或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

蒼園

2013-06-26 05:23:24 | 900 その他
甥の結婚式で名古屋へ行った時のおまけ話を。出張でいつも使っているのはリクルートがやっている旅行のポータルサイト「じゃらん」。空いているホテルがすぐに分かってとても便利。それと宿泊するとポイントが貯まるし。だけど普段は出張にしか使わないからポイントを捨てることが多い。今回は久しぶりにプライベートで利用。宿泊したのは名古屋伏見モンブランホテル。

ちょうどポイントが7,800円分貯まっていて、ホテルの料金が税込みで7,800円。こんな偶然もあるのかとビックリしたけど。場所は伏見の交差点から南へひとつ筋を入ったところ。ホテルは想定通りで、狭いけど自分好みのスッキリ系でモダン。朝食も美味しくて、なかなか良かった。それでホテル周辺を歩いていてふと気づいたことが。この辺りって、なんか懐かしいなと。

しばし遠い過去の記憶を探り、かすかに思い出したのが、かつて学生時代にバイトをしていた喫茶店「蒼園」。確かこの付近にあったはずだと。チェックアウトをする時に尋ねてみると、「つい最近まで”リストランテ蒼園”というイタリアンレストランがありましたけど、韓国料理屋に代わってますね」との回答が。教えてもらった場所へ行ってみると、だんだんと記憶が戻ってきて。

「そうそう、確かにここだよ、このぐらいの間口だった」と懐かしさがこみ上げてきて。今はどうか分からないけど、当時は席数で言えば30ぐらいはあったかな。もちろん喫茶店としては大きかったと思う。友人からの紹介でバイトを始めたのがいつだったかは憶えていないけど、500円という当時としては肉体労働を除けば最高レベルの時給に惹かれて。いや、楽しかった。

オフィス街なので、昼休みにOLが大勢でよく来ていたなあ。休憩時間にはカウンターの奥に隠れて座ってドリンクを飲ませてもらったし。そうそう、無料で昼食の弁当も付いていた。慣れてきてダラダラしていたらチーフから説教を受けたこともあったし。なんてことが次々に脳裏をかすめて。あれから30年以上経った同じ場所に自分がいる。なんだか妙にドキドキしたかも。

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