東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

最終関門 

2013年08月22日 21時52分59秒 | 自動車学校

さて、自動車学校も無事卒業して、やれやれ一段落…ではありません。最後の関門、免許センターでの筆記試験を通らないことには免許が手に入らないのです。

という訳で、虎視眈々と狙っていた受験の機会。何しろ場所も不便なところですから、行くとなると本当に一日がかり。仕事や山形Qがある時は絶対に無理なので、もうかねてから日取りを決めていたのです。
しかし虎視眈々と狙っていたのは日取りのみ、肝心の勉強の方は手付かずで、むしろ知識は忘却の一途をひた走りです。これはマズいと問題集を取り出したのが試験日の二、三日前。解いてみると…アレ?これ、合格圏は九割だったよね?と冷や汗が。


試験日前日にあたる昨日は酒田での仕事。バスに乗り込むやいなや問題集を広げる私を見て、周囲は「あれ?いつ受けるの?」。控え室でも同様のやり取りがあり、気付けば職場のかなりの人数に明日が試験と知れ渡る結果に。「ガンバレ~!」と送り出して頂いたのはとてもありがたいのですが、これは是非とも良い報告でなければ顔向けが出来ない…。勉強にも気合いが入ります。


しかし九割の壁はなかなか手強い。問題集の模擬試験では八割後半はいくのですが、後一息が足りない。せめて一度くらい九割を突破しないことには、自信をもって本番に望めないではないか、と粘り過ぎて、睡眠時間は4時間未満。 なんだか却ってケアレスミスを引き起こしそうな目覚めとなりました。


そしていざ行かんとバスに乗り込むと、何だか寒い…冷房効き過ぎでは?睡眠不足との相乗効果で寒くてたまらず、ストールにくるまって震える始末。前途多難…。
会場につくと、まず受験料を払ってから視力検査。それから受験番号をもらい、いよいよ試験です。
受験番号は033。ミミ。何だか縁起が良い気がしてちょっと嬉しい。諸注意を受けてスタートです。


問題を読むと…ん?何だか易しい?勿論「難しい」と感じているようでは九割は夢ですが、随分点取り問題が多いような。やはり問題集というのは、実際より引っ掛けを多くしたりして、難しめに出来ているのでしょう。これならイケるのでは、という手応えと一抹の不安を感じつつ(引っ掛けは自分では気付いていないわけですから)、試験終了。結果を待ちます。
発表時刻になり、電光掲示板の前へ行くと…あった!合格です!!


その後は全て流れ作業。しかし誤算は写真撮影です。昼休み後だと思い込んでいたら、発表後係員の方はそそくさと「では○番から○番、財布と(免許作成のための)カードだけを持って外へ。順番に写真を撮影して下さい」と言うではありませんか。私昼休みにきちんと化粧をするつもりで、口紅も塗ってないんですけど…。まあ良いや。三年後の教訓にします。
というわけで、大金と時間をつぎ込んだ免許取得は無事終了。しかし実際はこれがスタートライン、次に目指すは「安全運転のドライバー」。むしろこれが本命です。道はまだ続く、のでした。

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続免許取得への道 16

2013年07月14日 21時00分23秒 | 自動車学校

 いよいよやって来ました、卒業検定。朝からドキドキ、精神的な負担からか、なにやらお腹の調子もイマイチよろしくありませんでしたが、そんなことに構っていられません。気のせいということにして、いざ出発!

 今回の受験者は10名、二人の先生が順番に、2,3人1組の生徒達の検定をします。

 一緒になったのは私に加え、山大生と思しき男女一人ずつ。私はこの中で二番手です。まずはそれぞれの路上コースを、途中に停車を交えて走り、学校に戻ってから縦列駐車を行いました。

 実は私の運転は、我ながらあまり良いとは言いかねる出来でした。丁度同じタイミングで走り出したもう片方の検定車についていく形になったため、別に離れて構わないのですが何故か妙に「遅れをとってはマズい」という意識が働き、やや焦り気味の運転になってしまったのです。何度か検定員の先生から注意を言い渡されたので、検定中止にはならなかったものの、これはどのくらい減点されるのか、、、と、全て終わってからも心が晴れません。講評でも「三人とも車の操作は出来ていますが、目の前の一つのことに集中しがちです。もっと広い視野と状況判断ができるようにして欲しかったなと思います。」と厳しいお言葉を頂きました。

