古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

大豆・黒豆の苗を植えます。

2013年06月30日 03時32分34秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                 
 写真は山の田んぼの農道です。今年の春に舗装されましたが、「そんなのカンケイない!」とばかり、土手から道路に葛(くず)が伸びてきています。舗装道路が太陽熱で熱くなろうと、土手の草を刈ろうと、葛の勢いは衰えません。
 うちの畑では、16日に播いた大豆・黒豆が、いい苗になっています。きのうから移植しはじめました。今年は、2本植えで50センチ間隔にします。10メートル畝7本で、20キロ以上収穫をめざします。
 
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人形・ぬいぐるみの供養

2013年06月27日 22時38分26秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 雨の後で畑はまだ入れません。そこでたまっていたゴミを午前中に軽トラで〈清掃センター〉に持ち込みました。一応仕分けをしていきましたが不充分で、分別の仕方を指導されました。可燃物・荒ゴミ(金属)・プラスチックゴミ・埋め立てゴミと順番に捨てていきました。最後の埋め立てゴミ点検場の前には、写真のように〈ぬいぐるみ・人形〉が並べて置かれています。
 係りの人に尋ねることはしませんでしたがおそらく、ゴミを捨てに来た人が捨てるにしのび難くて道の向かいに置いた。それがいつの間にか増えて並ぶことになった。のでしょう。
 だれかが人形供養をするのでしょうか。
 実は我が家では、人形供養をしたことがあります。
 娘たちが結婚する前に持ち物を整理したときです。子どもの頃遊んだ〈人形・ぬいぐるみ〉を捨てることにしたのですが、それがゴミ袋にいっぱいありました。「ゴミとして捨てるのは可哀想だからお寺で人形供養をしてもらおう」という話になり、須磨寺に電話できいてみました。
「人形供養をやっている」ということだったので、一家で須磨寺にお参りしました。人形供養部門を担当するところに行ってたずねると「5000円です」といわれました。それならお願いしようとビニール袋を差し出すと、お寺の方はびっくりされて「こんなに沢山供養するなら20000円は頂かないと……」。
「そんなに出すのならうちでやろう」ということになり、持ち帰ってしまいました。で、親がまかされたかたちになり、道子さんと二人で供養しました。
 夜、人形やぬいぐるみを部屋に並べ、ロウソクをつけて電灯を消し、般若心経を唱えました。なんだかわからないけど、ぞくぞくする気持ちでした。それからきれいな紙で包み、まとめてゴミとして処分してもらいました。田舎暮らしをしているいまなら山か畑で燃やせたでしょうが、神戸の市街地ではかなわぬことでしたから。
 
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トマトに屋根をつけました。

2013年06月26日 12時05分53秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                  
 夏野菜は道子さんが手掛けており、ナスビ、キュウリ、トマト、オクラ、ピーマンなどをつくっています。毎年「トマトに屋根をつける」といいながらそのままになっていましたが、今年は〈U〉の字に曲げてある支柱を買ったのでそれで屋根をつけることにしました。2.1メートルの横に渡す支柱を買い、それを止めるための、針金を曲げたクロスバンドを買い、支柱にパカッとはめるマルチ止めを買い、透明なマルチを張って、8,5メートルの屋根をつけることができました。
 いままで竹の棒や針金で苦労してつくろうとしていたのに、実に簡単でした。針金や竹の棒で代用するのもいいけれど、便利なものはいくらか費用がかかっても使うことにします。
 サツマイモの「ベニハルカ」ですが、先日旅に出たとき「あわくらんど」で焼き芋にして売っていました。それを試食しようと買って帰り、縦に半分に切ってオーブンであたため、スプーンで食べてみました。
 安納芋のようにクリーミーで、甘くてうまい。これならいける。
「安納芋より遥かに美味しいから『ベニハルカ』と名付けよう」ということだったそうですが、それはつくった人の自惚れで、ちょぼちょぼに美味しいという程度です。
 一株買って畑に植えたマザーポットの苗が伸びてきました。ベニハルカの苗がもう採れます。そこで先日5本の苗を採りました。それに5月20日頃に植えたベニハルカの苗も伸びてきて、苗が採れます。まだ畝が空けてあったので苗を10本採って植えました。
 うちではこれ以上サツマイモは植えませんが苗は採れます。いまから植えてみようと思われたら、コメントで声を掛けてみてください。
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田植えがおわり、草刈りです。

