今週はスクールコンサートウィークでした。その中で、なんと創立150周年記念ということで招かれた小学校が二つも！村山市の大久保小学校と、南陽市の赤湯小学校です。
たまたま知人から聞いた話によると、県内には来年創立150周年になるという学校もあるようで、これは何かあるに違いない、と思って調べたところ、簡単にわかりました（もちろんインターネットです）。1872年に、６歳以上の全ての男女が教育を受けることを定めた学制が公布され、施行されたのがその翌年。それにより、全国各地で小学校の創立が進められたんだそうです。多分大昔に社会科で勉強したとは思いますが、キレイに忘れておりました。
しかし世界を見渡せば、現在でも、全ての子どもが学べるようにはなっていない国々がたくさんあります。150年前にその制度が始まった日本は、胸を張って良いと思います。色々難題を抱える日本ではありますが、子どもたちの未来は守っていきたいものですね。
今週末は山響定期。巨匠、小林研一郎氏が登壇されます。私はご一緒させて頂くのは初めてで、ワクワクしてお迎えしましたが、子供の頃、テレビ等で拝見したときと変わらない音楽への溢れる愛と情熱に感動しました。さすが、長く第一線でご活躍される方は違いますね。
もう一つ驚いたのは、素晴らしくお声が良いこと。年齢を重ねると、言葉も聞き取りづらくなりがちですが、張りがあって、お手本にしたいような発声です。演奏会では、氏の声を聞く機会もあるかと思いますので、その辺りも是非楽しみにして頂けたらと思います。山形テルサでお待ちしています！
この週末は、、、久々の二連休！！ああ、連休ってこんなに素敵なものだったのね、とばかりに心ゆくまで睡眠浴(という言葉はありませんが)。だけではあまりにもったいないので、普段しないことも諸々実行しました。
その一つが、天童木工ショールーム見学。実はちょうど休日中、天童木工のサンクスフェアが開催されていたのです。
お目当ての筆頭は、来場者にプレゼントされるブックマーク。見て下さい、このステキなお姿。将棋のコマの形がいかにも天童らしいですね。勿論天童木工の素晴らしい製品の数々も、ため息をつきながら拝見致しました。さすがに良い仕事をしていらっしゃいます。
ショールームには、若手の職人さんの手によるものもあり、これまた高校を卒業して間もない方が作ったとは思えない出来ばえ。今後も楽しみですね！
というわけで、休日を満喫しました。連休に感謝！
先ほど藤井聡太さんが王座戦で勝利し、前人未到の八冠制覇を達成とのニュースが報じられました。羽生善治九段が全冠制覇（当時は七冠）した時も驚嘆しましたが、藤井八冠の偉業は、まだ21歳という若さもあり、もはや異次元の感があります。
しかも達成後のインタビューでは「まだまだそれに見合った実力があるわけではない」と、いたって謙虚。この方はデビュー当初から、驕らず昂らず、淡々とした姿勢が全く変わらないところも魅力ですね。
しかしこんなにタイトルがあって、いつも何かしらの対局をしている感じでしょうから大変ですね。まずはゆっくり休んで頂きたいところですが、きっとそんな間もないことでしょう。ますますのご活躍を期待しています！
ロンドンで師事していた師匠が、７年ぶりに来日されました。旅まわり明けに一日だけあった休日に、強行軍でしたが、次の来日がいつになるかわからないので、日帰り東京行きを決行。都内で行われていたマスタークラスを聴講して参りました。
ある程度の年齢になると、少し会わなかっただけでも随分見た目に変化がある方も珍しくありませんが、久々にお会いした先生は、外見も内面も、そして演奏も変わらず素晴らしく、熱のこもった指導を展開され、その様子は感動的と言って良いほど。しばしば見本で弾かれる演奏に、思わず「もっと弾いてください」と心の中で呟いてしまいました。実際受講生たちも、音を聞いただけで演奏が変わるというシーンが多かったように思います。
先生の姿を見て、ふと我が身を振り返り恥ずかしい限り。また次回、ゆっくりお会いできる日を楽しみにしておりますので、先生、ぜひお元気でいらして下さいね！
先日、新潟県村上市にて公演がありました。新潟は山形の隣県ということもあり、割と定期的にお邪魔している県ではありますが、村上市で公演を行うのは、私が入団して初めてかと思います。
ホールは山と田んぼに囲まれた長閑な場所にありました。田園地帯での公演でしたが、多くの人に熱心に聞いて頂きました。ご来場ありがとうございました！
公演後の移動はあいにくの天気でしたが、月が上ったら、さぞ美しい風景だったでしょうね。実り多い秋となりますように。
試用期間を経て、山響に二名、新メンバーが入団しました！オーボエの土屋愛菜さんと打楽器首席の常盤紘生さん。若く優秀な人の入団が続き、ありがたいことです。
ニューフェイスといえば、若くて勢いはある分やや危なっかしいというのがイメージかもしれませんが、最近の人はそんなことは全然なく、落ち着いて経験も豊富なことが多く、頼もしい限り。こちらも負けずに頑張らねばと、気を引き締め直しました。フレッシュな二人共々、今後とも山響をよろしくお願い致します！
