我が家は残念ながら日当たり良好とは言い難いため、天日干しには不向きなのですが、丁度乾燥の時期なので、それなりに良い感じに干せています。栄養価はあまり上がっていないかもしれませんが…。とりあえず現在は、キノコ類と生姜の脱水中。
我が家は残念ながら日当たり良好とは言い難いため、天日干しには不向きなのですが、丁度乾燥の時期なので、それなりに良い感じに干せています。栄養価はあまり上がっていないかもしれませんが…。とりあえず現在は、キノコ類と生姜の脱水中。
このご恩に報いるためにも、腕に良いことをしなくては…と、昨日も温泉に行って参りました。しかし天気は生憎の雨。というか、帰りにはみぞれのような雪なっていました…。慎重に運転をしたことは言うまでもありません。
休みといえども、試練はいろいろなところにあるものですね。休み中に負傷、なんて惨事にならないよう、十分気をつけたいと思います。
和菓子の老舗「佐藤屋」さんと、芸工大の学生さんたちの企画で、佐藤屋さんの和菓子を学生さんがつくった器で提供するというもの。なんと抹茶もついて無料でした!
私が頂いた和菓子には、「花冠」という素敵な名前がついており、花模様の器によく映っていました。こういうことを通じて、若者は成長していくのですよね~。どうか体に気をつけて頑張って下さいね☆
昨日山響定期が終了しました。ブラームスの交響曲第4番、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番という名曲に並んで演奏されたプログラムは、ベルリオーズの序曲「リア王」でした。この曲、ご存知の方はどれくらいいらっしゃったのでしょうか?何を隠そう、私も今回まで全く知りませんでしたよ。。。
さて、「リア王」。私がこのシェークスピアの名作を読んだののは小学生の時でした、、、、と言うのは、ほとんどウソです。実際私が読んだのは、子供向けに易しーく書かれた物語「リア王」。確かポプラ社の文庫本で、標題は「ロミオとジュリエット」。なんとリア王は、同時収録のオマケだったのでした。
しかし私には、ロミオとジュリエットより、リア王の方がはるかに深い印象を残しました。どちらも悲劇には間違いありませんが、子供心にも、愛する人と心中することより、実の子供に裏切られて死んで行く老人の姿の方が、救いようのない残酷さが感じられたのでした。実の子供に裏切られるのはリア王だけではなく、別のグロスターという登場人物にも当てはまり、その人は両眼をくりぬかれるというむごたらしい仕打ちにあうのですが、そのシーンのあまりのおぞましさに恐れおののいたものです。
ちなみにベルリオーズの曲には、そんな陰惨な感じは全くありませんでした。Op.4ですから、リア王の内実に迫るというよりは、作曲そのものへの挑戦的意味合いが強かったのかもしれません。
昨日の整骨院での出来事です。「かなり痛いのですが。。。」「ここはストレスが溜まるところですね。」ああ、やはりね、定期中ですものね、、、などと一人頷きながら、一通り施術して頂き、なんとか定期を乗り越えられそうだな、、と思っていた時のこと。おもむろに口を開いた先生、「実はちょっとお願いなんですが。。。」
むむ。お医者様からお願いというのは、大体患者にしてみればあまりありがたくないものと相場が決まっております。恐る恐る「なんでしょう?」と尋ねると、その答えは。「今回の定期が終わるまで、甘いものを食べないようにしてみて下さい」
「!!!!」
酷い。。。。私が最も甘いものを必要とする、このタイミングでこんなことを言うなんて。さっきストレスが溜まってるって言ったのに。このストレスは甘いものを食べることでとっても癒されるのに。
「甘いものは体を冷やすんですよ。なので果物も。柿なんかはものすごく冷えますからねぇ」。今、我が家にも柿あるんですけど。。。でも!私の愛する冬の代表的な果物、リンゴなら良いのでは?
