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野の野菜

2013年04月08日 | 季節の便り

 ヤブカンゾウ(トテコッコ)と花の咲いたフキノトウ

畑作業の帰りに、藪カンゾウの新芽と、花が咲いたフキノトウを摘んできた。

当地ではヤブカンゾウはもっぱら山羊の餌で、これを人が食べる習慣はなかった。

フキノトウの花が咲いたものは、誰も見向きもしないから、土手に鎌で刈り取るほど伸びている。

過日ある温泉宿で、この二種類の野草を、ゆがき酢味噌和えにした「ヌタ」がとても美味しかった。

調理法はいたって簡単である、女将のレシピ通りにサット仕上げた。

出来栄えは旅館料理に勝とも劣らない。

甘草(カンゾウ)という名前を納得させる、上品な甘みがあった。

山菜類はいくらおいしくても、食べ過ぎてはいけないとは、女将のきつい戒めである。

 

 

 

 

 

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