或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

診断士更新ポイント取得完了

2009-07-14 06:30:55 | 100 中小企業診断士
今日は久しぶりの診断士ネタ。前回の記事が2007年7月だから、ちょうど2年ぶり。振り返れば2006年10月に診断士の資格登録をしてからというもの、自分は診断協会に入会していないので、年に夏と秋の2回開催されている半日レベルの更新研修に出席するのが唯一の資格に関連したイベント。ということで7月4日に広島では1回目が開催されたので参加してきたけど。

会場に入ると登録前に実務補修で一緒に活動した仲間に出会い昔話に花が咲いたのだけど、話題にあがるのは決まって登録更新の話。法改正により2006年から更新要件が厳しくなり、5年間で更新研修を5回受講することに加え、実務従事ポイントを30点以上獲得する必要がある。このポイントの獲得基準がとても厳しく、原則としてクライアントに出向いてコンサルの仕事を1日やらないと1ポイントもらえない。もちろんクライアントによる実施証明が必要。セミナー講師とかは対象外なのもつらい。

これってコンサルで飯を食っている人にとってはなんでもないけど、企業に勤めているサラリーマンにとっては酷な要件。だって開業して活動しないと簡単にクライアントは見つからないから。そのために診断協会がやっているのが診断研修。これを受講すればポイントはもらえる。ただし費用がかかり、30ポイント獲得するためには30万円以上はかかるはず。しかしなあ、クライアントから金を貰うんじゃなくて金を払うのって、なんかヘン。休眠制度を利用するという手もあるけど屈辱的だしなあ。

それで自力で必ずポイントを取得してみせると意気込んで、名刺やHPを作って地元の商工会議所に入会しコンサルの活動を開始したのが2007年の暮れ。だけどセミナー講師の依頼はあっても、チラシを配ったりしたものの肝心のクライアントからの依頼はなかなかなくて。明るい兆しが見え始めたのは昨年後半から。依頼がポツポツと来始めて。平日の夜とか土日を使って活動し30ポイントをようやく達成したのが先週の金曜日。有給休暇を使ってクライアントに出向き業務改善指導を丸1日実施。

いや、嬉しかった。ついにやったぞと。登録から2年半での達成。登録更新要件のクリアが確実になったことも嬉しいけど、それを目標に頑張った結果としてコンサルの活動が軌道に乗ってきたことがもっと嬉しい。なんかようやくプロらしくなってきた気がして。これからは気を緩めずに着実に活動を拡大して、定年前にあわよくば独立したいところだけど、どうなることやら。

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2 コメント

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おめでとうございます! (とど)
2009-07-14 16:41:50
時折 息抜きなどもされながらも、着実にここまで達成されていたんですね。ソンケーです。
これからも頑張ってくださいね♪
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応援ありがとう。 (ハンコック)
2009-07-15 06:06:29
しかしねえ、ヘンな法改正だよね。いわゆるペーパー診断士を減らすのが目的らしいけど。それなら商工会議所とタイアップするとか、国がキチンとした支援策を出すべきだと思うけど、クライアントと診断士がWinWinの関係になるように。

なんてグチってもしようがないか。その法改正のおかげで起業してコンサルの活動を始めた訳だし。
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