古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

三木のブドウで〈手づくり酵素飲料〉を仕込みました。

2023年09月30日 17時24分23秒 | 古希からの田舎暮らし
 秋の〈手づくり野草酵素飲料〉は果物中心に仕込みます。秋の柿/栗/サツマイモ/などで。いままで秋の仕込みは10月の中頃にしていました。三木のブドウはもう売ってありませんでした。今年は少し早めて「三木のブドウを入れよう」ということで9月の今日仕込みました。秋は果物中心ですからリンゴ/みかん/キウイ/グレープフルーツ/バナナ/ブドウ/柿/などを中心にして、それに畑の作物(サツマイモ/トウガン/ナスビ/菜っ葉/落花生/大豆など)を入れます。
 そして一週間たてば味のいい酵素飲料ができます。

 10キログラムは多いので5キロつくることにしました。電動オーニングが故障しているし、暑いので室内で仕込みました。
 午後買い物に出ようとしたら、車にカマキリがとまっています。

 勇ましい。というよりヨタヨタで、秋のカマキリは哀れな感じがします。でも頑張ってね。
 買い物先からちょっとドライブして、瑞穂のコープ農園に久しぶりに寄ってみました。人はどこにいるのかわかりませんが、卵の殻を売ってます。畑に苗や種をまいたときに「卵の殻」(こまかく砕いたもの)をまいておくと、根切りムシなどから守れます。卵の殻がチクチクするのでしょう。

 だれもいませんから、道子さんは卵の殻と魚粉肥料を自分で袋に入れ、メモとお金を箱に入れていました。
 のんびりした、おおらかな感じでいいなー。
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〈中秋の名月〉をしっかり見ました。

2023年09月29日 21時43分05秒 | 古希からの田舎暮らし
 今日は、やったこと/書くこと/がいっぱいですが、自分の記録と思って書きます。
〇 〈中秋の名月〉をたっぷり見ました。

 キャノンの〈ixy〉をズームアップいっぱいにして撮りました。道子さんは、ススキの穂を道端でとり、我が家の花壇で花を摘み、小芋を器に盛り上げ、トウガンや畑でとった/なすび/サツマイモ/オクラ/などを供えました。
 我が家のお月見写真です。ススキの穂のところに、満月の月が写っているのですが、わかるでしょうか。

〇 東条の図書館に行くついでに、道の駅で果物を買い(明日は手作り酵素飲料を仕込みます)、彼岸花通りをドライブしました。道の真ん中で止まっている青い車はうちの車。二人とも車を降りて、写真を撮っています。

 交通妨害の気持ちはありません。よその車が来たら、車にもどって動かすつもりでした。
〇 午前中は裏の小屋の屋根に出て、人工芝をはがしました。

 安全第一で、命綱を引っ張って体幹を意識しながら動きました。写真のように、人工芝の下だった部分は、下のプールライナーが傷んでいません。直接太陽にあたっていた部分がめくれて、やぶれているのです。
 広いシート(♯4000)を広げてとめるつもりでしたが、買い物に出て手がまわりませんでした。
〇 先日道子さんがご近所にミニトウガンをもらってもらいましたが、まだ10個ほど玄関に置いてあります。来客があれば、「トウガンはいりませんか」と声をかけようと思って。来客はめったにありませんけど。畑は水不足です。雨が降りそうで降らなかった。降ってもわずかでした。今日、久しぶりに畑に水をやりました。ミニトウガンにも水をやりながら「イチゴ・ネットハウスのトウガンはあといくつなるだろう」と数えていました。11個は確実になりそうです。
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「見方が甘い」(ムシがよすぎる)と思いました。

2023年09月28日 17時46分04秒 | 古希からの田舎暮らし

 カマキリは200匹卵からかえって、大人のカマキリになってムシを捕まえるのは1匹だそうです。カマキリが網戸にとまって、何か考えごとでもしてるのか。秋はおとろえたカマキリをよく見かけますね。
 さて、屋根の仕事ですが、大きな防水シート(♯4000)をかぶせるまえに、人工芝をはがします。

 人工芝を半分はがしたところです。もう一本は明日はがします。下のプールライナーはそのままにして上から大きな防水シートをかぶせて、とめます。まだ届いてませんが、その上に人工芝を張ります。今度は幅2メートルの人工芝ですから屋根の片側はすっぽり張れます。(屋根は片側が172センチです)自分でも「これならやれる」という気になってます。

