常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

虫たちの予知

2013年02月07日 | 季節の便り

カマキリの巣

 

強い南風が吹いて雪解けが進む。

ポポウの枝先に産み付けられたカマキリの巣が揺れている。

カマキリは冬の降雪量を予知して、巣作りの高さを決めるという。

本当かも知れないし、人間の思い込みかもしれない。

厳寒期にカマキリの巣を握ると暖かさを感じるのは、巣材の優れた断熱効果によるものだ。

仮に雪に埋もれたとしても、それが卵の死滅に至る程のダメージになるとは思えない。

人間をはるかに凌駕する、高度な仕組みを駆使して昆虫たちは、しぶとく生き延びてきた。

春一番が吹いてまた季節が動く。

 

コメント
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