或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

挙式

2013-03-03 08:14:35 | 880 ハワイ紀行
ハワイ2日目は、いよいよ娘の結婚式。なんかねえ、旅行の準備や移動でドタバタしていて、じわじわ感がまるでなかった。前日に購入したアロハを着て、これまた事前に日本でネット購入していたアイボリーの革靴をはいて、結婚式が行われるホテル、モアナサーフライダーに着いたのが10時ギリギリだった。しばしソファに座っていると会場へ移動するようにとの指示が。

長い通路を通ってダイアモンドウイングにある「ザ・モアナチャペル」へ。そこで挙式の段取りをウェディング会社のコーディネーターの女性から説明を受けて。ビデオ撮影ばかりしていたら、「後でしっかり撮れますから」と注意されたりもして。「娘さんをエスコートしてゆっくり歩いてくださいね、ドレスの裾を踏まないように」と言われたぐらいから、少しずつ緊張してきたような。

待っていると、ドアの向こうから新郎新婦が入ってきて、みると娘の目元に涙を拭いた後が。カミさんと話をしている途中に涙が再び溢れ始めて。これにはさすがにぐっときたかな。ハワイには結婚式のために来たんだと実感した瞬間だった。急に緊張が高まったら、もう本番。指示通りにゆっくりとバージンロードを歩く。娘と腕を組むのはおそらく初めてだったかもしれない。

壇上に上がる手前で娘を新郎へ引き渡して自分の仕事は終了。日本語を流暢に話す白人の牧師の言葉をうっとりと聴きながら、指輪の交換や宣誓とか、儀式を神妙に見守った。それが終わるとダイアモンドローンと呼ばれる庭に出て写真撮影。ここはワイキキビーチにつながっているので景観が最高。雨季特有の弱い雨が断続的に降ったけど、これもご愛嬌だったな。

なんだかねえ、異国ということと、撮影しなきゃいけないというカメラマン意識もあって、イマイチ没頭しきれないまま挙式が終わったって感じ。でも、新婦の父が感激しすぎて涙を流すというのも情けないし、逆にそれで良かったかなとも思う。今振り返れば娘との楽しい生活が走馬灯のように脳裏をかすめて懐かしい。そのうちじわじわと寂しさを感じるのかもしれないなあ。


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2 コメント

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おめでとうございます (ワルツ)
2013-03-05 15:23:44
ハンコックさん、ご無沙汰しています。ワルツです。
娘さんのご結婚本当におめでとうございます。
とてもお幸せそうですね。
ハンコックさんのシャイな日記をしみじみ、そして古い友人の様な気持で嬉しく読ませていただきました。
娘さんのウエディングドレス姿、お美しいです。
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ありがとうございます (ハンコック)
2013-03-06 06:07:48
ワルツさん、本当にご無沙汰しています。
祝ってくださってありがとうございます。
娘が結婚するのって複雑ですね、嬉しいやら、寂しいやらで。
娘のウエディング姿には、親ながら綺麗だなあと見とれてしまいました。

恥かしながらブログはもう完全に防備録化してます。
ちょくちょくお邪魔していた頃が懐かしいです。
また来てくださいね、楽しみにしています。
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