 さて、合格発表。結果は、、「全員合格です。」自分の中で多少のモヤモヤは残ったままですが、とりあえず卒業確定。まずはめでたし、と言って良いのでしょう。

 卒業式では、もう一人の検定員をされた先生から最後のアドヴァイスが。

「無事故運転と安全運転は違います。無事故はたまたま事故にあわなかったというだけのこと。皆さんは一番最初の『運転者の心得』の授業で感じていた緊張感を、何時間も自動車に乗ってきた今も変わらず持ち続けていますか?自動車は便利な乗り物ですが、一つ間違えば大事故につながります。常に安全の意識を忘れずに運転して下さい。」肝に銘じたいと思います。

第一段階(「免許取得への道」)22日、第二段階(「続免許取得への道」)16日、計38日間の自動車学校生活は、こうして幕を閉じたのでした。私のこれまでの人生の中でも、相当に濃い時間となりました。お世話になった自動車学校全ての先生、職員の方々にお礼を申し上げたいと思います。

 あとは免許センターの筆記試験を残すのみ。免許取得まであと一歩です。

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続免許取得への道 15

2013年07月13日 23時35分59秒 | 自動車学校

 さくらんぼコンサート、新潟公演と山形不在のことが多かったこともあり、のびのびになっていた卒業検定前日。残された実技2時間をしっかりとこなして、翌日の検定を受けられるようにしなければなりません。

 (うまくいけば)最後の教習となるこの2時間、担当して頂いたのは、修了検定で検定員をして下さった先生でした。あの時からは格段に成長をしていなければいけないハズですが。。。。。しかし何といっても、今回のこの直前教習で、運転は約3週間振り。それだけでかなり不安で一杯です。

 案の定、最初なかなかスピードにのれなかったり、逆に下り坂という地形を考慮せずアクセルを踏んでスピードを上げ過ぎたり、縦列駐車から再発進するときに、縦列が終わったところで気が抜けてウインカーを出し忘れそうになったり。信号行けそうかな?というところでやはり間に合わない、と思ってブレーキを踏んだときは、そんなに急に踏んだつもりはなかったのですが、ポンピングブレーキをしなかったため「ブレーキ離してもう一度踏み直して!」と注意が飛びました。既に周囲も暗くなっている上、後ろとの車間距離が詰まり気味だったので、先生がいなかったら危ないところでした。やはり3週間は長かった。。。

 ようやく色々思い出してきたところでタイムアップ。どうにか翌日の検定許可を頂くことが出来ましたが、さてさて、本番の行方は如何に?

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続免許取得への道 14

2013年06月24日 23時04分29秒 | 自動車学校

 昨日はいよいよ!の高速道路教習。事前に高速道路についての講座が1コマあり、その後に実習です。

 さて、今回は初めて、私以外に同乗の生徒さんが二人。二人とも若く(ここに来ている方々は大抵高校生~大学生か、高齢者講習を受ける定年後と思しき方々ばかりです)、とても元気の良い女の子で、少々ギャルっぽい(古い?)外見をしています。二人とも友人同士で、東京からの合宿生だそうです。

 そして何と!高速教習も前日に引き続き、私がとても頼りにしている女性教官でした。ついています!

 全員を知っている先生がお互いをさりげなく紹介して下さり、いざ、高速道路へ。

 「じゃあ順番を決めるためにジャンケンして下さい。負けた人から好きな順を選んでくださいね」という先生のお言葉。結果。こんな時に私が勝ってしまい、最後に残った「一番」で運転する羽目に。そうよね、やっぱり最初はイヤよね。。。。と思っていましたが、先生曰く「最初にサッサと済ませてしまった方が楽ですよ。さあ、行きましょう!」

 山形蔵王ICに入り、私が目指すのは寒河江SA。まず最初の目標は、高速に入ってすぐ合流するところでのアクセルの踏み込みを深く、キックダウンすること。先生の合図で一気に加速します。60、70、80。。。。メーターがグンと上がります。私には未到の世界です。

 「うまくいきましたね。ではこのまま80キロのペースを維持して下さい」と先生。

 「やっぱりそれくらいが丁度良いんですか?さっき座学で高速の最低速度は50キロって習ったから、それくらいなら私にも出せると思ったんですけど。。。。」と言うと先生大笑い。「いやいや、せっかくの高速なんですからわざわざ最低速度を目指さないで下さい!」そりゃそうですよね。それなら何も、高い料金払って高速にのる必要ないんですから。しかしそんな私も、数分走ればこの速度にもすぐ慣れてしまうから恐ろしい。高速道路は変化に乏しいこともあり、スピード間隔はあっという間に麻痺してしまいますので、心しておかねばなりません。