 加瀬俊一の『評伝ヒトラー』を読みおわりました。時間をかけて、じっくり読みました。引用したいところがいくつかありますが、一箇所だけ引用します。負けているドイツの「反ヒトラー派」の高級軍人たちの考えていることは、ほんとに「甘い!」。自分たちが戦争を仕掛けておきながら、ひどい戦争をしながら「甘えてる! いい気なもんだ」と感じます。
 1944年(昭和19年)7月、軍部内の将官たちがヒトラー暗殺を実行しました。しかしヒトラーは奇跡的に暗殺をのがれました。そのとき暗殺・戦争政策を転換しようと考えていた高級軍人たちの考えていることです。引用します。


 反ヒトラーグループは、事破れて、ほとんど全員が処刑されたが、(2000名ともいわれる高級軍人たち)シュパイデルだけは奇跡的に生き延びて、戦後に手記を著わしている。それによるとロメル(味方にも敵にも人気のあった将軍)は彼の上官に当る西部軍総司令官フォン・ルンドシュテット将軍にヒトラー総統打倒計画を内報して、参加をうながした。その企図は、

(ドイツ軍幹部がヒトラーを逮捕したら)連合軍(イギリス・アメリカ・カナダ・オーストラリアなど世界中の多くの国)とドイツが即時休戦(無条件降伏ではない)し、独軍はドイツ本国に撤退する。連合軍は空襲を中止する。反ナチ・グループはヒトラーを裁判する。ナチ政権を打倒し、臨時政府を樹立する。欧州連邦の構想のもとに建設的講和をはかる。対ソ戦争は継続する。 

 という趣旨であって、彼等は欧州をボルシェヴィスム(共産主義)の脅威から救うために、英軍は喜んで対ソ戦争に協力すると期待していた。現にベック(ドイツ軍の高官)は連合軍のアレン・ダレス(高官)にこの構想を打診したが、ニベもなく拒否されている。戦後アレン・ダレスにきいたら、「ベック/ロメル等の情勢認識があまりにも甘いのに驚いた、と述懐した。

 日本も昭和20年7月敗戦の直前、「もう戦争は負けた。戦争終結の仲介をしてほしいから、ソ連に特使を送って頼もう」と内閣で話し合っています。情勢認識が甘すぎる。国家の第一線の政治家がそんな甘いことを考えていたのか。がっかりします。
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屋根の仕事にかかります。

2023年09月27日 18時05分35秒 | 古希からの田舎暮らし
 
 注文した防水シートが届きました。三十畳の大きさになる「♯4000」のシートです。ふつうホームセンターでは店頭では♯3000のシートくらいですから、それよりちょっと強い。前に通販で♯7000という超怒級のシートをウッドデッキに使ったことがありますが、下の木材が腐食していてダメでした。いまはそのシートは防草用にウッドデッキの下の地面に敷いて、役に立っています。
 このシートで屋根をおおい、その上に人工芝を敷くつもりです。

 その仕事にかかりはじめました。屋根の上での仕事は、虎ロープで安全を確保します。トイレの手すりから二重のロープを引っ張り、体に巻き付けて絶えず引っ張って「体幹の安定」と保ちながら仕事をします。トイレの手すりは家の柱に長いビスでぼくがとめました。大丈夫です。

 脚立に上がってすむ仕事も、なるべく安定した足場で作業できるように工夫しました。屋根仕事は書かないほうが心配をかけないと思いますが、用心してやります。怪我したら「人生一巻の終わり」と思っています。決して無理や無茶はしません。

 夕方は「焼きナス」をしました。軍手をして、イスに座って秋の景色を眺めながらガスコンロでなすびを焼く。ちょっとやってみたい気になりませんか。ぼくの好きな時間です。なすびを9本焼きました。朝の味噌汁にも入れたり、おいしくいただきます。
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テニスのボールがよく見えます。

2023年09月26日 15時56分03秒 | 古希からの田舎暮らし
 
 これは、三木市口吉川町に引っ越してから買った42型の液晶テレビです。だれも引き取り手がなく、電気屋さんに引き取ってもらいます。(有料です)15年ほど楽しませてもらいました。感謝の気持ちで画像をアップします。
 そして今日、電気屋さんに大型テレビ(75型)を設置してもらいました。

 WOWOWでプロの女子テニスをやっていたので、写真に撮りました。前のテレビでは、テニスのボールをよく見ようと近くにすわっていました。この大型ならいつもの位置でよく見えます。
 こんな大きなテレビでたのしめる。長生きはするもんですな。
 このテレビは娘たちがおじいさん(ワタクシ)の『米寿祝い』として贈ってくれたものです。いま86歳になるところですから一年ちょっと「先取りのプレセント」です。ま、うれしいことは早めがいい。ありがとうございます。

