或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

NY回顧(4)[ジャズクラブ]

2005-08-20 06:53:34 | 800 観光
私にとってニューヨーク観光の目玉は、やっぱりジャズクラブ。もう行く前から胸がワクワク。結局一晩で「ビレッジ・バンガード」と「スイート・ベイジル」の2軒をハシゴしました。

話は変わりますが、ジャズのコンボ(少人数)演奏を聴くときは、できるだけジャズクラブと決めています。というのもホールだと会場の音響とかPAの問題で失望して帰るケースが多いから。ですから当時本場のジャズクラブにはすごく期待してました。

「ビレッジ・バンガード」で聞いたのは、ピアノのケニー・カークランドのバンド。演奏そのものは良かったのですが、PAがイマイチ。特にピアノの音が痩せてて、ちょっと拍子抜け。その意味では「スイート・ベイジル」の方が良かった。でもここはゲテモノビックバンドが出演していて、音楽的にノー。

まあ期待が大きすぎたのせいもあるのですが、東京と比べて値段が安いこと以外に特にいいところなし。逆にPAのレベルは低いぐらいで、ちょっと不完全燃焼でホテルに帰りました。

盛り下がってもしょうがないので、「ビレッジ・バンガード」でのライブ盤を紹介しておきます。最近では日本人で女性ピアニストの大西順子のものもあったりして、相当数出ていますが、今日はジョン・コルトレーンの「The Master Takes」(1961年)と、その中でピアノを弾いていたマッコイ・タイナーのコルトレーンへのトリビュートアルバム「Plays John Coltrane」(1997年)の2枚。

前者の“Impressions”はよく聞いたしよく弾いたなあ。この曲のリフを聞くたびに熱くなります。後者は同じ場所で36年という年月を経たピアノトリオの演奏。マッコイの気持ちを思うと感慨深いものがあります。ある時期コルトレーン教に入信していた者として、3曲目の”Crescent”を聞いた時は涙が出そうになりました。

The Master TakesThe Master Takes

McCoy Tyner Plays John ColtraneMcCoy Tyner Plays John Coltrane

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいな~・・・ (Musicman)
2005-08-20 09:37:37
本場NYでジャズが聴けるなんて、羨ましいですねー。

9.11の時は格別な想いが巡ったのでは?

その9.11も間もなくやってきますね。

私も格別な想いがあるので、その日はブログにアップする予定です。

お楽しみに・・・とは言えないシリアスな話ですけど・・・。
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鋭いですね。 (ハンコック)
2005-08-21 07:57:19
実は、このNY回顧の中にあります。

あの世界貿易センタービルの写真が。

メインではありませんが記事にする予定にも。



でも今年の9.11とは結びついてなかったです。

気づかせてもらってありがとう。

私も記事は9.11にアップしたいと思います。



Musicmanさんの記事も楽しみにしてますね。

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2005-09-09 22:24:48
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