或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

Legal Sea Foods

2012-06-18 06:05:24 | 870 米国紀行
米国旅行5日目の午前中に、イザベラ・スチュワート・ガードナー、そしてボストンと午前中に2つの美術館を訪問した後、ダウンタウンでランチを。ボストンと言えばシーフードが有名。ということで事前にネットでいろいろと調べたところ、様々なシーフードレストランがあり迷ってしまった。魚だと瀬戸内海の生きの良いのを常々食べているので、ここはロブスターに狙いを定めて。

店を選ぶ決め手になったのが場所。荷物を預かってもらったレンタカーの営業所と同じビルに「Legal Sea Foods」のチェーン店があることを発見。これで決まり。この店は、日本で言えばファミレス的な存在で、カジュアルで価格もリーズナブル。席に通された後ですかさずメニューをチェック。するとありました、ロブスターが。そこで定番の1匹まるごとボイルを注文。

白ワインを飲みながら、この店のウリであるクラムチャウダーを楽しんでいると、ウェイトレスが茹で上がった真っ赤なロブスターを運んできてくれて。「うーん、これだよ、これ」とうなづいた。それからは、しばし至福の時間。とにかく身が厚くて歯ごたえがある。殻から身離れが良いのは新鮮な証拠。オイルのお味もバッチリ。ついてきたパンとサラダで量的には十分過ぎるくらいだった。

ウケたのがその後。上着を着て銀縁のメガネをかけた自分と同い年ぐらいの中年男性が独りで店に入ってきて自分から少し離れた席に座っていた。どうみても日本人。その彼が注文したのが自分と同じロブスター。やけにカメラで写しているなと思っていたら、今度は料理を運んでくれたウエイトレスに頼んで、食べているところを写してもらっていた。これにはビックリ。

周囲から、そんな彼と同類と思われているのだだろうなと感じて若干嫌な気分になったけど、そこはオヤジ。「まあ、日本人が初めてボストンに来たら、考えることは一緒だよな」と開き直った。とは言え、お目当てのロブスターを十二分に堪能できたという満足感いっぱいで店を出たけど。振り返れば、今回の旅行でニューヨークの寿司と並ぶ贅沢な食事になったかな。


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