2013年06月24日 02時26分04秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                 
 田植えが終ってホッとひと息つきたいところですが、きのうはうちの村の草刈りでした。ほとんどの村の人は背負い式エンジンの草刈り機で出動します。畑のそばの「無施池」えん堤にも10人の村の人たちがとりついて、草を見る見るなぎ倒していきます。うちの畑から撮りました。
「福地池」のえん堤にも別働隊がとりついて刈っているのでしょう。あそこは斜面が長いから刈るのが大変です。若い人たちが担当しているのでしょうか。ごくろうさまです。
 草をなぎ倒して一週間おき、次の日曜日にみんなで消防団のポンプを引きながら枯草を燃やしてまわります。このあたりはよく草刈りができていて、農道や畦道を歩いても気持ちがいいです。その草刈り秩序を維持するほうは結構大変な思いをしていますが。
 きのうは日曜日なので、野菜づくり志望の青年が6時にやってきました。大雨のあとで畑に入りにくいのですが、自分の畝にサツマイモ・ナスビ・ピーマンなどの苗を植えてもらいました。そのあと道路の側溝に詰まった落ち葉や枯れ枝を掃除するのを手伝ってもらい、水が流れるようになりました。若者に手伝ってもらったからできたものの、ぼく一人だったら途中でやめていたでしょう。橋の下にはぎっしり落ち葉や枯れ枝が詰まっていました。
 村の草刈り隊が畑の近くで作業されたので、青年を紹介しました。みなさん好意的に声を掛けてくださいました。これから日曜日ごとにやってきて畑仕事をしていても、見なれぬ青年でなくなり、よかったです。
 
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渓流をうらやましく思いました。

2013年06月23日 04時55分26秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                 
 20、21日の小さな旅はずっと雨でした。でも洪水になるような大雨でなく、泊った粟倉でも、歩いた若桜でも渓流のよさをじっくり体感することができました。写真は、きのう紹介した不動院岩屋堂の駐車場から撮った川です。水量豊な流れを見て大きな瀬音をきいているのが、実にいいです。
 川が生きている。自然が生きている。
 美嚢川を見ていても何も感じませんが、渓流はほんとにいい。
 過疎と高齢化で見捨てられる村が多くなり、こんな渓流があちこちで見る人もなく、流れているでしょう。もったいない。岡山県の粟倉村も鳥取県の若桜町も、山また山の、どちらを向いても山ばかりのところです。だから山の斜面のわずかなひだに水があつまって流れます。
 我が家がここにあるとしたら、庭に池を掘ろう。山から流れてくる水を、まず池に入れ、それがあふれて前の渓流にそそぐようにしよう。池はビオトープにして、メダカや亀を入れてやろう。ハスや睡蓮を咲かせるコーナーもつくろう。池の水の出口には小さな水車をつくって、流れでまわるようにしたらいいな。
 宿に着いてから車で散歩に出て、渓流沿いにゆっくりドライブしました。谷沿いの民家では、ほぼ一軒ごとに裏山から小さな川が屋敷を流れて、前の渓流にそそぎます。
 若桜町では、若桜神社にお参りしました。渓流にかかった赤い橋を渡り、鳥居をくぐると、石段が225段ありました。それを、ゆっくりゆっくり登りました。杉と紅葉の木が参道をおおい、境内の「気」がほんとにいい。
 だれも振り向かなくなった渓流が、この国にはいっぱいあるのでしょうね。
  
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鳥取県の『若桜』(わかさ)の町を歩いてきました。

2013年06月22日 04時23分09秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 6月は毎日ブログを書いていましたが、一泊の旅をして一日お休みしました。写真は重要文化財の『不動院岩屋堂』です。岩を穿(うが)ってお堂が建ててあり、見上げると圧倒されます。
                  
 日本三大投入堂というのがあるそうです。鳥取県東伯郡三徳山(国宝)・大分県宇佐郡龍岩寺・鳥取県八頭郡若桜町のこの『岩屋堂』です。雨の中をしばし立ち尽くして見上げました。
 日頃うちの村の龍神さまにお願いするときは、不動明王の真言を唱えているので、ここはだれもいないし、渓流の大きな音に負けないよう「のうまくさんまんだ……」を大声で唱えました。声が岩屋堂にすーっと吸い込まれていきました。
 そばに何軒か民家があります。「ここの人は毎日お堂を見上げて手を合わせる。不動明王の真言を唱える。渓流と森の『気』に包み込まれていいだろうな」とうらやましい気持ちでした。
 天の川のような蛍を見ようと旅に出たのですが、このお堂と出会ってよかった。
 戸倉峠を通って中国山地を越える国道29号線は、因幡藩の人にとっては「大阪」へ通じる道でした。その県境にある山奥の「若桜」という宿場町に行ったことがありませんでした。
「古くから栄えた町だし、この町出身の知人もいるし(もう故人になった人もいるけど)、訪ねてみよう」
 町はさびれていましたが、観光案内所があり、町並みが整備してありました。そこにこんな掲示があり、考えてしまいました。