 少し走るとすぐトンネルです。ハンドルがぶれないように気をつけながらライトをつけます。スピードと違って、この閉塞感はなかなかすぐには馴染みません。左の壁がすぐ近くに迫っているように錯覚してしまいます。一方に寄りすぎないように気をつけながら運転します。

 いくつかトンネルを抜けると、道路は途中で対面の一車線に。「こんなの見た事ない!」と東京ガールズ。「この直前は車が結構抜きにかかると思います。教習車の宿命です」先生の言葉通り、何台かに抜かされて車線に入ります。時速も70キロ制限だったと思いますが、高速道路もやはり起伏がありますから、速度を一定に保つのは意外と難しい。アクセルの加減をしながらひた走ります。

 しばらくすると、「さあ、そろそろ一車線も終わりですよ。お待たせしました!」

 最後の言葉は勿論私に向けられたものではなく、近くに迫っていた後続車です(聞こえるはずもありませんが)。

 「ええーっ、ちょっと車間距離近すぎですよね???」慌てふためく私に「本当ですよねー、これでこっちがブレーキ踏んだら追突ですね。」恐ろしや。でもこっちは制限速度を守っていただけなんですよ。。。

 ほどなく無事寒河江SAへ。感想。人通りの多い一般道よりも走り易いです。ただスピードがスピードだけに、事故が起きればタダじゃすみません、そこはしっかり心に刻んでおきたいと思います。

 ここで運転交代。今来た道を戻り、途中の山形JCTを北上、東根へ向かいます。先ほどの一車線のところは、やはり直前で何台か追い越していきます。そのうちの一台は、こっちを見てニヤリと笑い、走り去って行きました。睨まれなくて良かったです。

 東根で運転交代、あとは再び山形ICを通って教習所に戻るのみです。途中で一人が「なんか道、傾いてない?」すると先生、「正解です!雨が降ったりしたときに水が溜まらないよう、中央か端か、どちらかに傾いているんですよ」そうだったのですか、いつも「傾いている感」はあったのですが、れっきとした理由があったのですね。

 高速道路は無事通過。一般道に出ると、びっくりするほど車の流れが遅く感じます。東京ガールズの運転は堂に入ったもので、若さ故か、合流のキックダウンも恐れ知らずの勢いがあります。前夜遅くまで効果測定の勉強に励んでいたようで、運転していない時は「めっちゃ眠いー」とこぼしていましたが、運転は羨ましいくらい安定していました。聞けばもう明後日が卒業検定とのこと。頑張って下さい!

 私に残された教習もあとわずか。東京、大阪公演を挟むこともあり、しばらく教習はお預けです。今月集中して学んだ事をわすれないよう、しっかりイメージトレーニングをして、来月のラストスパートに臨みたいと思います。

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続免許取得への道 13

2013年06月23日 21時32分25秒 | 自動車学校

 昨日は前回の続きで、再び自主経路設定で目的地へ駐停車、その過程も含めての運転にご指導を頂き、2時間あったので途中方向転換と縦列駐車も交えながらの教習となりました。

 今回の先生は、第一段階でも2回お世話になった女性教官。年が近い上に音楽もお好きで、何より教え方がよくわかるので、授業前に教官の名前入りの札をプリントアウトした時は当たりくじを引いた気分でした。誤解のないように書いておきますが、私が通っている自動車学校の先生は皆とても親切で、誰にあたっても辛抱強く教えてくださいます。ただ個人的にリラックスできるとか、教え方の相性の違いです。

 最初の駐停車の時、やはり丁度よく縁石30cm以内に収められず、上手く寄れたと思っても車体をまっすぐしようとして離れてしまったりしていた私に、

「いつもどこを見て停めようとしてますか?」と先生が質問。「左のサイドミラーです」と即答した私に、

「そこは最終確認で見るにとどめて、停めるときはやっぱり前を見ていた方が良いですね。縁石の位置が中央より左寄りであることはどんな車でも同じですし、そこを見るだけでも寄せて停められますよ。それに車体をまっすぐするにはやはり前を見ていた方がやりやすいですし、何よりミラーを凝視していたのでは前の駐車場から急に車が出てきたりの変化に気付けませんからね。」

とのお言葉。ナルホド、言われてみればその通りです。その通り実行してみると少しずつ上手くいくようになり、一安心。その後も停車するときはできれば電柱の間をねらって、間違って近づき過ぎてサイドミラーが電柱に触れるようなことのないようになど、試験を見据えた具体的なアドヴァイスを頂きました。その他方向転換と縦列駐車もかなり忘却の彼方へ行っておりましたので、改めて色々確認できたのは本当にありがたかったです。

