雪割草
昨年12月末の満月を追いながら、あと三回の満月を迎えると春が見えてくると心待ちしていた。
その1回目 1月の満月が終わって新月に移り、昨日ようやく鋭く尖った三日月が西の空に現れた。
今月の末に二度目の満月を迎える。
月齢を追うように、一歩一歩確実に進捗が実感できる未来を、手の届く未来と呼ぶことにした。
雪割草の堅い蕾が割れて、日々成長し、やがて咲く花を待つのも、手の届く未来といえる。
4月から生活環境が大きく変わるので、手が届く未来を追いながら、手堅く纏めたいと思っている。
特別な才能はないのだから、進む距離は使える時間に比例するのだが、確実に手の届く未来の何と多いことか。
選択を間違えたら自爆する。