 この写真は何を訴えたいのか。
 テレビの音を近くで聞こえる「無線のスピーカー」と「歩く歩数の出る腕時計」です。スピーカーは同型で白と黒。腕時計はちょっとちがいますが、歩数が出る機能は同じで、白と黒です。
 さて、みなさんは、同じ機能で白と黒の商品があればどちらを買いますか。ぼくの場合、スピーカーは白を買いました。耳が遠くなってもう5,6年愛用しているでしょうか。テレビが新しくなる。うす汚れてきたからスピーカーも新しくしよう。故障してないけど同じ型がいい。今度は黒のスピーカーだ。
 腕時計は黒を買って愛用していました。しかし3,4日に一度は充電しないといけない。めんどうだ。充電しなくても歩数の出る腕時計(一年間以上も大丈夫です)にしよう。白と黒があるけど、白いのがカッコいいなー。白を買いました。そして後悔しました。「白か黒か」だったら「絶対に黒がいい」。白はどうしても汚れます。
 それが言いたかった。

 
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小屋の屋根を張り替えます。

2023年09月25日 20時41分17秒 | 古希からの田舎暮らし
 今日は朝一番に耳鼻科医院に行きました。先日鼓膜に穴をあけて水を抜いてもらいました。それで聞こえるようになりました。その経過を診てもらい、順調でした。補聴器外来のことをたずねましたら、来月業者の方が相談にのってくださるようです。
 これで耳のほうは一段落です。
 さて、昨日いっぱい収穫した「ミニトウガン」ですが、道子さんがカートにのせてご近所に声をかけ、もらってもらいました。まだありますが、またそのうち。
 お医者さんの帰りに、昔の喫茶店フレンズのところで田んぼ道に入ってみました。ここの小川の土手は、どなたか近くの方が熱心に曼殊沙華を植えておられ、いま咲いています。

 帯のように土手に咲いています。あと10年すれば土手全体が赤くなり、彼岸花の名所になるでしょうかね。口吉川町では一番彼岸花がよく咲いてた笹原のほうは、手入れがわるくてだめでした。そういえば10年ほどむかしは、「埼玉県の彼岸花名所・巾着田(500万本の彼岸花)に行きたい」と言ってたなー。いまでは遠い夢です。

 この写真は、我が家の裏の小屋です。屋根に張ったプール・ライナーが劣化して、やぶれて、風に飛ばされています。手前半分はプール・ライナーの上に人工芝を載せて大丈夫ですが、向こう側は防水シートのままでした。「あの強い強いプール・ライナーだから大丈夫」と思っていましたが、あとで買ったほうのプールライナーはダメでした。劣化がはやく、やり直しが必要です。
 今度はプール・ライナーは使いません。防水シートをかぶせます。♯4000という強い防水シートです。3年は大丈夫といわれますが、それでは困る。そこで上に人工芝をかぶせます。劣化が遅くなるから、6年くらいもってほしいですね。
 
 
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ミニトウガン(冬瓜)を収穫しました。

2023年09月24日 21時10分59秒 | 古希からの田舎暮らし
 午前中に、ブドウ/買い物/に出て、午後は畑の「ミニ・トウガン」を収穫しました。

 とったトウガンを軽トラの荷台に並べてみました。「こんなにとれてどうしたものか」とつぶやきたくなります。しかしトウガンは「冬瓜」と書くように、冬までもちます。ま、ぼちぼち調理してぼちぼち食べます。

 これはシカクマメです。聞いたことのない名前ですが、形を見ると「シカクマメ」と名付けたことがしっかりわかります。
 いまも「夕顔」は毎日咲いています。夕方5時前後から咲いて、翌朝にはしぼんでいます。
 
 まだ小さいトウガンは、そのままにしています。まだ数個収穫できます。
 今日は、昼前にブドウを買いに出ました。ふだんめったに人がいない、「南畑のブドウ売り場」に行列ができています。「ピオーネ」と「クインニーナ」が売ってあります。両方を買いました。まだ当分食後のデザートにブドウを食べられそうです。
  
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お彼岸の東条町の彼岸花は

2023年09月23日 23時01分32秒 | 古希からの田舎暮らし
 出掛ける用事があって朝、東条町に行きました。買い物をすませて、とどろき温泉の売店で「きざみめかぶ」(我が家では納豆に入れます)を買って、温泉裏の田んぼの土手にまわってみました。
 お彼岸ですが、彼岸花の開花は少し遅れているようです。

