或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

THE WALL

2011-05-02 05:58:45 | 900 その他
先週の金曜日はGWの初日。前日遅くまで仕事をしていたので体はクタクタ。今思えば朝風呂に入ってリラックスしたのがウラにハマるプロローグだったのか。その日の昼から会社の部下の結婚式に出席するために準備を始めたのだけど、白のネクタイが見つからなかったり、祝儀袋の買い置きがなくなっていたりでテンヤワンヤ。駅まで行きながら電車に乗れなかった。

結局カミさんに市街地まで車で送ってもらうことに。困ったのは来賓としての祝辞の練習。原稿は作っておいたものの電車の中で練習すればと考えていたのでせずじまい。式場は広島市のど真ん中にある「THE WALL」。娘からの情報によれば、わりと最近オープンしたとのこと。入口の間口が狭く、歩道を歩いていても、ここが結婚式場とは誰も思わないぐらいの感じ。

館内に入って案内されたのが待合室。やはり狭い。ただし黒を基調とした落ち着いたセンスはなかなかなもの。それから最上階のチャペルへ。ここも狭い。式が終わると披露宴会場へ。ここがスペース的には最も広かった。座席表を見ながら数えてみると、当日の客は65名。通路のスペース等を考慮すると、おそらく40~50名程度がこの会場にはベストなのだろうなと。

にわか暗記にしては我ながらそつなくまとめたと自画自賛の祝辞が終わればこっちのもの。後は着飾った女性陣をチラ見しながら酒を飲んで料理を楽しむだけ。直前に顆粒のウコンを飲み準備万端。GWに入った開放感も手伝って、酔うほどに気持ちが良くなってきて。友人の挨拶に涙を流す若い新婦の横顔を見ながら、かつてそんな時代があったかなあとしみじみして。

帰宅してから食べたのが、引き出物として持って帰った”りんごのバームクーヘン”。これが想像以上に美味しかった。正直なところ嬉しいサプライズ。スタッフのこういう気遣いの積み重ねが口コミで伝わって式場の人気に影響してくるのかもしれない。