料理に掃除に大活躍と、何かと話題になることの多い重曹。私はもっぱら掃除専用で使っております。
ところでこの重曹、時々スーパーなどで購入するのですが、どこにあるのかわからなくて困ることが多いのですよね。思うに「食材にもなるし掃除にも使える」万能なところに原因があるのではないでしょうか。で、店員さんに訊くのですが、忙しそうな店員さんを呼び止めるのはなかなか気が引けます。先日も置き場を変えたらしく、いつもの所になかったので、セルフレジのところで待機している店員さんに訊いたところ、一緒に探して下さり、有り難いと同時に申し訳なく思ったものでした。
実は私、留学中のイギリスでも、重曹を探して近所のスーパーを徘徊したことがあるのです。何でそんなに重曹が欲しかったのか、今ではよく覚えていませんが、多分マグカップの茶渋でも取りたかったのだと思います。紅茶がぶ飲みしていたので。
その時の救世主は、、、たまたまそこで買い物をしていた、同じ寮に住んでいるシンガポール人の女の子。「何探しているの?」と訊かれても、人生で重曹なんて英単語使ったことがありませんので、常に携帯していたポケット和英辞典で単語を指差し(笑)。「Oh,bicarbonate!」と頷き、売り場を案内してくれたのでした。彼女に対する尊敬が一気に高まったのは言うまでもありません。
この一年で、海外が随分と遠くなってしまいましたが、また気兼ねなく、イギリスに行ける日が来ることを願ってやみません。
そんなイギリス好きは是非、今週末の山響定期へ(ややこじつけな流れでスミマセン。。。)!
有名度ではやや遅れをとっているものの、味わい深い名曲の多いイギリスの作曲家。その一人、ブリテンによる「左手のピアノと管弦楽のための主題と変奏」という曲を、ご存知、舘野泉氏をお迎えして演奏します。左手だけだというのが信じられませんが、もはやそんなことは意識の外です。この深い世界を味わいに、つかの間のイギリス旅行にいらしてくださいませ。
こんどの定期演奏会、楽しみです。
コメント&ご来場ありがとうございました!私は典型的な文系人間なので思いもよりませんでしたが、確かにそういう方法がありますね!化学がてんでダメだった身としては、この発想もまた、尊敬しきりです。