 手前から向こうにかけて土手にちょんちょんと彼岸花の茎が見えます。全部咲いたら見事でしょう。あと3,4日か。
 午後は、イチゴ・ネットハウスの天井にできている「ミニトウガン」を二人で収穫するつもりでした。ネット・ハウスの内と外からミニトウガンを移動してツルから切りとります。
 しかし昼寝をして「さ、着替えて畑に行こう」と立ち上がりかけます。しかしまたイスにすわってしまいます。そして思い出しました。昨日道子さんは「バラ園の草を一生懸命抜いてきれいにしました」/僕は昨日「裏山の楠あたりの草を刈りました」。頑張ってバッテリーを四個使い切りました。
 そうだ。昨日頑張りすぎたんだ。その疲れが残っているから「さ、畑に行って仕事をしよう」という気にならないんだ。
 生命体というのは、年齢・状況に応じて、それなりの信号を出すものです。思いいたりました。

 昨日草を刈った裏山の「たき火場」です。ここはふだん焼き芋をするたき火場でなく、別の場所につくった、5年前に旧仏壇を〈お焚き上げ〉した、ゴミは焼かない〈たき火場〉です。草に埋まっていましたが、ナイロンコードできれいに刈った写真です。

 これは蜘蛛の写真です。いま裏山を歩くときは、バドミントンのラケットみたいなものが必要です。蜘蛛の巣が顔や体にかかって、小道を歩けません。この写真には蜘蛛が写っています。蜘蛛は虫をとってくれるのでありがたいのですが、でも通り道に蜘蛛の巣があると払ってしまいます。
 蜘蛛は見事な、手間のかかる巣を張りますね。そのままでは撮りにくい。細かい霧を吹きかけて、写真を撮ってみたいです。
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畑にいろいろできてます。

2023年09月22日 17時10分48秒 | 古希からの田舎暮らし

 これは「シカクマメ」の花です。シカクマメがどんどん採れるようになりました。見てるだけで元気をもらえるような勢いがあります。夕食には毎日食べてます。まだドンドンできそうです。

 今年は、はじめていっぱい花が咲いた「ヤマボウシ」の実です。「生食できる」とネットに書いてあったので、木からとって食べてみました。小さい種がいくつもあり、少し甘味があります。道子さんにも試食してもらい、「ヤマボウシの実は小鳥さんにあげる」ことにしました。食べに来るのはヒヨドリくらいでしょうけど。

 今年〈イチゴ・ネットハウス〉を新しく建てました。ひと畝で10メートルのネットハウスです。アライグマ/カラスやヒヨドリ/は完全にしめ出しました。イチゴの終わり頃、道子さんが畝の端に〈ミニ・トウガン〉の苗を一本植えました。
 このミニ・トウガン、出汁で煮て食べるとなかなかうまい。毎日食べてます。さて、道子さんが言うには、「イチゴ・ネットハウスの天井ネットにいっぱいできている。ネットハウスの中からはとれない。内と外から二人でとらないと」。
 苗は一本だし、かなり煮て食べてるし、一体いくつとれるんだ。今日畑に行って、何度も数えてみました。
 大小ありますが19個とれます。「ミニ・トウガンくん、元気よすぎるぜ」と声をかけたくなります。

 今日の仕事は「裏山の草刈り」。バッテリーを4個とも使い切るほど、ナイロンコードで刈りました。まだ刈れてないところがあります。今夜充電しておいて、明日刈ります。
 
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裏山には〈玉虫〉がいます。

2023年09月21日 21時05分21秒 | 古希からの田舎暮らし

 裏山で見た〈玉虫〉です。生きていませんが、道子さんはときどき「生きている玉虫を見かけた」といいます。玉虫のエサはケヤキやエノキだそうです。裏山の樹はクヌギ/コナラがほとんどです。知らないところにケヤキ、エノキがあるのかも。
 法隆寺の大宝蔵殿には『国宝・玉虫の厨子』があります。金具の飾りに玉虫の羽を敷き詰めるようになっています。いまは玉虫の羽は消えていますが、作られたときはきれいだったでしょう。我が家は、裏山で玉虫を見かけるというだけでうれしいです。

