常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

弘法山の桜

2013年04月17日 | 季節の便り

 水仙

水仙が咲き始めると気候が安定するように思う 

 先人達の夢 

松本の新しい桜の園として、連日にぎわった弘法山公園の桜も終盤を迎えた。

この桜植樹の先導的役割を果たした松本アルプスライオンズクラブの公園清掃奉仕に参加してきた。

全山に ニセアカシアの茂る丘陵を切り開き抜根し桜の苗木を植えた。

想像を越える難工事であったという、それな強靭なニセアカシアとの戦いであった。

今でも抜き取れなかった切り株が残っていて当時の苦闘がしのばれた。

公園内は美しく清掃が行き届いていて驚かされた、桜守する町会関係者の熱意によるものだろう。

先日と同じカモシカが出迎えてくれた。

 

 

 

 

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昨年の花茎の先端が伸びて咲いた 胡蝶蘭

2013年04月16日 | 季節の便り

こちょうらん

 3年前の会社イベントの折素晴らしい胡蝶蘭の鉢をいただいた。

イベントが終わっても半年間も豪華に咲いていた。

花がすべて落ちた後、私が譲り受けることになった。

余り難しく考えず、冬の温度管理と、給水を心がけた結果、昨年は2本の花茎は立って花数はとても及ばないけれどきれいに咲いた。

今年も昨年開花しなかった鉢から3本の花茎が立ち、気温の上昇とともに順調に成長を続けていてる。

今日の胡蝶蘭はそのことではない。昨年咲いた花茎の先端が伸びて6個のつぼみがつき、その一つが開花した。直径10センチもある大輪である。

胡蝶蘭に詳しいohisamaさんによれば、通常花が終わった花茎は切り取ることが植物のために望ましいという。

さらに 昨年咲いた残り1本の花茎の途中から花茎が伸び始めたことにより、宿題が増えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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カラマツの芽吹きとこぶしの花

2013年04月15日 | 季節の便り

こぶし (辛夷)花の下に立つと芳香が降りてくる。

強い風が吹いて遠くの景色がぼやけて見えるのは花吹雪のせいかもしれない。

気温が上がって、今まで我慢していた桜が一斉に散り始めた。

多分 お城の堀の水面は風に散った花びらが覆い尽くしているだろう

こんな日は カラマツの芽吹きも辛夷の花群も朧である。

自由業になって2週間経過 あれもこれもと思うと安息というより切迫感が強くなる。

 

遠山の辛夷

 

 

 

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お花見

2013年04月14日 | 季節の便り

常念坊の雪形が降り続いた雪に消された。

今年は低温が続いて桜の花が散らないから花見の回数が多くなった。

桜の木の下で焼き肉をつつきながらという花見が減って、室内で仕出弁当で花見という省エネ型が多い。

二日続きの花見で疲れてしまった。

 

 

 

 

 

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フロンティア スピリット

2013年04月13日 | 季節の便り

荒地にタラの芽の植樹

昔々豊かだった桑畑に雑草が茂って雑木の成長も目立つ。

やがては森林に還るのだろう。

その荒地にタラの木を15本植えた。

うまく行けば2年後にはどっさり収穫できるはずである。

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さくら さくら 南橋学校址

2013年04月12日 | 季節の便り

薬師堂(旧瑞光寺)の桜

南橋(なんきょう)学校の案内板

瑞光寺は明治の廃仏毀釈により廃寺となっていたので、学制発布により臨時校舎として使われたのだろう。

私の家からはほんの庭先のような場所である。

校舎は集落の田畑に通う道路沿いにあり、図面によれば柴垣に囲まれた粗末な小屋に過ぎない。

物珍しさから村民は耕作の行き帰りに教室を覗いていたらしい。

何かの罰で、教室の後ろに立たされている腕白児童がいて、その親御さんは、大変恥ずかしい思いをしたと、つい最近まで語り伝えられた。

今でもこの付近に「(寺の)堂の上」という地名が残っている。

 

 等身大の薬師如来木像が安置されている薬師堂 春と秋に質素な例祭が行われている。

 

 

 

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花雪

2013年04月11日 | 季節の便り

れんぎょう

木瓜

少しだけ芽吹きが進んだ落葉樹の枝々に名残雪が積もって、桜の花が咲いたように見える。

花びらに遅雪を受けて、桜の花群に厚みが出たようだ。

日の出前の つかの間の饗宴である。

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バリカンの思い出

2013年04月10日 | 来し方

 みのりトンボ印バリカン(ヘヤークリッパー)

合間を見ながら、少しずつ身の回りのかた付けをやっている。

もうとっくに無くなっていると思った物が出てくると、ついそちらに気を取られてしまう。

今日のバリカンもその類である。

まして 再会の喜びの余り分解など始めたらきりがない。

まあいいか 時間はあまるほどある。

散髪は親父がやってくれた。

腕はよかったのだろう、友達のような虎刈りにされたことは一度もなかった。

しかし決して愉快な時間ではなかった、とのかく痛かったことを覚えている。

散髪の間ずっとバリカンを力いっぱい頭に押し付けられた、その痛さを虎刈りで友達に笑われる恥ずかしさに比較して涙をこらえて耐えた。

もう一つの原因は刃が切れなくなって、髪の毛を引っ張らた時である、1本の毛が抜かれても痛いのに、数本が一時に引き抜かれる痛さは想像を絶する。

親父は道具にこだわって、職人が使うバリカンを専門店で調達しとても大切に扱っていた。

分解してみた、医療機器と同じで、1丁々職人の手作りであることは間違いないと思う。

手に握って動かしてみた、思ったより力がいる、握った時と同様、離した時も切るために固めのスプリングが必要だったのだろう。

これでは頭がひりひりするほど押しつけられても仕方がない。」

 

 

 

 

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焼却作業

2013年04月09日 | 季節の便り

 ヤマエンゴサク

 庭木の刈り込みくずや剪定枝 畑に侵入して伐採した竹など燃やしたいものが随分たまってしまった。

ほっていけば、いずれ土にかえるものばかりだけれど、時間もあることだし思い切って焼却することにした。

訳を話して消防署の許可をもらった、ただし「風が強かったら延期してください」という制約がつく。

早朝5時30分、無風である。

いくつかのバケツで水を運んでから  前日集めた焼却物に火をつけた。

竹材がびっくりするような破裂音を立てて、勢いよく燃えた。

2時間ほどで一山もあった枝がきれいに燃えて、わずかな灰が残った。

土手にヤマエンゴサクが咲いていた。

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野の野菜

2013年04月08日 | 季節の便り

 ヤブカンゾウ(トテコッコ)と花の咲いたフキノトウ

畑作業の帰りに、藪カンゾウの新芽と、花が咲いたフキノトウを摘んできた。

当地ではヤブカンゾウはもっぱら山羊の餌で、これを人が食べる習慣はなかった。

フキノトウの花が咲いたものは、誰も見向きもしないから、土手に鎌で刈り取るほど伸びている。

過日ある温泉宿で、この二種類の野草を、ゆがき酢味噌和えにした「ヌタ」がとても美味しかった。

調理法はいたって簡単である、女将のレシピ通りにサット仕上げた。

出来栄えは旅館料理に勝とも劣らない。

甘草(カンゾウ)という名前を納得させる、上品な甘みがあった。

山菜類はいくらおいしくても、食べ過ぎてはいけないとは、女将のきつい戒めである。

 

 

 

 

 

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