  貧しく 維持出来ない 土蔵群を 豊かな自治労は 食いものにするな

 わかる。とってもよくわかる。
 あちこちの田舎町が、レトロや歴史を「売り」にして整備しようとする気持ちもわかります。でもそこの住人は、崩れる蔵をどうしようもなく外壁だけ維持させられる。過疎で人が減り、高齢化し、商店街はゴーストタウンになる。町役場は、観光振興くらいしか旗振りの材料がない。住人の尻を叩く。
 ○○町は成功している! △△町につづけ! 
「死にかけ」の町に鞭を入れる。「出るのはため息ばかりなり」ってどこかで聞いたセリフです。あーあ。  

 
 
 
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丹波の緑は深みがちがいました。

2013年06月20日 03時06分55秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 雨で外仕事ができないので、最近亡くなられた丹波の先輩宅をお訪ねしました。
 この時季に丹波を訪れると、三木の田舎から行っても、緑の〈深さ〉がちがいます。
 おー、これが本物の田舎だ! 吸い込まれそうに深い緑だ! 
 でも行く道々、田んぼの土手を見ると、田植えがおわったのに「この畦、いつ草を刈ったのだろう」と思うほど伸びているところがあります。我が家のあたりでは草刈りをこまめにやっていますが、追いつかないのでしょう。いまにはじまったことではありませんが、〈米づくり〉をする人の高齢化が進行しています。どこも同じですが、奥に行くほどその度合いは進んでいる気がします。
「田舎暮らしを志向して三木に暮らしているけれど、もし丹波の地を選んでいたら、娘たち孫たちは連休や盆・暮れに来るぐらいだったな」
 そんな思いが胸をかすめ、「これでよかったんだ」というところに落ち着きます。
 どうやら人生のそんな時期にさしかかったようです。
 雨の日は骨休めします。
 
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ことしはムシに悩まされるか?

2013年06月19日 06時16分16秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 ひと仕事しようと歩いていく途中、坂の上から畑を眺めるとツバメが飛び交っています。ときには10羽ちかくも。それだけムシがたくさんいるのでしょう。きのうの夕方耕運機を押して畑から帰る途中、薄暗くなった坂道に、いっぱい蛾が飛んでいるのを見ました。
 写真に撮りましたが、ボケています。こんな蛾が10匹以上坂道にいるのです。
                      
 蛙や蜘蛛が多いのはいつものことですが、小鳥や蛾をよく見るということは、今年はムシが大発生するのではないか。
 あの大発生の年は、桾原の黒大豆畑で、となり村のおじいさんが「わしゃ80年生きとるけどこんなことははじめてや」と嘆いていました。夜盗虫がうじゃうじゃ畑にあふれ、黒大豆の葉はレースのように食われてしまいました。食べる葉の無くなった夜盗虫は昼日中から道に這い出します。畑のそばの家の人が「昼ごはんを食べてから夜盗虫を踏み潰してるけど、100匹以上潰しました」とアスファルトの農道を往き来していました。
 さて、日曜日の夕方以来、鍵が見当たりません。車や家の鍵で、あれがないととても困ります。で、車を下りてから動きまわったと思うところを、徹底的にさがしました。月曜日も、一日中気に掛けて、家の内外を探し回りました。きのう火曜日も、さらに徹底的に探しました。引出しや本棚や道具箱も徹底して探しました。
「これだけ探してないのは不思議だ。ありそうなところは何度も見直したからもう、もう探せるところはない。仕方がない。合鍵をつくってもらおう」とコピー用の鍵を用意しました。
 そして昼寝をして、起きて、なぜか畑に行く前に「裏山の笹を刈ろう」と思い立ったのです。1時間ほど笹を刈って、茂みを見ると、キーホルダーが落ちています。
「えっ! なんでこんなところに……」
 道子さんが「〈オポノポノ〉が効いた」といいます。ぼくは……、龍神さまのお陰かなあ。
 ありがとうございます。
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もうすぐ夏至です。

