東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

重曹の思い出

2021年06月17日 22時53分23秒 | 雑記

 料理に掃除に大活躍と、何かと話題になることの多い重曹。私はもっぱら掃除専用で使っております。

 ところでこの重曹、時々スーパーなどで購入するのですが、どこにあるのかわからなくて困ることが多いのですよね。思うに「食材にもなるし掃除にも使える」万能なところに原因があるのではないでしょうか。で、店員さんに訊くのですが、忙しそうな店員さんを呼び止めるのはなかなか気が引けます。先日も置き場を変えたらしく、いつもの所になかったので、セルフレジのところで待機している店員さんに訊いたところ、一緒に探して下さり、有り難いと同時に申し訳なく思ったものでした。

 実は私、留学中のイギリスでも、重曹を探して近所のスーパーを徘徊したことがあるのです。何でそんなに重曹が欲しかったのか、今ではよく覚えていませんが、多分マグカップの茶渋でも取りたかったのだと思います。紅茶がぶ飲みしていたので。

 その時の救世主は、、、たまたまそこで買い物をしていた、同じ寮に住んでいるシンガポール人の女の子。「何探しているの?」と訊かれても、人生で重曹なんて英単語使ったことがありませんので、常に携帯していたポケット和英辞典で単語を指差し(笑)。「Oh,bicarbonate!」と頷き、売り場を案内してくれたのでした。彼女に対する尊敬が一気に高まったのは言うまでもありません。

 この一年で、海外が随分と遠くなってしまいましたが、また気兼ねなく、イギリスに行ける日が来ることを願ってやみません。

 そんなイギリス好きは是非、今週末の山響定期へ(ややこじつけな流れでスミマセン。。。)!

 有名度ではやや遅れをとっているものの、味わい深い名曲の多いイギリスの作曲家。その一人、ブリテンによる「左手のピアノと管弦楽のための主題と変奏」という曲を、ご存知、舘野泉氏をお迎えして演奏します。左手だけだというのが信じられませんが、もはやそんなことは意識の外です。この深い世界を味わいに、つかの間のイギリス旅行にいらしてくださいませ。

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2 コメント

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なるほど。 (narkejp)
2021-06-19 06:42:19
「重曹」=「炭酸水素ナトリウム」と脳内変換し、sodium hydrogen carbonate と思ってしまいましたが、bicarbonate の1語で済むのですね。重曹、pH の調整にもなにかと便利です。今、愛用している鼻洗浄用の生理食塩水中にも微量ですが含まれているようです。
こんどの定期演奏会、楽しみです。
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Unknown ()
2021-06-22 00:19:35
>narkejp様
コメント&ご来場ありがとうございました!私は典型的な文系人間なので思いもよりませんでしたが、確かにそういう方法がありますね!化学がてんでダメだった身としては、この発想もまた、尊敬しきりです。
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