ラグビーW杯も、日本が惜しくもグループリーグで敗退が決まり、代表選手たちも奮闘に対しての歓迎の中で帰国したことで、すっかり終わったかのような雰囲気に…日本ではなってしまっています。しかし、ラグビーW杯自体は準々決勝の4試合も終わっていよいよ優勝を決める熱戦が待っているのです。勝ち上がってきた国はさすがにレベルも高いので、これまででのように内容的にレベル差を感じるような試合もなく見ごたえも十分です。
特に見ていて興奮したのは、ニュージーランド対アイルランドの一戦。ランキング1位のアイルランドと、同4位のニュージーランドとの対戦は準々決勝ではもったいない好カード。ランキングが下位で直近の試合でもアイルランドに敗れているニュージーランドが、常に先に得点してそれをアイルランドが追いかける展開。1点差までは追い詰めるものの、どうしてもあと1点が追い付けない。追いつけないところにニュージーランドに差を広げられて、また差を詰めるというアイルランドには歯がゆい試合。
結局、後半も終盤に割とイージーなPGを外したアイルランドが、トライをとるしかなくなってニュージーランドゴール前で必死に攻め続けたところでノーサイド。最後の最後まで攻防が凄かった。試合後に力尽きたようなアイルランドの選手たちが印象的でした。
日本で行われたW杯に比べて、かなりスケジュール的にゆったりしている今回のW杯だけに、選手のコンディション的にはいいのでしょうが見る側には多少の間延び感はあったように思えます。
それでも、こんな好試合がまだまだあるかもしれません。世界のトップの試合は本当に面白いものです。
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