やるべきことは大体出来てきているので、後不足しているのは状況判断(これが一番難しい!)とのこと。信号機があるから確認する必要のないところで時間をとっていたりもするので、「気にするべきところと気にしなくて良いところ」のメリハリができるようにしなければなりません。

 最後に「右折はとても安定していて上手ですよ!」と嬉しい一言。

 注意されることは数えきれませんが、褒められる事はめったにないので、「えっ!!本当ですか???」嬉しさは隠しきれないながらも、日頃の自信のなさから「もしややる気を出させるためのリップサービスでは、、、」という疑いが。これだから褒められ慣れていない人はひがみ根性が出てイヤですね。。。。

「本当ですよ、私は右折を褒めることはあまりないです、上手くコース取りできない人多いですから」と先生。ありがとうございます、この言葉を糧に残りの教習も頑張ります!!

 

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続免許取得への道 12

2013年06月22日 23時32分10秒 | 自動車学校

 昨日は2時間連続の路上教習でした。教習所の周辺を、地図で指定された場所を目指して経路設定し、目的地に駐車(または停車)するということを繰り返し行いました。

 時は夏至。最後の2コマといえ、意外と明るい中で走る事ができたのはありがたいことです。(勿論途中ではライトをつけましたが。)しかし夏はこれからですが、日は短くなっていくのかと思うと、妙に寂しい気分になります。

 さて、この日の教習はこれが2度目ながら、送迎でお世話になっているためにすっかり顔馴染みの先生です。フランクでとてもユーモアのあるお人柄なので、笑いを交えながらも、何度も運転に突っ込みが入りました。

 左折の小回り具合や進路変更を出すタイミング、駐車の寄せ方など、かなり頼りない姿ばかり披露してしまいましたが、2時間も走るとどうやら一応形らしくなってきました。先生に特に注意されたのは、「目の前で何かが動いたとき(横から出てくる車や人など)に、そこばかり集中してしまいすぎる、その結果急ブレーキになったり別の方向からの動きの把握が遅くなったりしている」ということです。ううむ、耳が痛い。私、予期せぬアクシデントに弱いんですよね、まああまり得意な人はいないかもしれませんが。。。

 しかし運転も演奏も、そんなことの連続です。更なる心と技術の鍛錬に励みたいと思います。

 

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続免許取得への道 11-2

2013年06月21日 23時20分46秒 | 自動車学校

 前回の路上を終えると、次は3時間連続の応急救護処置です。叶うことなら使わないで済んで欲しいところですが、交通事故に限らず、近くの人が心筋梗塞などで意識不明になる、という状況に陥らないとも限りません。そういう意味でも、非常に意義のある授業です。

 3時間のうち、最初の1時間はどういうことをするのかという手順を教室で学び、後の2時間は引き続きテキストを用いながら、ダミー人形を使った実習に映ります。

 実際意識不明で心臓が痙攣している状態に陥った場合、蘇生率はAEDを使った方が断然高いようですが、今回の実習は胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸を中心とした一連の救護を学びました。

 最終的には全員、事故負傷者発見から二次災害の危険の有無等各種確認を行い、(胸骨圧迫30回+人工呼吸2回)×2セットで終了という一通りのことをするわけですが、その前にダミー人形で、胸骨圧迫と人口呼吸の方法を教わります。このダミー人形にはモニターがついており、毎分100回という理想のスピードに合わせて、メトロノームのような電子音が出ます。さらに、行ったマッサージの具合が速過ぎたり遅過ぎたしていないかもチェックできるのです。

 この「速過ぎたり遅過ぎたりしていないか」は、毎分100回のテンポに合っているかどうかということではなく、胸骨を圧迫するスピードが適切かというチェックだそうで、力任せに押しこんでいると「速い」と標示されるようです。私は何度やっても「速い」と出る確率が高くて弱ってしまいました。他の人を見ても、遅いよりは圧倒的に速い人の方が多く、一度つかめた人は続けて出来ていたと思います。

 こんなの完璧に出来る人いるのかな?と疑っていたら、模範を見せて下さった先生は、一回もし損じないパーフェクト。さすがでございます。疑ってすみません。。。

 しかしこれは、本当に良い経験だったと思います。実際この一連の作業、遅くても1分半で終えたい(実際は意識が戻らなければ続けるわけですが)ということで、皆必死にやってようやくこのタイムをクリアできるかどうか、という具合でした。これが現実の事故なら、パニックでスムーズに行うのは至難の技でしょうし、やってみたらこれが本当に疲れる!!特に胸骨圧迫は、そんんなに何度も繰り返せないと思われるくらい大変でした。そのために、交代要員がいた方が良いのだそうです。

