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桁違い

2024-04-15 | ニュース

 大谷選手の通訳が、賭け事の掛け金の支払いに大谷選手の口座から勝手に支払っていた問題は、概ねその全貌が明らかになりました。その不法送金の総額は24億円にものぼるとみられ、発覚しない様に銀行等への連絡や手続きもばれないような工作を行っていた。博打の胴元との交渉内容も明らかになって、この通訳がとんでもない人間だったことが分かった。

 大谷選手がアメリカでの生活に明るくないことから、日本での信頼関係からあらゆる面で任されていたのを裏切ったという事件。大事な金のことまでという声もありますが、それだけ通訳の事を信用していたということと、良くも悪くも日本人らしいお人好しな面が悪い結果になってしまったという事なのだろう。アメリカの一部では、野球しか知らないバカ者なんて大谷選手を誹謗する声もあるようですが、ボクシングやバスケ、アメフトなどのスーパースター級の選手では結構あったりする話でもある。金に細かくしている時間は、その競技に集中しているから超一流の結果を得られるのでないだろうか。

 今回の事件で思うのは、大谷選手と通訳の金銭感覚の桁が違い過ぎたという事だろう。被害額の24億円だが、普通に考えて弁済できるような額ではない。また、いくらギャンブル依存症だとはいえ、感覚的に一般人ができるような賭け方でもない。そして、24億円が大谷選手にとっては現実味のある金額で、年俸+CM出演料などで1年以内に稼げてしまう金だという事だろう。

 空前の大谷フィーバーの中で、桁違いの金が動く世界とその預金を動かすことができたということ、ちょっとぐらいちょろまかしたところでという気持ちを組織に付け入られて掛け金がどんどんアップしていく。いくらちょろまかしてもバレない。そのうちに、バレたらとんでもないことになるという恐怖。何となくだが、その気持ちの動きは私たちの様な一般人にも分かるような気がします。結局はその組織が米政府に目を付けられていた違法組織というのもあって、違法送金が明らかになって訴追されるという結末も小説の様だ。

 自分の成功ではないのに、あまりにも近くに居すぎたために金銭感覚が狂った男。

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