あまりにも絶妙な結果

　総選挙の投開票が行われ、自公与党は過半数を割り込んだ。パーティ券や統一教会の報道キャンペーンの影響もあったのでしょうが、基礎票となっていたはずの保守層が今の自民党に愛想をつかしたのも大きかったのではないだろうか。そもそも、岸田首相時に内閣支持率が政党支持率と乖離していたということが保守層に嫌われていた証拠であるはずなのに、さらに嫌われている石破氏を首相にしてしまって解散するとは狂気の沙汰としか思えません。負けるべくして負けたということではないでしょうか。

　もっとも安倍政権の時の総選挙が勝ちすぎなのであって、その勝因が民主党政権への嫌悪と安倍さん個人の人気であったものを自民党人気だと思い込んでいたという、特に自民のリベラル的と呼ばれている岸田氏や石破首相たちの思惑は甘すぎた。選挙は負けたが、今のところ石破総裁や幹事長は辞める気はないようだ。政敵の安倍派は粉砕して党内の敵対勢力はもういないから、こんなふざけたことを言っていられるのだろう。

　公明党は、あまりにも与党化したことで自民党と一体とみられてしまい、公明の野党的な部分に期待して投票してきた票が減った。また、統一教会の一連の報道はどの宗教にも全般的にダメージを与えていて、無理な信者集めや離脱阻止もできなくなっている。またどの宗教の信者も高齢化が進んでいるようだ。同様に執拗な投票依頼も難しくなった。大阪では、大阪都構想住民投票法案提出の際の約束で公明の立候補選挙区に維新が立っていなかったものが、今回は維新に候補者を立てられて小選挙区で全滅したのが堪えている。

　立憲民主党は議席数を大きく伸ばしたものの、あの悪夢の民主党政権が誕生した時ほどには勝てず、盟友の共産党は議席を落としている。彼らはまだ無条件で政権を与えられるほどには信用されていないのだと思う。

　とはいうものの、いわゆる｢公認外し｣で無所属になって出馬した人や、本当に無所属で出馬していた保守系の人の当選者が何人か入党すると、過半数には届かないもののどこか中道野党の1党を加えれば過半数には届くという絶妙な議席数。野党として集計されているものの、共産党が加わったなら絶対に連立はしないという政党も複数あって、野党だけの連合政権が成立するのも難しいという絶妙さだ。

　かつての自社政権の様に、自公と立憲が連立内閣という事もありうるし、自公に国民か維新が加わっての連立もありうる。立憲と連立ならば野田首相再登板で、維新か国民と連立ならば石破首相続投か。今の自民党は半分野党の様な政策だから、どこと組んでも大して変わり映えはしないだろう。それで政治の不安定化となれば、次の総選挙で大きく動くに違いない。

競馬歴38年男の懺悔、天皇賞秋

　午前中までは好天も、午後からは曇り空に。気温の方もあまり変わらず。秋らしい一日でした。

　　東京

　　　11R　天皇賞秋

　ホウオウビスケッツがハナへ。スローな流れで一団の馬群。そのまま４角直線へ。

　直線、ホウオウビスケッツが粘る。直線３番手だったリバティアイランドが、２番手に上がろうかと思った刹那、ズルズルと後退。ホウオウビスケッツがさらに粘るところを、直線入り口で後ろから２番手だったドウデュースが大外一気の豪脚で差し切って完勝のゴールイン。２着にはじりじり伸びてきたタスティエーラが入った。

　先週の菊花賞ではダービー馬が連を外れる敗戦だったが、今週はダービー馬が１・２着を占める。２着のタスティエーラは＋18㎏だったが、これは先週のダービー馬ダノンデサイルと同じという因縁も。松山騎手は皐月賞2着になってダービーで乗り替わられた無念を少しは晴らせたか。

　ドウデュースは勝つときは本当に強い。上がり32.5という圧倒的な末脚には脱帽しかありません。リバティアイランドは、言われていた血統的な不安がもろに出たのかもしれません。

　予想は、大ハズレ。

　－－－－－－－－－－

-　今週の収支 　購入 600円 　払戻  0円　通算 14,490円のマイナス

　－－－－－－－－－－

　来週は日本ではGⅠの谷間ですが、アメリカでブリーダーズカップが開催。今年も勝ち負けできるのか。

競馬歴38年男の予想、天皇賞秋

　ずっと曇天の土曜日。気温の方も夜も昼もあまり変わりなく、20度前後で推移しています。10月も最終週になりました。

　　東京

　　　　11R　天皇賞秋

　リバティアイランドは距離がどうかという声もあるが、信じるしかない。

• 14番レーベンスティール　　　　東京・中山なら崩れ無し。
• 12番リバティアイランド　　　　外す理由が無い。
• １番ピラジオオペラ　　　　　　高速馬場は向く。
• 11番ジャスティンパレス　　　　休み明けの方が走るが…。

　ドウデュースが来たら素直に諦めます。(自信度80%)

• 馬蓮　　　１，11，12，14番のBOX

　－－－－－－－－－

　今、午前中はワールドシリーズの試合中。エース対決の第1戦は、見ごたえのある投手戦。

いつも感謝

　気温がようやく下がってきて、体調管理が難しくなってきました。そうなると、よく耳にするのが救急車のサイレンではないでしょうか。そのサイレンを耳にすると、私はいつも心の中で｢ご苦労様です。ありがとうございます｣と祈っている。それは、母の介護時代に何度かお世話になったからだ。

　夜中だろうが、早朝だろうが痛みや怪我は配慮などしてくれない。むしろ、病院の診察時間ならそちらに行くというレベルの症状の人が増える分、そういう時間帯の方が忙しいはず。母の場合は、かかりつけ医の看護師の指示で彼女に連絡してもらって救急車に来てもらった。夜中の時もあって、ただただ感謝と安どの気持ちしかなかった。

　搬送の時には同乗していくのですが、その運転席の後ろからみる道路の様子が怖い。日本の場合は割と民度の高い国であると思うので、救急車のサイレンが聞こえると車はどちらかに避けて停止してくれているし歩行者も横断を止めてくれているのですが、それでもいつ危険な事が起きるのかは分からない。馬鹿はいつ出てくるのか分からないから。本当に怖かったし、こんな状況で急いで病院に向かわねばならないというのが、どれほど難しい任務なのかが身に染みた。

　だから、いつも救急車を見かけると心からの感謝しかないのです

やっぱり怖い

　私は、3か月に1度通院して高血圧の薬を処方してもらわなければならない。本当は良くないのですが、２か月分の処方された薬を気にならない時とかには飲み忘れたりで３か月で飲み終わるもの。飲み忘れもありだからか、通常は150ぐらいで下が100という感じ。慣れもあるのでしょうが、何の問題もない。

　しかし、3日も飲まないと上は180～190と少し頭が重くなってしまう。下も110を超える。本当に酷い高血圧の人にとっては、こんなものはどうってことないらしいが、本人的には薬が無いとやはりダメで不安になるのです。

　そんな通院の日。この数日前からは毎日処方箋通りに服薬している。問題は無いはずだったのだが、病院の自動測定器では高めの数値が出てしまう。何度か測定し直して150～90ぐらいとなった。また何か検査とかややこしい事を言い出されたら面倒だと思ったからだ。そんな不安は杞憂に終わって、無事に2か月分の薬をゲット。ホッとした。

　家に帰って血圧を測ったところ、142～89と出た。やっぱり、プレッシャーは血圧に大きな影響を与えるようだ。病院はいくつになっても怖いものだ。