久々に書店に行きましたら、雑誌の表紙に見覚えのあのある作品たちの姿が、、、!知名度のある雑誌だけに、嬉しくなって迷わず手に取り、レジに直行しました。(写真が下手でスミマセン、、、)
山形県朝日町で、染色を施したアルミの鍛金・彫金作品を制作している、牧野広大氏の作品です。展示会でお会いすると、気さくに作品の説明やお話もして下さる牧野さん。作品もどんどん進化して魅力を増し、注目していた作家さんなので、すっかり嬉しくなってしまいました。
以前牧野さんは、「地元に作品を常設できるギャラリーを作りたい」とおっしゃっていたのですが、記事によると、昨年末にそれを実現されたようです。まさに有言実行、なかなか出来ることではありません。
雑誌には、山形をはじめ、東北の素敵な場所が沢山紹介されています。是非お手にとってご覧くださいませ!(どこかのまわしものではありません、念のため。)
今月の定期も無事終了、ほっと一息、、、、の間もなく、今週はスクールコンサートの日々です。
定期後最初に訪れたのは鶴岡。月山道はどうなっているかなと思っていたら、予想した通り、かなり紅葉が進んでいました。紅葉よりが黄葉でしょうか。いずれにしても、季節は確実に進んでいることを実感します。ゆっくり写真でも撮りつつ眺めたいところですが、もちろんそんな余裕はなく、一路鶴岡へ。忙しいものの、こうしてスクールコンサートが行えるようになったことはありがたいことです。今週も頑張ります!
いよいよ秋も深まり、、、というか、急に深まりすぎて冬目前といった感じです。体調管理をしっかりしないといけませんね。
ついつい体も縮こまってしまいがちですが、こんなもの想いに相応しい時こそ、是非とも演奏会に足を運んで頂きたい。今週末の山響定期です。
首席客演指揮者の鈴木秀美氏をお迎えし、シューベルト、シューマン、ハイドンの名曲をお届けします。シューマンのピアノ協奏曲では、ソリストの三輪郁氏と共に、シューマンからクララへの溢れる愛をお伝えできたらと思います。秋の夜長のひととき、音楽と戯れてみてはいかがでしょうか。10/23(土)19時、そして10/24(日)15時、山形テルサにて開演です。ご来場、心よりお待ちしています!
マリーゴールドです。勝手に春の花かと思っていたら、秋にも咲くのだそう。花壇だけじゃなく、切り花用にも栽培しているのですね!
そういえば小学生のとき、理科のテストで秋に咲く花を問われ、なぜか全然思い浮かばなくて悔しい思いをしましたが、あれは春にも秋にも咲く花でもマルにしてくれたんだろうか、、などと、今更どうでも良いことを考えてしまいました(笑)。
掲示して下さったチラシには、ちゃんと公演終了のアナウンスまで。図書館員の皆様、後方支援ありがとうございます☆
今日は久々の!新潟スクールコンサートでした。少子化の影響もあってか、コロナ感染流行以前から、新潟のスクールコンサートはめっきり減り、寂しい思いをしていただけに、喜びもひとしおです。
新潟に来るといつも思うのは、人や土地の雰囲気が「山形に似ている」ことです。広大な田んぼの風景は代表例ですが、コンサートでも、「子どもはこうあって欲しい」と思う素直な反応などからも、それを感じます。
今回は海岸寄りの土地で、ずらりと並んだソーラーパネルを目にし、同じく再生可能エネルギーの開発が盛んな庄内の風力発電を思い出してしまいました。自然の恵みが豊かだということでしょう。コロナでどこの土地も大変だと思いますが、隣県同士、頑張って発展していきたいものです。
先日、無事魔笛公演が終了しました。ご来場下さいました皆様、ありがとうございました!感染者数がグッと下降しているとはいえ、オペラを大観衆に囲まれて公演できるのは感慨深いものがあります。まあピットの中なので、「見えているわずかな客席がいっぱいなので、おそらく客席はほぼ埋まっているのだろう」という推察の元、大観衆を想像するわけですが。
ところで最近の公演は、マスクを着けるか否かは、割と個人に任されており、なんとなく周囲に合わせがちな日本的国民性として、パートによって偏りがあったりします。私は、おそらくお客様は、楽員のマスクよりは顔を見た方が嬉しいのではなかろうか、、、と考えて、外すことが多いのですが、今回ピットだったので、気にせずマスクをしたままに。実を言えば、マスクをしてればあまりしっかり化粧をしなくて済む、という下心もあります。