 こういう時こそ、何でも一人で抱え込まずに助けを求めなければいけないということ、肝に銘じておきたいと思います。

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続免許取得への道 11

2013年06月19日 23時23分58秒 | 自動車学校

 今週は山形市民会館にてスクールコンサートです。家から近いのが何よりありがたい。なのでちょっとは楽が出来、、、ているはずなのですが、仕事の後は常に山形Qの練習か教習所の授業が入っているというスケジュール。体力的にはあまり楽にはなれない週でございますが、気力で乗り切りたいと思います。

 昨日は山形Q、そして今日は教習所へ。みっちり4時間学んで参りました。1時間路上を走った後、3時間連続で応急救護についての学習です。

 まずは路上。先週は全く乗れなかったので、実に11日ぶりの運転です。大丈夫かなー、ただでさえ鈍い感覚が更に鈍っていたらどうしよう、、、という不安感に加え、降ったり止んだり生憎の空模様です。

 今日の教官も初めての先生。とても快活な方で、おかげ様で走って行くうちに、こちらの不安な気分もいつのまにかどこかへ行ってしまいました。

 今回の路上は山道です。県道167号をうねうねと走った後、53号、山形バイパスを通って一周しました。さすがは山道、カーブの連続です。ここまでのカーブ、しかも連続は初めてのこと。しかしこんな天気ということもあってか、あまり他に車が走っていなかったため、恐怖感は交通量の多い街中よりはありません。むしろ見晴らしの良い場所があったりで、気分は断然こちらの方が良好です。もっとも今は隣に先生がいらっしゃるので、一人で運転する時はどうだかわかりませんが。。。上りのアクセルの重さや、下りの速さを体感、所々カーブでヒヤリとしつつも、山道の怖さと楽しさを存分に味わって帰還しました。

 教習所に戻り、先生から「特に左カーブでブレーキが甘いときがあるので気をつけて下さい。そこをしっかり踏めるとその後楽に走れますからね。」と講評を頂いて終了。次はいよいよ応急救護ですが、こちらはまた後日。

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続免許取得への道 10

2013年06月15日 23時06分46秒 | 自動車学校

 今日は雨の中、座学を一時間だけ受けるべく自動車学校へ行って来ました。

 この天気にふさわしく、今回のテーマは「悪条件下での運転」。夜間や雨・雪などの悪天候での運転について。運転するなら避けては通れない重要事項です。

 ここで重要になってくることの一つは、ライトの使い方。ロービーム、ハイビームの使い分けなどを学びます。これは先日実技で勉強済みです!といっても、私のウィンカー操作がまずくてハイビームを誤用した為に注意されたという、全く自慢にもならない予習ではあったのですが、まあ人は失敗して学ぶと言いますから。。。。

 怖いのは、水のたまった路面を高速で走行すると起こるという、「ハイドロプレーニング現象」というものですね。タイヤが水の層に乗って滑り出し、ハンドルやブレーキがきかなくなるんだそうな。想像するだけで恐ろしい、皆経験しているのでしょうか??できれば教習中に経験しておきたい気もしますが、出来ないなら一生出会いたくない現象です。。。。

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続免許取得への道 9

2013年06月11日 23時22分57秒 | 自動車学校

 昨日はリハーサルが早く終わったので、座学を3時間受けに自動車学校へ。

 項目は「特徴的な事故と事故の悲惨さ」、「自動車の保守管理」、「乗車と積載」と「けん引」です。

 本当に不思議なことに、第二段階に入ってからは、座学でも全く眠くなりません。(これを不思議といってしまうのも問題有りかもしれませんが。。。)やはりこれから自分で運転する日を意識するからでしょう。メカは苦手ですが、最低限の保守管理などは出来なければなりませんからね。

 しかし、真面目に聞いていてもやはり、突然の質問は心臓に悪い。どうやら学生時代からのトラウマで、「質問には必ず正しい答えを返さなくては」という余計な強迫観念が残っているようで。(とはいうものの、間違えることはしょっちゅうありました、念のため。)

 今日は特に覚えなくてはならないことの多い「乗車と積載」「けん引」で質問が集中。次々と生徒が指名され、緊張が走ります。「あー、どうせならサッサと指してもらって自分の番を終わらせたい。。。。でも難しい問題はヤダな。。。」

 遂に私にも指される時が。質問はけん引に関するものでした。

 「皆さんがクレーンでけん引する可能性は限りなくゼロに近いでしょうが、ロープのけん引はあり得ます。レッカー車でけん引すると五万円くらいかかりますが、ロープは数千円で手に入りますからね。安いのと高いの、どちらが良いですか?」

この時指名されたのが私でした。おそらく本日の授業の中でも最も易しい質問だったことでしょう。質問にする必要があったか疑わしいくらいです。日頃の行いが良かったかしら??

