東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

山形の夏

2012年06月29日 16時40分22秒 | 雑記

東京公演終了後は、移動日を一日挟んで酒田でスクールコンサート。なかなかの移動距離です。そして山形の熱い日差しがジリジリと…ああ、そういえばこんなでしたね…。しかし新緑はさすがに美しい。月山道の眺めは見事です。


山形の夏が本格化しています。引き続き節電の夏ですから、自然な方法で涼をとりたいもの。今年は、まだ試したことのない冷やしラーメンに挑戦してみようかしら…と、サービスエリアで買ったソフトクリームを舐めながら、思いを馳せる私でした。

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老舗の実力

2012年06月28日 21時37分58秒 | 雑記

今回の東京公演のついでに、やりたかったことが一つ。それは「茶筒の修理」。実は山響に正式に団員になれた二年前の秋、文化庁公演で京都を訪れた際に「自分へのお祝い」と称して銅の茶筒を購入したのですが、先日うっかり手を滑らせて蓋を落としたところ、微妙に歪んでしまったようで、手で押し込まなくてもスーッと自然に閉まっていった蓋が、強めに押し込まないと閉まらなくなってしまったのです。大阪公演のついでに京都まで行こうかとも思ったのですが、調べたところ、丁度東京公演の際、日本橋三越に職人さんが出向いて実演をされていることがわかり、急遽そちらに行くことに。


これまで日本橋三越にはあまり足を運んだことがなかったのですが、さすがは老舗、色々な設備やら対応やらに風格があります。今時まだエレベーターガールがいらっしゃったのには驚きました。まあ確かにいなくても大きな不都合はありませんが、車椅子の方の介助などまめまめしく働いており、いればイメージアップ に繋がる気がします。

さて、お目当ての茶筒。匠の技というイベント会場に行ってみると、そのお店が出店していません。もしや日にちか店舗を間違えた?と思い、近くの店員さをに聞いてみると、「こちらでは出店していませんが、調べてみますので少しおまちください」と、どこかへ電話。「◯階の和食器売り場で実演をしています」と、すぐに明快な回答を頂くことが出来ました。「やっていない」で終わらなくて良かった!


さて、和食器売り場に向かうと、京都のお店のご主人の息子さんと思しき若い男性がいらっしゃいました。なんとなく作務衣でも着ているようなイメージでしたが、普通に白シャツ姿でした。茶筒を見せると、「10分くらいで直ります」との力強いお言葉。蓋を 使い込んだ道具で叩き、チェックするという作業を繰り返すこと数回。10分もかからず、すぐに修理完了。代金はいかほどかと尋ねると、「いえ、これはサービスで」とのこと。おお。。。。ありがとうございます、大切に使います!と感激していると、「また何かあったらお持ち下さい、百年前のものを持ってきて下さるお客様もいらっしゃいますので」とにっこり。百年ですか。。。まあ私は生きていないと思いますけど。いやいや、三越の老舗らしい安定感にも感心しましたが、こちらもまた素晴らしい技と対応が引き継がれていますね。今日は老舗の実力を堪能致しました。

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さくらんぼコンサート終了

2012年06月27日 23時34分32秒 | 山形交響楽団

今年も無事、さくらんぼコンサートを開催することができました。十人に一人の高確率で当たるさくらんぼ、今回はいつも忙しい中、熱心に足を運んでくれる友人らに当たり、ちょっと恩返しが出来たような気がして(演奏で返せば良いという話もありますが) 嬉しくなりました。

東京公演は、旧交を温める貴重な機会でもあります。「いつも楽しみにしている」という声を裏切らないように、これからも 頑張っていきたいと思います。

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東海道新幹線

2012年06月25日 22時32分37秒 | 雑記
昨日は久々に東海道新幹線に乗車しました。そうそう、アナウンスの前に「いい日旅立ち」の一節が流れるのでしたね。懐かしい。

新幹線といえば判で押したように東京山形の往復ですので、たまに違う新幹線にのると、改めて「つばさ」はよく出来ていると思ってしまいます。トイレも広いし、座席周りも充実しています。やはり何でも、少しずつ進化して行くのですね。最新の九州新幹線はどんななのでしょう、ちょっと気になります。
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君たちはどう生きるか

2012年06月24日 18時47分18秒 | 

いきなり重いタイトルですが、これは私が先の新潟の旅の間に読むつもりで携帯してきた本の題。『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎著、岩波文庫)。本は読む方だと思いますが、この年になると色々慣れてしまうことが多いためか、めったに「すごく感動」するものにはめったにお目にかからなくなります。そんな中で、この本は久々に、大変深い感動を与えてくれた一冊です。

