短日のススキ
枯れた尾花がフワフワと逆光の中に輝くと、どこか郷土玩具にみたススキのミミズクを思った
そこに、社のケヤキの古木の洞にミミズクが巣作りして、白い綿細工の様な雛が顔をのぞかせていた景色が重なった。
「ススキのミミズクの作り方」で検索したところ写真入りでヒットした、これなら時間をかければできそうだ。
近いうちにここからススキのミミズクが巣立つかもしれない。
先日 メス雉が一羽我が家のビニールハウスに迷い込んだ、捕獲しようと入口を締めた、袋のねずみならぬ、フクロの雉である。
徐々に隅に追い詰め、シメタと手を伸ばした時、ビニールシートの継ぎ目の小さな隙間に首をつっこみ力いっぱい羽ばたいた。
するとビニールシートを固定している器具が外れて、雉は空高く舞い上がり視界から消えた。
捕まえて別にどうしようと云う訳でもなかった、ただ無性に野生が騒いだ、。