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続免許取得への道 8

2013年06月09日 23時00分07秒 | 自動車学校

 昨日は初のグループワーク。二時間連続の路上で、一台の教習車に教官一人と生徒二人が乗り込み、生徒は交代で運転し、それぞれ設定した目的地に向かうのです。

 教官は今回も初めての方で、穏やかで落ち着いた話し方をされる先生。組になったのは、まだ若い、少年といっても良いようなルックスの生徒さん。イマドキの男の子といった感じです。東京から来た合宿生なのだそう。くだけた外見に似合わず礼儀正しく(失礼)、一安心です。

 まずはジャンケンをして、どちらが先に運転をするか決めます。ココ一番の勝負強さを発揮し(?)、私の勝ち。様子を見たいので後を選びました。

 先攻となった少年、もしかしてがんがん前へ出るタイプかと思いきや、とても丁寧な運転です。スピードも、勿論私のようなノロノロ運転ではありませんが、どちらかと言えば控えめな方。乗っていて安心感があります。最初に経路設定をした時も、目標を芸工大にしたのですが、地図は少しの間見ただけで完璧に頭に入ったようで、その後先生に道順を聞くこともなくゴール。素晴らしい!

 いよいよ私の番。目的地は出来るだけ離れている方が良いということだったので、「そうですねぇ。。。ムービーオンの辺りとか?」と、いつか車で映画を見に来るかもしれない!という私欲から提案してみたところ、教官に「そこは停車しにくいので、そこより西の山形病院の前にしましょう」と言われ、できればお世話になる日は来ないでほしいですが、病院前に決定。国道348に出て西へ向かい、西バイパスをひたすら北上。直線が多く、わりと焦らずに運転できた方だと思います。先生に注意を受けたのは、車間距離の取り方が中心。いつも遅いというトラウマから、今度はつい詰め過ぎていたようです。

 帰りも交代で教習所へ向かいます。途中再び私が運転していた際、幼児と言って良いような子供が、なぜが一人で歩道の端に!ええー、親は何をしているんだー!と叫びたくなりましたが、とりあえず間隔を取らなきゃとばかりに離れた軌道をとってしまいました。その後のディスカッションで先生に注意をされましたが、そういう時に子供ばかり見ているのは却って危険なんだそう。スピードを落とし、速やかに安全な位置取り。路上は危険が一杯、なかなか難しいものですね。戻った後はビデオを見て車の故障の際の標示の見方を学び、お互いの運転の評価、教官のコメントで終了です。

 しかし他の人の運転をみることも出来、色々勉強になりました。少しずつ流れにも乗れてきたかな???早く体得できるようになりたいものです。

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続免許取得への道 7

2013年06月08日 22時16分04秒 | 自動車学校

 一昨日は最後の1コマの実技教習のみ。今回は路上ではなく、再び教習所内で方向転換と縦列駐車の練習、そして急ブレーキ、急ハンドル(というのかどうかわかりませんが)の体感です。

 今回は、よく最終授業を終えた後に送って頂く先生が担当。そういうわけで既に顔はよく存じているのですが、教習を受けるのは初めて。大変気さくなお人柄なので、無用な緊張をせずにすみ、ありがたいことです。

 まずは方向転換と縦列駐車の復習。右バックの際、方向転換をするスペースに入れるために、ハンドルにしがみついて窓から落ちんばかりに後部タイヤを覗きこんでいる私に、先生は「右手はドアにかけて、左手はもう少し上部を持つと良いですよ」とアドヴァイス。その通りにすると、ナルホド、やり易い!ちょっとしたポイントで変わるものです。左バックでは、「目印となる端のポールは、銀のポールから5本目と覚えて下さい」とのこと。単に「一番端」という認識しかしていませんでしたが、それだけだと同じ色のポールが並んでいるため、別のものと勘違いをしてしまう可能性があります。順に数えて行くことで、そのミスを防げるというわけです。

 縦列駐車は、習ってそんなに時間がたったわけではないのに、既にボロボロ忘れている点が。バックして斜め45度に角度を移し始めたまではなんとかなったものの、それをやめるタイミングをはかる目安となるポールを勘違いして、結果何度もやり直す羽目に。要復習です。「また19時間目にやるので、覚えておいて下さいね」とのこと。良かった、これでいきなり試験は出来る気が全くしません。。。。

