或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

ひるがお

2010-11-26 06:00:46 | 600 グルメ
先週の出張の時の話だけど、幕張メッセで開催されていたイベントを見学するため、とりあえず東京駅周辺でカバンと四輪キャリーを一時的にどこかで保管しておく必要があった。もちろんそれはコインロッカーしかないのだけど、八重洲近辺が工事中で、かなり利用が制限されていて。中央口にあるのはあったのだけど、容量の少ない小型タイプのみ。これには困った。

結局北口に行ってみても小型タイプのみ。半ばあきらめムードの中、折り返して南口へ行くと、ようやく中型と大型が見つかって。もしあそこになかったらと思うとゾッとするけど。とりあえず保管場所が見つかったので一安心。それじゃ昼食をと地下街に入ると目に止まったのが東京ラーメンストリートの案内。「こんな所にラーメン横丁か、こりゃ食べるしかないな」と即時直行。

人が並んでいるので直ぐに分かったけど、問題はどの店に入るか。こんな場合、伝統的な老舗に入るのを常としているので、行列が最も長かった塩ラーメン専門店の「ひるがお」に決定。なんて決めておいて、いつ頃から塩ラーメンを食べるようになったのか自分自身で疑問を持ったりしたかな。学生時代によく食べた”サッポロ一番”も塩じゃなくて味噌だったし。

広島では豚骨醤油の広島ラーメンと豚骨の博多ラーメンの2つが中心で、味噌ラーメンも少数派、塩ラーメンなんてほとんどメニューになかった。それがポツポツと塩ラーメンを売りにする店が出始めて。特に女性にはヘルシーなイメージが好評で、自分の娘も最近よく食べているらしい。そんな状況の中で有名店の塩ラーメンを一度食べてみたかったという思いがあって。

混んだ店内で待っていると出てきたのが写真の塩玉ラーメン。まずはスープ。なかなか奥深い。鶏や魚介系が複雑に入り混じっているのだけど、その中ではホタテの風味がやや強いかなといった印象。全体としてはとても優しい品格のあるテイスト。なるほどねと納得。なんでも「せたが屋」という店の系列で、都内に姉妹店がいくつかあるとか。ニューヨークにも「せたが屋」の支店が2店舗あって、イーストビレッジ店の塩ラーメンが人気で、地元紙のベストオブニューヨークに選ばれたとのこと。


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