或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

The liaison capitol hill

2011-12-20 05:46:12 | 870 米国紀行
米国旅行の現地3日目は、早朝にホテルを出て、フィラデルフィアを後にアムトラックで次の目的地であるワシントンDCへ。いや、それにしても、前の晩のジョアンナ・パスカルとの出会いと素晴らしいライブが脳裏をかすめて、車中でもずっと夢心地が続いてなあ。だけど興奮しっぱなしだったためか、酒はたくさん飲んだのに食事をろくにしておらず少々二日酔い気味だった。

ワシントンDCで宿泊したのが、「The liaison capitol hill」というワシントン・ユニオン駅に程近いホテル。立地が良く、1泊135ドル(日本円で約1万円)という料金で、あまり期待はしていなかったのだけど、受付のホテルマンの態度がまるで違っていた。トム・ハンクスに少し似ていた彼の説明の礼儀正しいこと。日本でもなかなかお目にかかれないくらい教育が行き届いていて。

部屋に入るとこの料金でこの雰囲気かよと驚くばかりの広さと雰囲気の良さ。ベッド、テーブル、洗面所と、どれをとっても洗練されたモダンなセンスが感じられる。1泊だけなのが残念だと後ろ髪を引かれるくらい。ニューヨークの「Clarion Hotel」は、悪い意味での別格として、フィラデルフィアの「Club Quarters in Philadelphia」と比べても、とても同じ料金と思えなかったなあ。まあ外国人が東京へ来たらホテルの狭さに驚くだろうから、ニューヨークのホテルを悪く言うのは筋違いかもしれないけど。とにかく今回の旅行で利用したホテルの中でベストだったのは間違いない。

今回の旅行においてホテルの予約では、フランス旅行や英国旅行の時にも利用した"booking.com"と、新たに"Hotels.com"とを併用したけど、料金的にはほぼ両者は同じで、全社が現地払いに対して後者は予約時払い。後々で面倒なことになるのが嫌だったら後者の方が使い易いかもしれない。今思えば、キャンセルが効かない格安プランを選んでも良かったとは思った。

しかし毎日の移動はさすがに疲れた。結局連泊したのは最初と最後のニューヨークだけで、フィラデルフィア、ワシントンDC、タングルウッド、ボストンと、アムトラックやレンタカーによる連日の移動と観光は、ジジイになった自分にはずいぶんきつかったような。


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