或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

N700系

2010-11-21 07:46:56 | 900 その他
転職してから半年が過ぎようとしているのだけど、変化として大きいのは出張が増えていること。自分の場合は広島空港から自宅が遠いし、逆にJRなら最寄の駅まで歩いて10分強なので、おのずと交通機関としては飛行機ではなく新幹線ということになる。主要都市への所要時間も、東京まで4時間半、大阪まで1時間半と、昔よりだいぶ短縮されているのも大きい。

極めつけは電源設備の充実。最近では2007年に登場したN700系が主流となっていて、全ての車両の窓側の席にコンセントが備えつけられている。これはありがたい。移動時間にPCで存分に仕事がこなせるから。予備のバッテリーを2本も帯同していたのだけど、これが重くて。それとハンディタイプのハードディスクに入れた映画を楽しむようになってから、さらに快適に。

切符を予約する時はE席を必ず指定するようにしている。窓側の席は3列側がA席で、2列側がE席。トイレとか行くのにも2列の方が断然便利。それでこの間の東京出張の時の話。広島駅でエスカレータを登る時に確認すると車両は16号車。おいおい、やけに遠いなと。ホームに上がり四輪キャリーを引っ張っていくと、なんと最前列の車両。16両編成だと初めて知って。

サプライズはその後。新幹線がホームに入ってきて車両に乗り込んで座席を確認すると、なんと最前列だった。これが15番E席。車両や座席について無知だったことをやや反省したりして。さらに驚いたのは、座席の前に備えられていたテーブル。これが広い。おそらくN700系だからだろうなと。スペースも十分確保されていて、とにかくビジネス空間として十分な広さ。

なんて話はどうでもよくて、乗っている間じゅう脳裏をめぐったのが、子供の頃に遊園地で乗った電車のこと。最前列というのは特等席だったなあと。皆がそこに座りたいからたいてい奪い合いに。この年になって初めてそこに座れたような気がする。