「うーん、一日四分の一ヶなら。」先生、一日一個のリンゴは医者を遠ざけるって言葉をご存知ないんですか?(心の声)
「できれば代わりに、ほんの少しだけ、寝る前にでも日本酒を飲んで頂けると良いのですけどねぇ。あったまりますよ」そんなの全然嬉しくない。。。。
その時側で聞いていた奥様、「そんなの全然代わりにはなりませんよ。体質だってあるし、気持ちが全然違いますよねぇ。」
そうです、奥様その通り!!!よくぞ言ってくださいました!!!!やはり女の気持ちは女にしか分からないのでしょうか。
「そうなんですそうなんです、それにやっぱり甘いもの食べると、集中力も上がりますし!!」とここぞとばかりにまくしたてる私。
若干あきれ顔の先生に、「まあ、どうしても止めろというなら我慢はできますが、、、、でもやっぱり甘い物を食べられないと思うと。。。」
悲しくなるんですよね、と続ける私。それを聞いた先生、「そうですか、悲しくなるのですか」と、わかったわかったと言うように頷き、
「それなら無理にとは言いません。が、ここの首の凝りは冷えが原因だっていうことだけ知っていて下さいね。」
うーん、どうしましょう。もう言われてしまった今となっては、来院前のように幸福感に満ちた思いでお菓子を食べられないではありませんか。食べるときも、「ああ、本当なら食べない方が良いんだ。。。」と、多少の罪悪感が混じるに決まっています。
悩みつつ帰宅。思いついて、家で冷え対策料理本を開いてみると、黒糖とはちみつはあったまり食材と書いているではありませんか!コレだ!!
というわけで、目下たった三日間の禁甘実施中です。ただし黒糖とハチミツはOK。さっきも紅茶にハチミツをいれてしまいましたよ。なんともあまい「禁甘」daysなのでした。
故障後初の山響定期へ向けて、連日のリハーサルが続いております。三日目の今日は、昨日のリハ中に腕に少々不具合を感じたため、念のためお世話になっている整骨院にみていただくことにしました。
この故障後、つくづく車のありがたみを感じています。こんな凍えそうな空気の中、何十分も自転車を漕ぐ根性は、今の私にはございません。さて、運転運転、と車に乗り込むと。。。。うん?フロントガラスが。。。。凍ってますね?
思えばこんな朝早く(ってたかだか八時半ですが)に運転するのは久しぶり。この時間はこんなことになっているのか、と小さな発見でした。暖房を全開にして氷を溶かしつつ、ブラシでお掃除。ああ、もうこういう季節なのですね。これからは早めに出かける準備をしなければ、と冬の訪れを感じつつ、病院に急いだのでした。
俳優・高倉健が悪性リンパ腫で亡くなったというニュースが、先日日本中を駆け巡りました。
銀幕の大スターでしたので、あまり邦画の熱心な観客ではなかった私は、その作品にふれる機会が少なかったのですが、最後の主演作品となった「あなたへ」を見た時は、台詞ではない部分での表現(勿論台詞も良いのですが、そもそも寡黙な役柄なので)の深さに恐れ入ったものです。
折にふれて目にするドキュメンタリーなどでは、しばしばその禁欲的とも言える私生活なども映し出されていました。どうぞ安らかに、ご冥福をお祈り致します。
本格的な冬の到来を感じさせられる寒さが続いております。となれば、そろそろ考えなければならない準備が一つ。タイヤの交換です。
ああ、面倒だけど仕方ない。。。。と重い腰を上げてはみたものの、重いのは腰だけではなかった。タイヤが重い。。。。何しろ今は右手が健康を損ねている状態。とりあえず玄関先まで運んでみたものの、これだけで結構大変。左手一本でマンションから地上におろし、さらに車に積み込むのは至難のワザです。一体どれだけ時間がかかることか計り知れません。それに左手を酷使して、こちらが疲弊してしまうのも恐ろしい。うーむ、どうしよう?ここ数日、タイヤのことを考えては密かに暗い気分に陥っておりました。
しかし悩んでみても、思いつくアイデアはただ一つ。誰かに助けを求める。これしかありません。というわけで、どちらかというと(いわなくても?)お願い下手な私ですが、先日郡山スクールコンサートで車に便乗させてもらった職場の仲間二人に助っ人を頼みました。快く引き受けて頂き、早速積み込み。
いやはや、助っ人を頼んだと書いたものの、もはや補助ではなくメインとして働いて下さった(というか、私は何もしなかった)友人の行動の速いこと!!本当にあっという間に済んでしまいました。ここ数日の憂いがウソのよう、大感謝です。このご恩は忘れません!
そして本日、お店で無事タイヤ交換終了。これでいつ雪が降っても大丈夫!まあまだ当分、降って欲しくはないですけどね(笑)。
ようやく長旅から帰宅、久々にゆっくり朝寝を楽しんだ気がします。
こんな日にすることと言えばたまった家事、と言いたいところですが、まず最初にしたことは病院通い。悲しい。。。。でもリハビリを担当して下さる先生がとても勉強熱心で親身な方なので、いろいろお話をしていると元気が出てきます。ありがたいことです。
とりあえず最近の症状で気になったことなどを報告し、今後の注意点なども教えていただいて帰宅。
その後は家事、、、ではなく、旅のお金の清算など、諸々の雑事。それから後は山辺温泉に行ってきました。
温泉は好きですが、貴重な休みにやることリストに上げると、優先順位としてはかなり下に来てしまうのが実情。しかし最近はこれも治療の一環と思って、全てを犠牲にしてでもというわけではありませんが、なるべく心がけて行くようにしています。久々の山形の寒さに、体も少々強ばっていましたし。しかしその甲斐あってか、行く時に比べて、体の捻れ具合が少しほどけた感じがします。
帰宅、そして練習をするともう楽しい休日はおしまい、明日はまた仕事です。ガンバリマス!
