東の散歩道

B型ヴァイオリニストのマイペースライフ

涼をとる

2023年08月31日 21時38分36秒 | 雑記
暑いですね、、、最近このセリフばかり言っているような気がします。

一昨日の横手公演では、午前中に時間があったので、内側から涼をとりに行きました。
かき氷。ものすごく久し振りです。最近インスタ映えを意識したかき氷が増えたためか、お店もずいぶん沢山出来たように感じますが、私はなんとなく食べ損ねておりました。

頂いたのは、老舗の和菓子屋さん。夏の間だけ提供しているようですが、天然氷なので、なくなり次第終了だとか。

頂いたのは、今が旬の桃のかき氷。松の実等のトッピング付きです。すっきりとした甘さで、汗がスッとひいていくのがわかります。これぞ夏の醍醐味!

とは言え、そろそろ秋風が恋しくなってきました。落ち着くまでもうひと頑張りですね。
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ひと段落?

2023年08月27日 23時26分20秒 | 山形交響楽団

 昨日はユアタウン南陽公演。俊英、三浦文彰氏の名演もあり、お楽しみいただけようでホッと一息です。

 公演後、家に帰って車から降りると、、、おや?ここ数日の息苦しくなるような熱気がない。これはもしや、、、ついに秋の足音が??と一瞬期待してしまいましたが、イヤイヤ、天気予報ではまだまだしばらくは暑いって言っていたし。ここで油断してはいけない、、、と家路を急いだのでした。

 しかし!今日も少し、いやかなりマシな暑さだったのではないでしょうか。今日髪を切りに行った先の美容師さんも同じ感想を持っていたので、私の独りよがりではないはず。まずはありがたい!このまま暑さ収束、、、は多分ないでしょうが、ピークは過ぎたと信じたい。ちなみに二十四節気七十二候で、明日からは「天地始めて粛し(てんちはじめてさむし)」夏の気が落ち着き、万物があらたまる時期だとか。仕事は全然落ち着きませんが、気候は落ち着き始めると信じ、また一週間がんばります☆

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塩分大切

2023年08月23日 22時38分33秒 | 雑記

 猛暑が続いています。まあ今月は仕方ないとして、いつから涼しくなるのでしょうか。天気予報を見ると気が遠くなります。

「熱中症にご注意!」はもはや耳タコフレーズですが、しかし人ごとではありません。心して暑さに向き合いましょう。

 熱中症は水分もさることながら、塩分も大切。よく作っているお惣菜、元々塩分控えめにしているのですが、ふと「暑いからな。。。」と、ちょっと塩をいつもより多めに入れてみました。すると。。。。あれ?なんか美味しい??体が欲しているのですね。

 そういえば、以前東京オリンピックで、選手の食事を作っていた料理人(帝国ホテルの村上氏だったか)が、食べ残す選手が多いことから塩分を強めにしたら皆喜んで食べるようになった、という話をどこかで聞きました。体と相談しながら、食べるものも調整が必要ですね!

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休日万歳

2023年08月21日 22時55分16秒 | 雑記

 久々に連休を楽しんでおります。この夏、なぜは本当に忙しい。お盆?そんなものありました?みたいな感じで時間が飛んで行った気がします。

 そこにきてこの連休。しかも三連休!何しようかしらねえ、とウキウキ考えを巡らせた時もありましたが、いや待て、次の仕事はなんだっけ。エルガーのエニグマがあるじゃないか。。。これ、実は私は初めてなんです(有名なバリエーション、ニムロッドだけは何かのアンコールで弾きましたが)。なんだ、ゆっくり帰省ってわけにもいかないな。隣県の美術館にでも行こうかと思ったけど、あんまり疲れちゃうのもな。。。

 と言うわけで。まずは睡眠。この猛暑にも関わらず、昨日も今日も9時間寝ました。うんうん、疲れていたんだね!と、誰も言わないので自分で労う。

 そして掃除。練習。読みかけの本のページを幾らか進める。ちょっと休日らしいところで、実家に荷物を送る。友人に残暑見舞を書く。珍しくコーヒーなぞを淹れ(普段は専ら紅茶)、いつもと違う器を使ってみる。

 おお。。。。「こんな素敵なところに行ってきました!」みたいな特別な休日感は全然ないのに、なんだか不思議な満足感。書いてみるとまあ、何ということもない事ばかりですが、余裕がないと出来ないことでもあります。幸せって案外簡単なことかもしれませんね。明日は休日ラスト。相変わらず特別なことはしませんが、大切に過ごしたいと思います。

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湖のほとりで

2023年08月17日 21時42分13秒 | 山形交響楽団

 今週土曜日にやまぎんホールで行われるバレエ「白鳥の湖」のリハーサルが始まっています。以前は熱心にバレエを見に行っていたバレエ好き(観る専門ですが)なので、今から楽しみです。

 ところでオペラ公演の話をする時、決まって「粗筋だけ言うと荒唐無稽」と説明してしまうものが圧倒的に多いのですが、実はバレエもそういう面があります。バレエの代名詞であるこの作品も、愛を誓った相手を、王子は簡単に間違えてしまう。しかも悪魔の娘とです。好意的に解釈すれば「魔力にかかって騙された」と言えますが、ちょっと単純過ぎませんか?キャラクター、全然違いますよね?と言いたくなってしまいます。

 しかしそれで良いのです。なぜなら踊りと音楽が魅力的で、それ故説得力が生まれるから。オディール(悪魔の娘)はオデット(姫)と一人二役なので、当然姿形が同じなわけですが、オディールの踊りにすっかり魅了されて目が眩んだ王子は騙される。「まあ彼女になら騙されても仕方ないよね」と、観客も納得するわけです。

 東京シティ・バレエ団の公演も、きっと素晴らしいものになることと思います。ぜひ猛暑を忘れ、湖のほとりの白鳥たちに会いにいらして下さい!

