或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

安福亭

2011-04-26 05:41:48 | 600 グルメ
先週の後半は新潟県長岡市への出張。今年初めてだったということで、大雪が積もった冬の長岡を未だ知らずじまい。広島出身の自分には想像ができない世界らしいから、いつかはと思いつつも、できれば避けたいとも思っていたりして。確かに上越新幹線の越後湯沢駅を過ぎる頃から辺りが雪一色に変わったので、さすが豪雪地帯なんだなと納得はしたけど。

もちろん長岡にはもう雪はなく、ちょうど桜が満開だった。広島が4月第2週だったら、2週間遅れということか。車でいろいろと周ったのだけど、車中から眺める桜のおかげで気持ちが和んだかな。それで2日目の昼どき。一緒に出張したメンバーが先に帰るので長岡駅まで送っていった。思い出したのがその中のひとりの言葉。「駅から少し先に有名なラーメン屋がありますよ。」

そのラーメン屋が背脂系と聞いて興味を持っていて。というのも、これまで長岡市で生姜醤油系、新潟市で薄醤油系の2種類は経験していたけど、燕・三条市が発祥と言われている背脂系は食べたことがなかった。ひとりだし、車だし、昼食にピッタリじゃないかとラッキーな巡り合わせに、これを逃す手はないなと。長岡駅から車で走ること約2~3分。お目当ての看板を発見。

そのお店は安福亭。外観的にはごく一般向けのラーメン屋という風情で、とりたてて有名店の雰囲気は感じなかった。中に入ると長岡ではおなじみの食券販売機が。お腹が空いていたのでラーメンと半ライスを注文。席は8割ぐらい埋まっていた。しばらくするとお目当ての背脂系が登場。まず見てビックリ。麺が太くて思いっきり縮れている、しかも量が超大盛り。

トッピング用に用意されている白ネギをたっぷりふりかけて、いざひと口。なんか味が薄い。チャーシューも同じ印象。麺の食感はまずまず。最初は半ライスを注文してミスったかなと思ったけど、しつこい脂の口直しにちょうど良かった。時間がなかったこともあり、麺を半分ぐらい食べた時点でタイムアウト。悪くはないのだけど、なんか体育会系向きだったかなと。