が、やはり見た目から夏用と思い、ここのところはご無沙汰していたのですが、最近母が遊びに来て使ってみると、予想に反し「あたたかい」とのお言葉。
ホント??と半信半疑で私も試してみると…本当だ!あったかい!!足の熱が逃げずに、うまく保たれている感じなのです。何事も見た目の印象で判断してはいけませんね。意外なところで、新たな木の力を実感しました。
本日午前中、我々山形Qは、新庄にてスクールコンサートがありました。
「室内楽のスクールコンサートを依頼する学校=生徒数の少ない小規模校」という先入観は、約300名の生徒さん達を目前にして打ち砕かれました。予想していなかった展開に、一瞬呆然自失。一体一番後ろの生徒さんにまで、ちゃんと聞こえるのだろうか?ピチカートとか、結構あるんですけど。。。。
そんな内心の焦りを隠しつつ、頼れるメンバーと共に平常心を心がけて演奏。朝から大型ストーブであたためておいて下さったという広々とした体育館で、皆様じっと耳を傾けて下さいました。まだ十月とはいえ、山形よりも遥かに冬の早い新庄、床に直に座っている生徒さんたちは、さぞや寒かったのではないでしょうか。熱心に聞いて下さってありがとうございました!
午後の山響のスクールコンサートも無事に終え、家に帰り着いた頃は、既にあたりは夕闇に包まれておりました。まだ18時前なのに、こんなに日が短くなってしまって。。。と、メランコリックな気分に浸っている場合ではありません。山形Qにとって秋の最大のイベントである定期演奏会は、いよいよ明日が本番です。真っ黒なスケジュールの合間を埋め尽くすようにして重ねてきた濃密な練習の成果、存分に発揮したいと思っております。どうぞご来場のほど、お待ちしております☆
北陸から帰宅の後は山形Qの練習日、その翌日である昨日は、酒田西高校にてスクールコンサートでした。
高校のスクールコンサートは、さすがに小学校とは雰囲気が全然違います。この人たち、何するの?という好奇心や、無邪気に音楽会を楽しもうというよりは、こちらが感動するような真剣さが感じられます。
今回のもう一つの特徴は、大変女子生徒の率が高いこと。こちらの高校は音楽部があるので、やはり女子率が高いのだそうです。全国の音大でも共通の現象ですね。若い女性たちに囲まれ、カルテットのメンバーもすっかり癒されたようです。
公演後はさながらサイン会状態。私以外のメンバーは皆、素敵なサインを書かれるのですが、私のはサインというよりただの「記名」。だれか代わりに考えてくれないかな。。。。
スクールコンサートツアーを終えて帰宅。久しぶりの山形は、すっかり秋も深まった様子。やはり北陸とは空気も違います。
さて、ツアー帰りの三連休、ゆっくり休養、、、というわけには全くいかず、フリーの日は一日たりともありません。本日はさっそく山形Qの練習。なにしろいよいよ、定期本番まで一週間。休んでいる場合ではないのです。
とはいえ、眉間にシワを寄せて顔をつきあわせるわけではなく、メンバー各々準備を調え、良い具合にリラックス。美しい秋の田園風景の中、室内楽に集中できる喜びを味わい、うまく最後の調整に向かっている感触があります。最後のツメを残して、いよいよラストスパートです!