ちなみに紀伊田辺は弁慶の故郷だとかで、駅前には弁慶像、街中には弁慶をモチーフにしたキャラクター「たなべぇ」が使われるなど、そこここに弁慶愛が感じられました。
有田と言えばみかん!というわけで、伺った学校もみかん畑の中にあるような所。沢山のみかんでもてなして頂きました☆旅でビタミン不足の体にありがたい限りです!
さて、無事に仕事復帰も出来、腕は順調に回復中。しかし神経の回復スピードというものはある程度決まっているようで、完全復活にはそれなりの時間がかかるようです。というわけで、行ける時には出来るだけ病院に通ってリハビリするという生活は続いています。
昨日は握力を測定。麻痺の後は5.4だった握力が、17近くまで戻りました!もともとの握力が23をようやく越えるくらいなので(弱い。。。)、なかなか良い感じだと思います。しかしそもそもがそれだけ弱いってどうなのか(笑)。でもヴァイオリン弾くのに握力は要らないですからね。。。。
一方、人間浮上してくると欲が出てくるもので、最初はアレもコレも出来るようになってきた、と単純に喜んでいたのが、逆に「まだコレが出来ない」みたいなところが気になってきたりもします。精神修行が足りないですね。
しかし今回の故障で、山形Qメンバーをはじめ、様々にアドバイスを頂き、直接の故障の原因は事故だったとしても、今後の体の使い方は考えていかねばならないなと反省しています。故障がまだ若いうち(と思って良いですよね?!)で良かったと前向きにとらえて、今後の演奏家人生にプラスにしていきたいと思います。
昨日は珍しく仕事が午前中だけだったので、かねてから一度見たいと思っていた、熊川哲也が座長を務めるKバレエの「カルメン」仙台公演に行って参りました。
熊川氏と言えば、その高く精度のあるジャンプが代名詞のようになっていましたが、この公演を見た限りの印象では、恐らく今、彼より高いジャンプを跳ぶ人は珍しくないと思います。(ホセ役にそのようなものを求めなかった可能性はありますが。)勿論ダンサーとしても元ロイヤルバレエ団のプリンシパルの名に恥じない技量を示していたと思いますが、私が今回の公演で印象に残ったのは、「ダンサー熊川哲也」ではなく「プロデューサー熊川哲也」でした。
思えばバレエは、小さい頃から厳しい修練を要する、極めて高度な舞台芸術ながら、日本における環境の厳しさは、まだまだのクラシック音楽よりも更に過酷で、所謂プロと言われるバレエ団ですら、ほとんどがそれでは食べていけないと聞いています。
そんな中、男性バレエダンサー自体が脚光を浴びることがほとんどなかった日本でバレエ団を設立し、全国ツアーでも満席の観客を呼べるほどのものにした彼の功績は、やはり多大であったと思うのです。その証拠が、このバレエ団で存在感を示していたソリスト達、そしてKバレエスクールで研鑽を積む子役たちでした。
一線で活躍する大人たちと一緒に舞台を踏んだ経験は、かならず後々生きてきます。舞台狭しと駆けめぐっていった子役たちは、大人に負けず輝いていました。
恐らくは解釈もスタンダードだったためでしょうが、「魔性の女カルメン」と「その魅力に溺れていくホセ」のキャラクターには、あまり新味は感じませんでしたが、全体を高いレベルにまとめ上げた、バレエ団の組織力には感じ入るものがありました。この舞台から、また新しい才能が育っていくのを期待したいです。
秋といえば実りの季節。春にグングンと芽吹き、夏の暑さをエネルギーに変えて頑張った作物たちの恵みが頂けます。そう、秋は成熟のときなのです。
しかしそんな中にも「新」の文字が。新酒、新そば…。熟したものから加工、発酵などを経て、また新しいものを生み出す。素晴らしき営み哉!人生もかくありたいものです。
旅ではすっかり食欲の秋でしたが、芸術に読書に、内面も豊かにしていきたいと思います。