今週末は久々に山響定期。もちろんその間暇だったわけではなく、仕事は満載だったのですが、定期は三ヶ月弱ぶりです。
そして皆様待ちかねていたかのように、チケットの売れ行きは好調なようで、二日目はすでに完売の模様。ありがたいことです。理由はおそらく、というよりはまず間違いなく、今回のトルヴェール・クヮルテットとの共演でしょう。
長生淳氏による「Prime-Climb-Drive」という協奏曲。三楽章形式で、これらの英語はそれぞれの楽章のタイトルになっています。実はprimeという単語、「主要な」とか「最初の」とかいう意味しか知らなかったのですが、後の二つが動詞で最初だけ形容詞もおかしいだろうと思って辞書をひいたら、ガソリンを入れるとか、火薬を詰めるとかいう意味があるのですね。三楽章がdriveですから、まずはガソリンを入れていざ出発、というところなのでしょうか。
トルヴェールの皆様は流石に素晴らしく、息もぴったり。指揮のヌーノ・コエーリョ氏は、若手ながら力技に傾かない音楽を粘り強く構築して好感が持てます。準備完了、あとは楽しい旅になるように頑張ります!
追記
先ほどHPを見直したら、なんと一日目も完売になっておりました、申し訳ありません。応援ありがとうございます!