 そして急ブレーキ体験。「急ブレーキを踏むと、強い反発が返って来ますが、それで驚いて足を話してはいけませんよ」と注意を受けます。時速30キロ程度で走っているところに、合図を受けて急ブレーキ。踏んだ足と体に強い衝撃が走ります。一度目は成功、二度目は踏みが甘かったようで、最初の様な強い反動が来ませんでした。相当強く踏まないといけないんですね。

 それよりも怖かったのはカーブでの急ハンドル。時速25キロという、大して速いわけではないスピードなのに、先生の合図で急ハンドルをきると、遠心力が働き、車が滑るようになるのがわかります。しばらく心臓はバクバクし、静まるのにやや時間がかかりました。 

 しかし、こういう事をする状況にならないとも限りません、こうなるという事を知っておく意味は大きいでしょう。正しく状況判断が出来るドライバーにならなければいけませんね!

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続免許取得への道 6

2013年06月07日 22時51分50秒 | 自動車学校

 さて、十分に睡眠をとった翌日。にも関わらず、体は疲労感が抜けていませんが、仕事も教習も待ったなし。とりあえず今週は気合いで乗り切るしかない、と自分に喝をいれます。

 予定通りに仕事を終え、帰宅。少し時間があったので、教本を見直して教習所へ向かいます。ああ、なんだかそこはかとなく胃が痛いように思うのは気のせいでしょうか。。。。

 とはいえ、別に怖い教官がいるでもなし(というか皆とても良い人です)、単に己の不甲斐なさに打ち勝てない自分がいるだけのことですので、ここは自分でなんとかしなければなりません。

 いよいよ教習。今回は入所初日の座学と第二段階最初の路上を担当して下さった先生。そのため、先生の授業は初心に帰った気分になります。まるで「もう一度気持ちを仕切り直しなさい」という神様の思し召しのようです。

 「今日は必ず試験でやる『発車と停車』です。」ということで、まずは懐かしの(?)教習所発着地点から出発です。向かう先は芸工大方面。初めて国道13号にのると、あっという間に平清水。速い!!このスピード感に慣れるのには、もう少し時間がかかりそうです。

 ここでようやく課題の停車。先生が指示した場所狙いを定めて車を停めるのですが、道路の左端から30cm以内にタイヤを収めなければなりません。かと言って無理に近づけすぎると、車体を縁石にこする危険性が高まります。ちなみに私が最初にした停車は、車体が斜めになってしまったため、前方がギリギリになってしまいました。停車させた後はハザードランプをつけ、レバーをPにし、ハンドブレーキを入れ、左ウィンカーを戻す。また、交差点とその端から5m以内やバス停の10m以内などの、駐停車禁止の場所を確認します。

 何度か発車と停車を繰り返す中で、私のウィンカーの出し方がまずいため、時折一緒にハイビームと呼ばれるランプを点灯させてしまうことが発覚。どうやらウィンカーを出す時に、奥に押し込む力が入っているようです。先生曰く「それをすると対向車が眩しくて、挑発されていると勘違いされちゃいますよ」。何ですと。。。。その気もないのに無用なトラブルを招いてしまうということですね。これは要注意です。

 そうこうしている内に終業時間が迫り、「急がないと遅れてしまいます」という先生のお言葉で、私にしてはかなり車を飛ばして学校へ戻りました。ギリギリセーフ、間に合った!スピードに対する恐怖心も、ほんの少しは薄らいだ、かもしれません。

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続免許取得への道 5

2013年06月06日 23時36分14秒 | 自動車学校

 火曜日は座学を2コマ、最後に路上実技というスケジュールでした。

 座学1コマ目は適性検査のお話。入校後最初の方に受けた適正検査結果の見方などを教わります。まず総合結果の見方は、1から5までの5段階評価で、5が最高、3が普通で一番多いそう。それより下になると注意が必要ということです。私は何と、4。おお!普通より上!!本当ですか??今までの教習苦戦振りを誰よりよくわかっているだけに、とてもにわかには信じられません。しかし、ほとんど「問題なし」の項目が並ぶ中、よく見ると、一つだけ他より結果の悪い注意項目が。それは「作業の速さ」。