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夏の読書「ドーン」

2023年08月14日 22時37分59秒 | 

 ようやくツアー公演も終わり、お盆休み。といっても3日間、しかも次の公演「白鳥の湖」の準備もあるので、ゆったりは過ごせませんが。。。ツアーで感じましたが、どこへ行っても暑い。ここは家で大人しくしているのが得策というものかもしれません。

 さて、夏といえば読書。なぜなら子供の頃から「読書感想文」の季節ですから。まあ、普通に趣味なので、もはや季節は関係ありませんけどね。しかしながら、最近忙しすぎて一向に読書が進まないのが残念なところです。

 そんな中、先日やっと一冊読み終えました。平野啓一郎氏の「ドーン」。近未来が舞台の小説なのですが、主人公が火星探査に行った宇宙飛行士で、彼が乗り込んだ宇宙船の名前が、夜明けを意味する「ドーン」なのです。

 ものすごく読み応えがありました。近未来なので、今はまだない技術なども色々描かれているのですが、「まさか」と思うことはほとんどなく、「あり得る」どころか、まざまざとそんな状況を想像できて空恐ろしくさえあります。2009年に書かれた小説ということを読後に知り、二度びっくりでした。実は主人公は、自分の幼い息子を震災で亡くしているという設定なのです。しかし今もそうですが、日本は地理的に、地震からは逃れられない。常にその可能性を頭に入れておかねばなりません。更に、当時はオバマ大統領が就任して、まだ一年も経っていない時期ですが、小説ではトランプ氏を想起させる人物が大統領選に出馬していたり、思わず唸ってしまいます。

 実はこの本、人から薦められたのですが、確かに一読の価値ありの一冊でした。正直読後感としてはややモヤモヤが残りますが。。。

 大人になって、人から本を薦められることがめっきり減りました。若い頃はあまり感じなかったのですが、小説、しかも重めの内容の小説を人に勧めるのは勇気がいるものです。自分もそうですが、相当信頼している相手でないと、そんなことをわざわざしようとは思わないのではないでしょうか。その本が気に入られないとしても、真剣にその本に向き合い、評価をしてくれると思える人にでないと、対人関係においてはリスキーですらあるかもしれません。

 ちなみにこの本を薦めてくださったのは、初めて行ったブックカフェの方です。「初対面で今後も会うかどうかわからない」人相手というのは、案外オープンにオススメできるものなのかもしれません。貴重な機会を頂き、ありがとうございました!

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旅ガラス

2023年08月08日 22時13分26秒 | 山形交響楽団

 先月末は川崎公演でしたので、先週の鶴岡公演は「鶴岡か、近くて良かった」と思ってしまっていたあたり、だいぶ感覚が麻痺している今日この頃。

 今週はなかなか大掛かりなツアーがあります。明日は会津公演、そのまま今週末土曜の大館公演のため、現地入りします。南から北へ。日本全国、どこへ行っても涼しくはなさそうですが、仕事があるのはありがたいことです。

 内容は明日はシューマンの交響曲「ライン」、しかしメインディッシュはこちらではなく、ソプラニスタ、岡本知高さんと共に織りなす名曲の数々。今日のリハーサルで久しぶりに歌声を聴きましたが、相変わらず素晴らしい!指揮は最近あちこちでご活躍の角田鋼亮氏。きっと楽しいコンサートになると思います。

 更に続く大館公演は、また別のプログラム。指揮は久々にご一緒する園田隆一郎氏、もっと頻繁に共演したいと思う指揮者の一人です。オペラに精通しているだけあり、歌心が素晴らしい。氏の「運命」がどんな感じになるのか、我々も楽しみです。仲道郁代氏の「皇帝」も期待を裏切らない演奏を聞かせてくれるかと思います。

 お盆の時期とかぶっているからか、まだお席があるようです。お忙しい折かと思いますが、ぜひ真夏のひととき、別世界にいらして下さい!

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花笠再び

2023年08月06日 23時34分48秒 | 山形交響楽団

 鶴岡公演を終え、山形市に戻ると、何やら街の人通りが多いこと。週末だから。。。ではなく、コロナ禍以後自粛されていた、街中での花笠まつりが帰ってきたのです。

 山形にきたばかりの時は、物珍しさもあり、よく見に行きましたが、元々人混みが苦手なこともあり、可能ならヘリコプターとかで上空から見ていたい、と思いつつ、遠慮することが続いておりました。「まあ、来年もあるし。」

 しかし、「来年もあるとは限らない」。それを思い知ったコロナ騒動でした。そう、いつもあるものはそう錯覚しているだけで、いつ無くなってもおかしくない。繰り返される花笠の音楽を聴きながら、そのありがたみを噛み締めたいと思います。

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タイムワープ

2023年08月03日 23時17分49秒 | 山形交響楽団

 川崎公演を終えて、すぐに鶴岡定期のリハに入っております。川崎では古楽の大家、鈴木秀美氏とのシューベルトとベートーヴェンでしたが、今回はチャイコフスキーがあるものの、近現代中心のプログラム。急なカラーの違いに目眩が。。。しかしマエストロ原田慶太楼氏の明確なタクトの下、メリハリの効いた熱い音楽が出来上がりつつあります。

 それぞれ聞きどころの多いプログラムですが、我々としてはやはり山響首席クラリネット奏者、川上一道氏のコープランドはイチオシです。氏のめくるめく表情が変化するコープランド、生の音楽の魅力を実感すること請け合いです。是非お聞き逃しなく!!

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