或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

IPPUDO NY

2012-07-25 05:46:13 | 870 米国紀行
今日は、昨年の米国旅行の番外編。最終日のNYでは、ボストンで昼食にけっこう美味しい和風ランチを食べてから数日経ったということで、シメにラーメン屋にでも行こうかと。渡航前にネットで調べると、NYにも博多ラーメンの一風堂ができて大繁盛しているとか。他に食指が動く店がなかったので、話のネタにとわざわざ5番街から地下鉄に乗ってイーストビレッジへ。

昼の2時半ぐらいだったと思うけど、店の中へ入ると、そこはウェインティグルーム。ざっと見回しただけでも30人ぐらいはいたかな。皆席が空くのを待っていた。日本人が多いかと思いきや、まさに国籍のカオス状態で、東洋人は中国人と韓国人がほとんど。残りは白人。驚いたのはカップルが多かったこと、それも旅行客の。おいおい、観光名所になっているのかよ、ここは。

それから待たされること3、40分。ようやく店内へ案内されて。暗めの照明の中に赤と黒のツートンカラーの内装が施され、竹の造形の大きな飾りが随所に配置されていた。日本で言えばエスニック料理店という雰囲気。受けたのはウェイターのほとんどが白人で、しかも日の丸のハチマキをしていたこと。なんか可愛かったなあ。彼らに紛れて日本人も数名はいたかな。

メニューをチェックすると、ラーメンが約15ドル。おいおい、やたら高いなと愚痴をこぼしながら、これもNY価格なんだろうなと諦めてビールと一緒に注文。それから周囲をキョロキョロ見廻していると、けっこうビジネスマンの一人客も多かったりして。難しそうながら、皆箸を使って食べている。彼らはきっと常連客なんだろうな。そうこうするうちにラーメンが到着。これがねえ、日本の一風堂とほぼ同じ味。違いはチャーシューとかの具がやけに小さかったり少なかったり。日本ならクレームがつくレベル。

とは言え、久しぶりのB級日本食に満足しながら店を出たかな。あえて遅い時間を選んで店に入ったけど、あんなに混んでいたとは。これが昼時だったらと思うと恐ろしい。まあ、海外へ日本の有名店が出店してくれるのは嬉しいことなのだろうけど。