実はこの本に興味を持ったのは、私が中学生くらいの頃。安野光雅氏が『ゼロより愛をこめて』(暮しの手帖社)という本の中で繰り返し勧めていたのが、この本だったのでした。『ゼロより~』もとても面白く読んだので、きっとくどいくらいに推薦していた『君たちは~』も良い本に違いないとは思ったのですが、何しろこのタイトル。そして天下の岩波文庫(しかも思想系の青色)。ちょっと気後れしたと言ってもご理解頂けるのではないでしょうか。しかし密かに恐れていた難解さは微塵もなく、それこそ中学生くらいの年頃を念頭において書いた本ということで、生きていく上でとても大切なことを平易に書き綴った名著です。この存在を知って年を経ること約二十年(!!)。もっと早く読みたかったと思うことしきりですが、今からでも全く遅いことはない、大人が読んでも心動かされる(というより、流されるように生きている大人こそ、読んで姿勢を正して欲しい)本とも言えるでしょう。

内容はといえば、中学一年生の少年が、日常生活の中で体験したことを、彼を見守るおじさんのアドバイスを織り交ぜつつ、考え、成長していく様を綴ったものです。こう書くと、何だかこの本の良さが全く表されていないどころか、えらく退屈に思われそうで、もうただ騙されたと思って読んで下さい、というのが一番良いような気がします。

この著書が最初に発行されたのは1937年。日中戦争から太平洋戦争へと転がっていった、軍国主義の時代。そんな時にこのような書が発行された事実、それを実行した関係者の努力にまず敬服します。といっても、これは反戦がテーマの本というわけではありません。重いタイトルではありますが、つまり、良く生きるために考えていきたいことがまとめてあるのです(各々が良く生きるということを考えていけば、間接的に反戦のメッセージを汲み取れるということはあると思います)。この本は、主人公にとってのおじさんのように、多くの読者の良きコンパスであり続けることでしょう。

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夏至

2012年06月22日 19時02分25秒 | 雑記

 昨日は夏至でした。気温はどんどん上がっていくものの、これから日は短くなっていってしまうのかと思うとちょっと寂しい。まだ六月なのにこの感覚、私だけかと思いきや行きつけ美容院の美容師さんもそうでしたし、山響内にも共感してくれる人が。ただし皆女性。男性の共感はあまりもらえない、、のは偶然でしょうか?謎。

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旧友

2012年06月21日 15時41分15秒 | 雑記
旅の醍醐味といえば食、美しいその土地の風景、人情味あふれる地元の方々とのふれあい…といったところでしょうか。が、仕事となると、なかなか後者二つまでは堪能するに至らず、食だって場合によっては楽しむどころか、疎かになったりもします。旅を楽しむには、努力が必要なこともあるのです。

今回の私の旅の楽しみ、それは旧友に会うこと!でした。留学時代に共に学んだ友人が長岡にいて、久々に会えたのです。これに勝る旅の喜びは、ちょっと思いあたりません。


積もる話は尽きず、時間はあっという間に過ぎてしまいました。友人の頑張っている姿は今後の励みにもなります。また次回会うときは、私も良い刺激を与えられるようになっていたいものです。
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新潟へ

2012年06月20日 23時49分07秒 | 

お隣の県ですが、長岡くらいになるとなかなかの距離ですね…移動中に読書がはかどり(睡眠も混ぜながらだったというのに)一冊読破。棋士・羽生善治氏と海洋冒険家・白石康次郎氏の対談で、タイトルはズバリ『勝負師と冒険家』。色々考えさせられました。

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台風

2012年06月18日 22時18分56秒 | 時事

 珍しい梅雨時の台風が近づいています。同時に恒例の新潟スクールコンサートも近づいています。

 新潟のスクールコンサートといえば、いつもかなりの暑さの中で、じっとりとした汗をかきながら演奏をしている記憶ばかり。さすがに全国有数の稲作地帯だけあると、妙に感心したものです。

 更には新しい台風も発生しているということで、なかなか予断を許しません。行ったは良いが台風で中止。。。といった事態にだけはならないよう、お天道様に祈るのみです。

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ギリシャ

2012年06月17日 22時51分02秒 | 時事

 まだ私がOLとして働いていた頃のこと。ある取引先が神保町に近く、うまく昼休みにかかるように調整すると少し古本屋を覗けるというメリットがあったため、そこに行くのを楽しみにしていました。その日も仕事を終え、いそいそと古本屋へ。そこで目についたのは、マスコミでよく目にし、興味を持っていた建築家、安藤忠雄氏の著書。どれどれと手に取り、表紙を開くと、そこには安藤氏の直筆サインと共に、パルテノン神殿と思しき縦線と横線が。この上なく単純ながら、その明快で力強いラインに心奪われ、そのままレジへと足を運んだのでした。