同じように考えた人が多かったのか、今回はマスク着用率は高めだったように感じましたが、「ピットの中は見えないからマスクを外す」という人もいて、「マスクをしていない楽団員に、お客様が不安を感じるのではないか」という考えに基づいていたようです。なるほど、マスク一つでも考えは多種多様。。。。こんな悩みをしなくても良い世の中に、早く戻ると良いですね。
すぎやまこういち先生がお亡くなりになりました。突然のことに言葉を失います。
言わずと知れた「ドラゴンクエスト」の作曲を手掛け、ゲーム音楽を通して沢山の方々にオーケストラの魅力を伝えて下さいました。その功績ははかり知れません。
ドラクエの演奏会の時は、ご夫妻でご来場くださり、いつも背筋を伸ばして笑顔を絶やさなかったすぎやま先生。レベル100までは軽くいくと勝手に信じていました。今、新しい旅に向かわれたのだと思います。今まで本当にありがとうございました、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
今週土曜日は、やまぎん県民ホールにてオペラ「魔笛」公演です。
「魔笛」と言えば、あまり教育上宜しくないような内容のものが目白押しのオペラの中で、安心してご家族で楽しめる演目です。最初考えていた「善」と「悪」が途中で入れ替わるということに混乱はあるかもしれませんが、まあここは「そうだったんだ」と納得していただくとして(笑)。何と言っても音楽が超一級品。さすが天才モーツァルト!
ところで私が初めて接した「魔笛」は、なんと人が舞台で歌うオペラではなく、来日していたチェコのマリオネット劇場の公演でした。マリオネットの魔笛?それってどうなの??とお思いでしょうが、これが本当に素晴らしかったのです。魔笛の筋を人形劇でやるのではなく、ちゃんとオペラの音楽を流して、それに合わせてマリオネットが動くのです。だから序曲の間は真っ暗だったと記憶しています。そして一つだけ覚えているのは、パパゲーノがフィッシャー・ディースカウだったこと。忘れましたが、指揮者やオケも一流どころだったはずです。多分、ディースカウの歌が良かったことに加え、舞台狭しと飛び回るパパゲーノが印象深かったのだと思います。これはマリオネットならではですよね。
オペラは総合芸術。舞台美術や演出がどのように行われるのかも大きな楽しみの一つです。週末は是非、やまぎん県民ホールにて「魔笛」をみにいらしてください!
明日は川西町でコンサート。ありがたいことに、チケットの売れ行きは好調のようです。
今回のプログラムの中に、ラフマニノフの名作、「ピアノコンチェルト第3番」があります。実は私は、今回が初めての演奏になるのですが、山響でもそういう方が結構いて、なかなか演奏の機会がなかったようです。
ラフマニノフの3番と聞いて真っ先に思い出すのが、映画「シャイン」。実在のピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴッドの伝記的映画で、この曲が重要なモチーフになっています。この映画を見てから、しばらくラフマニノフばかり聞いていました。
今日のリハーサルで、休憩中に楽団の事務局若手スタッフと「この曲をモチーフにした有名な映画があるんだよー」という話をしていて、どうやら知らない様子の彼を見て、ハタと気づきました。あれ、そもそもこの映画、いつ公開されたんだっけ。。。?
調べてみたら、なんと1997年。そりゃ知らない訳だ。。。。私も千葉で、大学生活を満喫していた時代です。その後、映画で主人公が留学した学校に、私も行くことになるのですが、当時はそんなこととはつゆ知らず。これはもう、往年の名画、みたいな範疇なんでしょうか。過ぎ去りし年月に、思わず遠い目になってしまいました。
久しぶりに、全国で緊急事態宣言が解除となりましたね。ありがたいことです!願わくばこれが長く続くことを。。。
というわけで、山響の活動も、ここに来て順調に進んでおります。今週はスクールコンサートの日々。元気な子供達の姿を見ると、こちらも元気をもらえます。しかしここのところ、密を避けるために短縮プログラムを2回、ということも多かったため、久々にフルのコンサートを連続して行うと、なんだか若干、スタミナの衰えが気になり。体力ってつけるのは大変なのに、衰えるのはなんと簡単なことか。きちんと栄養をとって、健康な心身を作り直したいと思います。
今週末は川西町で演奏会です!