或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

Tacos de Carne Asada

2014-07-19 01:28:27 | 600 グルメ
木曜日にメキシコの都市NO.3のモンテレイ(Monterrey)で仕事を済ませた後、夕方のフライトで、今回の出張における最後の仕事場であるロスへ移動しようとユナイテッド航空のチェックインカウンターに並んだものの、何故か受付での客のさばきが遅い。まあメキシコだからしようがないかと諦めつつも、20分ぐらい経ってようやくカウンターから声がかかって。

手続きをしている係員のおじさんから、「1時間半ぐらい遅れそうです」とのコメントが。ヒューストンで乗り継ぐので、ひょっとして乗り損ねるかもしれないと不安になったけど、その便も同じように遅れるとのことで一安心。焦っても仕方ないと、ゲートの傍にあるレストランに入り、ビールを飲みながらぐだぐだしていると、同行者から「フライトがキャンセルになったよ」との情報が。

「おいおい、マジで?」と泣きそうになったけど、こればっかりはねえ。悪天候による機体の配備に問題が発生したとのことで、ユナイテッドがフライトを変更してくれたもののホテル手配のサービスはなし。すぐに現地の駐在員に電話して、空港近くでその晩の宿を予約してもらった。このパターンはこれで2度目。重い足取りでタクシーに乗り、ホテルでひと晩を過ごし空港へ。

早朝にモンタレイからメキシコの都市NO.2のグアダラハラへ移動し、今は空港内のレストランのテーブルに座っている。4時間ぐらい待ったあげくにロスへ出発するという最悪の接続だけど、これしかなかったというのがユナイテッドのおねえさんの言い訳。だましだまし時間が過ぎるのを待つしかないなと、朝からビールを飲みながら、今回の出張で初めてタコスを注文。

メニューの最初に載っていたので選んだのが“Asada”。小さくカットされた牛の焼肉と玉ねぎ、そして食べて分かったけど、パクチーがトッピングしてあった。これが美味しくて。パクチーが意外に気にならない。調べると、この正式名称”Tacos de Carne Asada“がタコスの中でも最もポピュラーらしい。メキシコ出張の最後を飾るにふさわしい食べ物だったかも。