、いらしていたご友人を交えてお話しさせて頂いたところ、その方が突然「私、あなたのこと存じています」とおっしゃるではありませんか!
えっっっ。。。それはつまり、私が山響のものだと知っているということ??しかしその時の私は楽器を持っておりません。それで私のことがわかるというのはかなりの山響通です。すっかり狼狽えている私を見て、その女性はにっこり笑い、「私、山響の定期会員なんです」とおっしゃるではないですか。なんと。。。。これだから油断できません。
私、何か変なこと言ったりしたりしてなかったかな??ああ、そう言えば当然のように作品に触って隅々まで見ていたのは無作法だったかもしれない。美術館賞のように、静かに眺めるだけにしておけばよかっただろうか、、、などとあれこれ考えてしまいました。やはりいつも誰かが見ているものと思って、恥ずかしくない行動を心がけなければなりませんね。誰が見ていなくても神様が見ていますし、仮に神様が見ていなくても間違いなく自分が知っていますから!
先日、米沢でスクールコンサートがありました。楽団が学校に訪問する形でのスクールコンサートは、体育館が会場になるのが常ですが、今回訪れた体育館の正面には、結構な大きさの肖像画が、左右に一つずつ飾られていました。左側はなんとなく見覚えがあるような。。。。
客演でいらしていた米沢出身の方に尋ねたところ、「あれは上杉謙信公と上杉鷹山公です。」と即答。ちなみに見覚えがあった方は謙信公の方でした(鷹山様、ごめんなさい)。なんでも米沢の小中学校には、このお二方の肖像画が飾られているのだそうです。そうだったのか。。。。知らなかった!!こうして、米沢の礎を築いた偉人を忘れないという精神は素晴らしいですね。郷土愛を感じたスクールコンサートでした。
本日は新潟はりゅーとぴあにて、ドラゴンクエストXIのコンサートでした。チケットは早々に完売だったそうでありがたい限りです。しかしながら天気は大雨、、、、同じ敷地内でイベントが重なっていたこともあり、会場にたどり着くまで皆様大変苦戦を強いられつつも、無事に満場のお客様と共に冒険の旅を楽しむことができました。ご来場ありがとうございました!!
それにしてもひどい降りだったので、帰りも川沿いの道は大丈夫なんだろうか、、、と、戦々恐々としながらの運転でした。行きも帰りの暗かったので、川の様子は見えず、それ故に恐怖は感じませんでしたが、実際のところどんな様子だったのか、ちょっと気になるところです。とりあえず無事に家に着き、現実の冒険の旅も無事に終えることが出来ました。新潟の皆様、また来年もよろしくお願い致します!
本日は久慈のアンバーホールにてモーツァルトのオペラ(演奏会形式)「コジ・ファン・トゥッテ」公演。ご来場下さいました皆様、ありがとうございました!指揮だけでも大変なのに通奏低音のフォルテピアノとの二刀流(大谷翔平もびっくりの偉業だと思います)、まさに八面六臂の大活躍の阪氏、素晴らしい歌手の方々、そして地元の合唱団の方々と舞台を作り上げることができて幸せな時間でした。
さて、オペラという大型公演で、市民合唱団の方々との共演があったということもあるのでしょう、今回は何と久慈に4泊5日も滞在しました。一つの場所にこれほど長く連泊するのは、旅仕事の多い山響でも珍しいことです。
旅の喜び(土地の美味しいものを食べられる)と不安(時間が不規則で土地に不案内なので、悪くすると食べ損なう可能性がある)は隣り合わせなのですが、今回不安は全くありませんでした。なぜなら主催者様から、手厚いケータリングのおもてなしが毎日ありましたから。。。!!こんなに充実した弁当を毎日頂けることなんて、この先もうないかもしれないと、毎食じっくり味わいながら頂きました。
ありがたく楽しい日々でしたが、正直体重計に乗るのが恐ろしい。。。次の旅までは節制したいと思います。
週末の定期演奏会が無事終了。ご来場下さいました皆様、ありがとうございました!
山本菜摘さんの新曲、ナカリャコフ氏のアルチュニアン、共に素晴らしかったですね。その中でも、チャイコフスキーの「悲愴」で見られた皆様の集中度の高さが、特筆すべきものだったように感じました。この曲は「躁状態」の3楽章から4楽章への落差が凄いのですが、全曲終わった時の重苦しさ、これが今回、二日間とももの凄く長く、誰も拍手をしない沈黙を曲の一部として味わう稀有な体験ができました。これはお客様の集中力が可能にした現象だと思います。
「音がない時間も音楽の一部」という、ともすると忘れがちな大切なことを、お客様に教えて頂きました。
今週末は山響定期。常任指揮者の阪哲朗氏と共に、世界初演の新曲、アルチュニアンのトランペット協奏曲、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」と色彩豊かな品揃えになっております。
世界初演と聞くと、「難解な現代曲」と敬遠しがちな方もいらっしゃると思いますが、今回の曲はそういうものではありません。耳馴染みのあるメロディも取り入れられ、山響らしい爽やかさを出したいと思わせられる、そんな素敵な曲です。
そしてアルチュニアンは、トランペットの貴公子、セルゲイ・ナカリャコフ氏の登場。お目当ての方も多いのではないでしょうか。朝ドラ「天うらら」のテーマ曲を演奏し、多くのファンを獲得してだいぶ経ちますが、ドラマチックなアルチュニアンの陰と陽を見事に演奏する円熟味を聞かせて下さいます。
メインのチャイコフスキーは、一般にイメージされるものよりは小さい編成かと思います。分厚い音圧で魅せるというよりは、山響の良さを生かした、引き締まった演奏になるのではないでしょうか。もちろん熱は存分に伝えたいと思います。
皆様ぜひご来場を!と言いたいところですが、チケットはすでに完売とのこと。もしかして当日券が出るかもしれませんので、聞いてみたいという方、是非諦めずに情報をチェックしてみて下さいませ!
今週末は鶴岡定期。指揮とソリストに、ご存じ、ラデク・バボラーク氏をお迎えしています。
「世界一のホルン奏者」と言われ、誰もそれに疑問を感じない。なかなかないことです。ギネスも認める難しさと言われるホルンを鼻歌のように吹いてしまうのですから。。。
ありがたいことに、山響では「一流」「超一流」と言われる音楽家と多く共演の機会を頂いておりますが、そういう方々は人間としても第一級なのです。なぜでしょう。飛び抜けた才能で嫌な思いをしていないからなのかと思ったりもしましたが、おそらくはその逆で、色々痛みを知っているからなのではないかと、この歳になって思い至る今日この頃です。
鬱屈した思いを晴らしてくれる明るい音色、ぜひ聞きにいらして下さい⭐︎
この週末はドラクエV公演。八戸、大館を周ります。
山形より北だから涼しいに違いない、、、とも言えないのがここ数年の気象状況。暑すぎるのも弱りますが、先日の東京のような集中豪雨も勘弁しほしいところです。断然晴天好きではありますが、この年齢になると曇りの良さが身にしみてわかるようになりました。
ありがたいことにチケットは完売とのこと、お客様が足元を気にせず来場できますように。
昨日は村川先生との演奏会。ヴァイオリニスト周防氏の熱演もあり、皆様特別な思いを感じて家路について頂いたようです。いつも「「これが最後」とおっしゃる村川先生ですが、きっと次もあることと皆思っております。
さて、間を置かずに明日は遊佐。先日の大雨災害も冷めやらぬうちに明日の天気も台風接近ということですが、皆様(我々も)安全第一に。同時に音楽が少しでも力になることを祈りつつ、明日を乗り切りたいと思います。