 ええ、よく存じておりますとも、、、幼稚園児の頃から、「じゃあ出来た人から順番に持ってきて下さいねー」と言われて折り紙やらの作業に励むと、私は必ず一番最後にやおら立ち上がるいう具合でした。出来映えは悪くなかったはずと信じているのですが。。。。三つ子の魂というやつです。でもよく考えると、車というスピードの社会にデビューするのに「作業が遅い」というのは、他の項目が悪いより致命的なのではないか?深く考えると、せっかくの良い結果もとてもそうは思えなくなってしまうので、この際気にせず「私は人より作業が遅いから、状況を早く認知できるように頑張ろう」と意識するに留めておくことにします。

 次は「人間の能力と運転」。静止視力と動体視力の違いや視野、飲酒による知覚能力の低下などを学びます。先生いわく、テストに出そうな話はトンネルの出入りで視覚に影響を及ぼす「明順応」と「暗順応」くらいのものだそうですが、興味深い話が満載の項目でした。運転初心者の視野はすこぶる狭いという話などは身につまされます。以前先生が教習中、裏山から降りてきたカモシカが車の前に飛び出し、先生が急ブレーキを踏み「危なかったねぇ!」と声を上げると、生徒さんの方では(前を見ているにも関わらず!)状況に全然気付いておらず、硬直していたそうです。これは恐ろしい。。。。

 そして最後は路上教習。残念ながら、この日の運転は良い所なしの惨敗でした。(もっとも普段良い所があったかと言われれば、甚だ疑問の残るところではありますが。。。)言い訳をすれば仕事の疲れ方が予想以上で、心身ともに万全からは遠いところにあったのは確かですが、流れる車のスピードに全く乗れず、その混乱から右左折の手順も間違える、益々気持ちが萎縮して失敗を重ねるという体たらく。初めて担当して下さった先生でしたが、一緒に乗る方も相当疲れたことと思います。申し訳ない。。。。この日ばかりはもう夕食を作るどころか、レトルトカレーを準備する気力もなく、外で簡単に済ませました。帰宅後は早めに床につき、気絶するように就寝。ああ、こんなんで翌日の教習、大丈夫かな。。。。薄れ行く意識の中で茫漠と広がる不安感。今週の勤労学生週間、正念場です。

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続免許取得への道 4

2013年06月05日 23時46分09秒 | 自動車学校

 しばらくブログが書けない日が続いてしまいました。なぜなら今週は勤労学生週間(勿論私の勝手な命名ですが)で、午前と午後のスクールコンサートを終えた後、自動車学校へ通う日々が続いて忙しすぎたから。。。。復習の意味もこめて、学校へ行ったら学んだことをブログに書くことは心がけて続けているのですが、いかんせんまだまだ若葉マークも付けられない運転初心者、交通量の多い夕刻の道路を慣れないスピードで走るだけで疲労困憊。結果、書けていない教習日記が三日分溜まってしまいました。今日はとりあえずその一日分を。

 この日は実技が二時間。一時間は教習所内で方向転換と縦列駐車、もう一時間は路上です。

 教習所内で教わった教官は、初めてついた方で、最早ベテランの雰囲気を醸し出していらっしゃいます。教え方ももうメソッドが確立されている感じで、とても分かり易い。が、頭でわかっても体がついていかないのは相変わらずでして、、、ハンドルをきるタイミングが早過ぎたり遅過ぎたり。本当は車をとめてきりたいのですが、「タイヤが痛まないよう、動きながらやってください」と言われ、ただでさえハンドルをまわすのが遅い私は、もうそれだけで必死。卒業検定の課題になっているこの項目、S字、クランクでひいひい言っていた私に乗り越えられるだろうか。。。。一難去ってまた一難です。

 お次は路上。これまた初めてついた先生で、若く口調は丁寧な一方、ダメなところはびしっと注意されます。

 私の注意点、まずはやはり「安定したスピード維持」。もっと速く、と言われて慌ててアクセルを踏み、しかしすぐに加速するといつの間にか制限オーバー、慌ててフラフラとまた減速という、安定から遠く離れたところにいる状態。つい一人で難しい、難しいとブツブツ言っていると、先生「でもやらないと慣れないですからね」。ハイ、おっしゃる通りです。

 それで肝が座ったのか、とりあえず下半身の安定を心がけ、怖くてもアクセルを踏む足首の角度をなるべくキープ。するとしばらく走るうちに、だんだん速度もぶれなくなりました。「何かあったらちゃんと私がブレーキを踏むから大丈夫です」とおっしゃって下さった先生の言葉に勇気づけられ、後半はわりとスムーズな調子で走ることが出来ました。

 おお、これはなかなか良い感覚が掴めたのではないか?と手応えを感じてこの日の教習を終えたのですが、そう一朝一夕には身につかないのは、何事も同じようで。。。。試練はまだまだ続くのでした。 

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