或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

いろりあん

2015-08-01 07:47:02 | 800 観光
今週は火曜日から木曜日まで新潟県長岡市へ出張。いつもは朝から夕方までびっしりスケジュールを入れるのだけど、今回は火曜日と木曜日に大事な打ち合わせが午後からあるだけで、水曜日は午前中に1本だけ。どうせ泊まるなら、たまには温泉にでもつかってゆっくりできないかなと出張する度に思っていて。そんなところにたまたまチャンスが巡ってきたって感じ。

とりあえず“じゃらん”でサーチしてみると、新潟県も東西南北いろいろ温泉があることが分かって。なにせ一人なので立派なホテルとかは気が引け、こじんまりした宿にしたいなと。ターゲットとして定めたのが南魚沼の温泉宿。ここだと、別の記事にする予定の小千谷と同じ方角なので、そこのプチ観光の後の宿としてはちょうど良いかなと。それからさらに宿の絞り込みを。

決めたのが“こころころりん山の温泉宿「いろりあん」”。だけど火曜日にいざ予約しようとすると、前日には予約できないシステムになっていた。しまったと思ったけど後の祭り。仕方なく旅館へ直接TELすると、1泊2食付きで1万1千円とのこと。ネットだと9 千円だったよなと、ちょっと悔しかったような。まあ十分にリーズナブルだけど。この時点では土地勘がまるでなかった。

当日16時過ぎに宿へ到着。玄関に夏休みの子供狙いの看板が立ててあった。カブトムシ等の昆虫採集やホタル見物等、夏山にふさわしいキャンペーンが。部屋はシンプルな12畳の和室で洗面台とトイレ付き。露天風呂を楽しもうとすぐに1Fへ。浴室へ入ると、なんと客は自分だけ。緑に囲まれた野山を眺めながらの温泉は心身共にリラックスできて最高だった。

その後がお待ちかねの夕食。他に客が4、5組いたけど、登山客のグループや若い女性3人組等々。料理は山菜が中心で、お造り、岩魚の塩焼き、しゃぶしゃぶ等が折り込まれて。地ビールの後は、5種類の利き酒を注文。すっかりほろ酔い加減になった後で、再び露天風呂へ。翌日もコシヒカリを釜で炊いたご飯が美味しかった朝食の前後に。いずれも客は自分だけで完全な貸し切り状態。なんか贅沢だったなあ。ということで、ちょっと思考を凝らせば出張をもっと楽しめると実感したかな。