 建築は勿論ですが、あらゆる英知の故郷と敬われている古代ギリシア。長い時を経て、今、こんなに世界を騒がせる大問題を抱えることになるとは、ソクラテスも想像だにしなかったことでしょう。明日には選挙結果が明らかになりますが。。。。

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トイレ掃除

2012年06月16日 22時35分01秒 | 雑記

 今日は休日。外は雨。何をするか?勿論お掃除です。

 今日の集中お掃除ポイントはお手洗い。先日「仕事ハッケン伝」というテレビ番組で、モデルの押切もえさんが老舗旅館の仲居さんに挑戦していて、最初のお仕事がトイレ等を含む客室のお掃除だったのが印象に残っていたため、ついつい力が入ってしまいました。

 禅寺では、日常の行い全てが修行と考えられるため、トイレも神聖な修行の場なのだそう。東司(とうす)と呼ばれるトイレ、浴司(よくす)と呼ばれるお風呂、座禅を行う僧堂の三ヶ所は三黙堂と言い、ここでは口をきいてはいけないのだとか。きれいになったお手洗いで悟りを開く。。。のは、さすがに凡人には無理でしょうが、トイレで良いアイデアが浮かんだ、というのは結構よく聞く話です。そんな事がたまには起きるよう、せめて気持ちの良い空間にしておきたいものですね。

 

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梅雨の晴れ間

2012年06月14日 22時34分44秒 | 時事

 東北も梅雨入り。のはずですが、今日は束の間(?)の晴れ間で、ここ数日の肌寒さが嘘のような夏日となりました。その気候を読めなかった私は、午前中のスクールコンサートを終えての山形Qの練習に、なぜか熱いハーブティーを持参。。。。今夜は明日に備え、アイスティーを作って休むことに致します。

 

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ポイント

2012年06月13日 23時05分54秒 | 雑記

 小さいことのようですが、買い物で貯まるポイントってなかなか侮れないと思いませんか?ポイントが満点になって、お買い物券をはじめとした特典を手に入れられたときのちょっとした喜び。。。庶民の特権と言えましょう。

 さて、今日は某スーパーのポイント5倍の日だな、と意気揚々といつもより品物多めの買い物かごを抱えてレジへ。すると。アレ??レジには「水曜 不定期5倍ポイントデー開催 今月は◯日、◯日、◯日」と、今日以外の日にちが並んだ貼り紙が。ええ??水曜は毎週5倍ではなかったの???これは今月からこういうことになったのか、以前からそうだったのに私が気付いていなかったのか。そういえば今日は、いつも店内で流れている「ポイントデーの歌(そんなタイトルではないと思いますが)」が流れていなかったな。。。頭の中はクエスチョンでいっぱいになり、ボンヤリしすぎて会計に手間取ってしまいました。。。まあ、そんな日もありますね。来月から気をつけることに致しましょう(笑)。

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カロリー

2012年06月12日 22時39分51秒 | 雑記

 某テレビ番組によると、トライアスロンの上田藍選手が一日に摂取するカロリーは、なんと6000キロカロリーなんだそうな。普通の人の3倍です。しかしそれは決して過剰なわけではなく、連日のハードトレーニングをこなすのに必要なものだということ。6000キロカロリーが必要なトレーニングって一体。。。。

 しかしトレーニングの後も「何食べようかな~♪」と笑顔を絶やさない上田選手。彼女の所属するスポーツクラブが、私の実家に近いという単純なことで関心を持ち始めたのですが、ブログやマスコミから垣間見える彼女のポジティブ精神に、いつも知らず知らず元気づけられます。オリンピックも頑張って欲しいですね!

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タイトル

2012年06月10日 22時44分00秒 | 

 名前は大事です。人は勿論ですが、商品の名前も、きっと売り上げに大きく影響すると思います。
写真は本屋の店頭に並んだビジネス書。分かりにくいですが、同じ手法のタイトル(『◯◯◯男、XXX男」)のものが三種類も!全部ビジネス書で、男性を読者として想定しているのが興味深いですね。最初に出たこの手のタイトルは、『金持ち父さん貧乏父さん』でしょうか。

企画の時「こんな二番煎じのタイトルじゃ駄目だ!」と却下されないところを見ると、ビジネス書業界では「テッパン」タイトルなのでしょうか。ちょっと不思議な気もします。

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