或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

四十九日

2013-05-26 06:43:05 | 900 その他
昨日はカミさんの四十九日の法要。オフクロの時もそうだったけど、銀行だとか、いろんな手続きをやっているとあっという間に来てしまうって感じ。今回は納骨も一緒ということで、雨だけは避けたいなと思っていたらなんのなんの。当日は快晴で、まだ5月というのにほとんど初夏の陽気。しかしこの時期ってこんなに良かったっけ?と思えるくらい晴天が続いている。

今回の四十九日はカミさんの親戚が中心。名古屋から早朝に出発してもらい、法要が始まったのが11時。浄土真宗の阿弥陀経を住職の後からたどたどしくも唱えている自分がいる。後で話題になったのが浄土真宗の宗派。義兄は大谷派で、三重県出身の義姉は自分と同じ西本願寺派。まあ同じ西本願寺派でも、作法が異なるし、地方によって風習も違ったりするけど。

四十九日が終わるとすぐに墓所へ移動し12時からは納骨を。途中のスーパーで献花を沢山買いすぎたかと思ったけど、実際に飾ってみるとちょうど良かった。ちょっと地味かなとも思ったけど、自分の趣味が反映されていて、その渋さに納得。僧侶も「お花が綺麗ですね」と褒めてくれたし。カミさんの遺骨を一番右奥のオフクロの左側に。終わった後で何かしら安堵したかな。

納骨が終わると皆で食事へ。場所は西区の高台にある和食の「巌遊庭」。名古屋から来た親戚に広島らしい店を楽しんでもらおうと。といっても料理ではなく展望の話。案の定、海や街を眼下に見下ろせる感覚は初めてだったらしく、とても喜んでもらえた。喜んでもらえたと言えば、カミさんの歴史を辿る写真の鑑賞会。自分のPC、プロジェクタ、スクリーンを持ち込んで。

カミさんの遺品の仕分けがようやく終わり、結婚式以降の写真を年代順に整理し終えたのがつい最近。それを先週の休みにスキャナで画像として取り込んでおいた。その中で懐かしかったのは新婚旅行。二人とも若かったなあと。色が褪せているせいもあってか30年という月日の経過がしみじみ伝わってきて。今年2月に娘の結婚式で再訪しただけに感慨はひとしおだった。