2013年06月18日 04時25分13秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                 
 6月21日は『夏至』です。太陽が一番北寄りに昇ります。写真は、東の山に太陽が顔を出した6月14日5時2分の写真です。一週間でもうちょっと北寄りに早く昇りますが、その日晴れるか不明なので一週間前の写真をアップします。我が家のデッキは東に正対しているので、朝カーテンを開けると日の出を意識してしまいます。引っ越した最初の年は、〈春分・秋分〉と〈冬至・夏至〉の日に、日の出の方向と時間をマジックで印しました。
 いまはそんなことをしませんが、自然の移り変わりを意識しながら暮せるのはうれしいことです。
 先日紹介した《4ミリの防風ネット》でトウモロコシを覆ってしまう作戦ですが、道子さんによると、成功しているようです。アワノメイガをシャットアウトできたかというと、入っています。というかネットを張る前から地中にいたようです。でもネットの目をすり抜けて入ったアワノメイガはいないそうです。だから「ほとんどの雄穂に幼虫が入り、茎を伝って雌穂に入って食い荒らす」状況ではありません。半分くらいは助かっているそうです。今年は「小豆もこの防風ネットトンネルでつくる」と道子さんは意欲的です。ぼくは見ているだけです。
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若者を よろしく !

2013年06月17日 05時20分28秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうは水やりを心配しなくてもいいほど雨が降ったあとだし、草は抜きやすいし、気持ちよく畑仕事ができました。それにきのう・日曜日は「野菜づくりを学びたい」青年が、朝6時にやってきたのです。おじいさん・おばあさんは、張り切って畑に出ました。
 青年といっしょに、大豆・黒豆の種蒔きをしたり、草取りをしたり、植えている野菜を紹介してまわったり、なかなかいいものです。素直に学び、手際よく手伝い、なにより植物への眼差しがやさしい。ひと仕事のあとウッドデッキでお茶している写真です。「OK」もらって載せました。
                 
 ぼくらが見よう見まねで「野菜づくり」をはじめたのは1998年頃だったでしょうか。この15年間にいろいろ学びました。2006年の暮れにこの村に移り住んでからも、村の人にいろいろ教えてもらいました。世間では家庭菜園熱が高まり、種や苗が売れ、野菜づくりの本が売れ、市民農園が盛んになりました。「田舎暮らし」や「野菜づくり」がTV番組になり、それなりに見る人がいて、熱意はいまも広がっています。
 「菜園づくりを視野に入れて人生を考えてみよう」若い人が思ってみる。いいですね。
 あたたかく見守れるのがうれしくて、あしたも畑仕事に励みます。
 太陽よ 水よ 土よ 龍神よ 草よ そしてムシよ、若者を よろしく!
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龍神さま、ありがとうございます。

2013年06月16日 02時08分52秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 いい雨が降りました。過不足のない理想的な降り方で、「さすが龍神さまは立派なお仕事をなされます」と感謝・感激いたしております。近日中にお陰参りをいたします。
 さて、これできょうは、いい畑仕事ができます。
「畑で野菜をつくる仕事を見習いたい」という方が、きょうは早朝から来られます。そういうことになった「いきさつ」は省きますが、いっしょに畝づくりをして落花生やサツマイモを植えてみようと思います。
 定年で退職した年配者の隠居仕事でなく、20代の孫の世代のような方が「自分でやって、いろいろ学びたい」と意欲的に来られるのです。うれしいことです。
 それに、きょうは畑も裏山も水やりの心配をしなくていい。
 龍神さま、ありがとうございます。
 
  
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PAC定期演奏会でマリナー指揮の演奏を聴きました。

2013年06月15日 04時59分32秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 サー・ネヴィル・マリナー指揮/アカデミー室内管弦楽団のレコードならぼくも何枚か持っていました。長年世界中で活躍した指揮者です。だから今期PAC定期演奏会のリストを見たとき「エッ? ネヴィル・マリナーが西宮に来て指揮するの?」と驚きました。
 プログラムの経歴に書いてあります。……〈トスカニーニ・フルトヴェングラー・カラヤン・モントゥーなど名指揮者のもとで、経験を積む。〉みんなむかしむかしに亡くなった人ばかり。マリナーは何歳なの?
 ええ、89歳です。
 そのマリナーが、孫みたいなPACオーケストラを指揮したのです。プログラムはモーツアルトの交響曲第35番『ハフナー』/ビゼー16歳のとき作曲した『交響曲第1番』/メンデルスゾーンの交響曲第4番『イタリア』。どれも若いときに作曲した曲です。
 音の「美しさ」を、マリナーは、PACから引き出しました。いろんな指揮者に鍛えられ、PACは成長します。「若い」っていいですね。

 さて2年間毎月通った西宮芸文センターの定期演奏会ですが、これで小休止に入ります。田舎に暮らすようになって、ときどき音楽会にも行こうと申し込み、毎月たのしませてもらいました。でも「あそこまで行くのはしんどい」と感じるようになりました。
 これからは思い立ったときに行くことにします。さしあたって11月に、チャイコフスキーの『第5番』が西宮であります。行こうかな。
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感謝状を小屋に掛けました。

2013年06月14日 02時33分50秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 長年勤めたり、長く生きていると、特別なことをしなくても、「永年勤続表彰」とか「感謝状」とかをもらいます。何か書いて賞金をゲットした表彰状などもあったり。引越しのとき全部捨てました。あの世に行くとき紙切れ一枚持って行けません。サッパリしました。
 ところが7年前この村に暮らすようになってから、感謝状を二枚もらってしまいました。特別なことをしたわけではありません。順番で班の役員になりました。そして村の役員会に出て、保健衛生委員(2年間)になりました。そして雑用をしてもらった「感謝状」が一枚。もう一枚は、老人会長さんに頼まれ、軽い気持ちで受けた「交通安全指導員」の感謝状です。お仕着せの黄色い制服を着て、桾原の交差点に年2回前後立つ仕事を、5年間しました。75歳が役員の定年で、村の人に交代してもらいました。
 部屋に掛けるのは気が引けるけど、この村を「終の棲家」にして、だんだんこの土地になじんでいくようで、うれしい感謝状です。額を買って小屋に掛けました。
               
 いつも書いていますが、雨が降りません。6月の草刈りは終りました。一番草の勢いがあるときなのに、集めてみたらしょんぼりしています。龍神さま、本気でお願いしております。どうか一雨よろしく。
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『雨乞い』の祈りは龍神さまにとどくか。

2013年06月13日 02時00分43秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 台風が接近して関東は雨だというのに三木市はカラカラです。毎日「畑」と「庭の花畑」と「裏山に植えた木々や花花」の水やりに時間をとられます。そこできのうは龍神さまにお願いしようと、卵を買ってお酒と塩を持って村の池をまわりました。《無施池 ⇒ 大池 ⇒ 佐の広池 ⇒ 九文小池 ⇒ 福地池 ⇒ 蛇ガ池》。雨乞いの祈りがとどきますように。他の池への小径は叢(くさむら)になってしまい、マムシがいるかもしれないので行きませんでした。
                 
 キウイの棚がほぼ完成しました。写真のように緑色の「さび止め」を塗ったら、山にしっくりとけ込んでいます。下に材木で枠をつくり、土を入れて床面を高くして、テーブルとイスでも置くと感じがよくなります。但し薮蚊がいるので午前中の限定使用です。
 6月の草刈りがほとんど終りました。例年ならいちばん草の多いときですのに、土手は白いホコリがたち、いつもは勢いのいい「ツボミオオバコ」さえ枯れ枯れです。どの草も元気がありません。刈るほうはらくでした。落花生やサツマイモの畑は雑草が盛り上がるように生えるときですが、カラカラでほとんど生えてきません。畑の一部に畝間潅水をしました。
 雨になれば「アジア図書館」に寄贈する本を運ぼうと思うのにずーっと部屋に積んだままです。
 龍神さま、一雨お願いします。
 
 
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土は重い!

2013年06月12日 03時58分47秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 ネットで「キウイの棚の作り方」を検索すると足場パイプを使った頑丈な棚が出てきます。で、一応それに準じた小さめの棚を仕上げました。そして棚の下に土を入れて、かさ上げしようと思います。
 ちょうど折りよく、道の向いの土地に『訪問看護ステーション』の事務所が建つことになり、工事が始まりました。建物の基礎づくりで2メートルも掘り下げ、土が山のように出ます。その土を少しもらって棚の下に撒こうと、道子さんと2人で2台の一輪車で土を運びました。
 というか1回だけ棚まで一輪車を押して行きました。土はほんの少しだけ入れて。
 それでも重かった。で、1回でやめました。
 土は重い! 「ユンボ」や「ダンプ」って、人間の力でいうと、何十人分もの大仕事をしてるんですね。尊敬します。
 龍神さまにお供えする卵を買って「雨乞い」しようと、近くの岡田食品に寄りました。でも目についたものを買ってるうちに、卵を買うのを忘れました。
 きのうは「やっと雨が降る!」と思ったのに駄目でした。きょうこそ雨乞いします。
 本気みたいな、あそびみたいな、ちょっとしたアクセントみたいな、あの池めぐりが、ぼくは好きです。だって、ぼくにはわかりませんが、「龍神さまがおられる」って感じる人がいるのですから、龍神さまはおられるのでしょう。
 龍神さま! よろしく! 
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