 今日した仕事に、「ウッドデッキのブランコにカバーをつけた」があります。道子さんが干していた胡麻はおしまいです。胡麻の木は裏山の焚火場に持っていきました。あそこで燃やします。隅に押し込んでいたブランコを引き出しました。これからは涼しくなるし、秋の空/秋の田んぼ/を見ながらブランコでゆらゆらできます。ブランコ・シーズンです。
 シートを切って、ブランコのカバーにしました。これで雨や夜露からブランコを守れます。

 加瀬俊一の『評伝アドルフ・ヒトラー』を読んでいます。昭和60年頃(1985年頃)二度しっかり読んだつもりなのに、最後の復習のつもりなのに、忘れていることがいっぱいあります。戦争をめぐる国家間のやりとり、それぞれの国の外交戦略、外交官の交渉のむずかしさ。いま読んでも、国の外交のしたたかさに感心します。
 
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〈最後の復習〉にしようと読んでます。 

2023年09月21日 04時57分58秒 | 古希からの田舎暮らし
 加瀬俊一の『評伝アドルフ・ヒトラー』を読みはじめました。小さい字で400ページの本で、読むのに時間はかかります。昭和53年(1978年)発行の本で、あの〈ヒトラーが戦争をした時代〉を「同時代の欧州の外交官」として体験したからこそ、ここまで描けるのです。
 一つ例をあげてみます。リッペントロップはヒトラーに外務大臣にしてもらい、独ソ不可侵条約とか重要な場面で活躍した人ですが、加瀬俊一はこんなふうに描いています。


 …… リッペントロップ外相がパーペン(ヒトラーの前にヒンデンブルグ大統領のもとで首相だった人)と連れだって入ってきた。リッペントロップはシャンペンの行商人あがりで、品格のない傲慢な人物である。私も会って知っているが、剝製人間のようにぎこちない。この時は外相になったばかりで、公式交渉に参加するのは初めてだった。彼はタイプした二枚の合意覚書を傲然と提示し、「これが総統(ヒトラー)の要求であって、一語の変更も許されぬ」と言い渡した。まさに裁判官が被告に刑を言い渡す態度だった。


 …… 英首相ネヴィル・チェムバレンは69歳、 …… 実業界に入ったが志を伸ばせず、やがて工業都市バーミンガムの市長になった。五十歳で下院議員になり、保険相・蔵相などを歴任したが、1937年ボールドウイン首相の後任に推された。名外相として盛名を馳(は)せた異母兄のオースチンに比べると、光彩に乏しく、いかにも実直な経営者という印象を与える。かなりのはにかみ屋であるが、一徹で強情な性格だった。経理に明るく、それだけに、浪費を嫌い戦争を恐れた。


 この本を読んでいると、知らかなった歴史上の人物が「生きた人間」として立ち上がってくるようです。
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本調子になかなかなりません。 

2023年09月20日 17時17分30秒 | 古希からの田舎暮らし

 いま『芙蓉』が花盛りです。毎日咲いてはしぼんでいきます。その花の数が多い。元は直径40センチほどの「鉢植え」です。それを道子さんが畑に置いたところ、鉢の底の穴から畑に根を張り、こんな大きな樹になりました。動かそうにも土に深く広く根を張っていますから無理です。樹の根元は太くなり、プラスチックの鉢は裂けています。 
 いまごろは毎日いっぱい花が咲きます。実がなって、土に落ちて、芽を出して苗になり、道子さんは人にあげたり、裏山に植えたりします。その苗が大きくなり、花をつけるようになりました。

 これは紫蘇の写真です。いまは畑から紫蘇の葉を摘んできて、刻んで納豆に入れています。
 我が家は毎朝「納豆」を食べますが、いろんなものを混ぜ込みます。 ① 納豆 ② 紫蘇の葉を刻んで入れる ③ 刻みネギ ④ オクラ(刻んでレンジでチンしたもの) ⑤ きざみめかぶ(東条・とどろき荘の売店で)。
 ネギ/紫蘇の葉/オクラ/は我が家の畑でとったものです。売ってある紫蘇とかネギはつかいません。
 その納豆はどんな味がするか。 …… 特においしくなるわけではありませんが、何年もつづいています。
 いまは生の紫蘇の葉がとれますが、もうすぐなくなります。そのときは乾燥した紫蘇の葉を粉末にして、納豆に混ぜることにしています。写真は紫蘇の葉を干しているところです。パリパリになってからミキサーで粉末にします。
 
 昨日は草刈りに時間をかけたのですが、今日は夕方まで家の中でぐずぐず。元気ですが、どうも本調子になりません。86歳のおじいさんはこんなものかな。「甘え」のような気がしています。明日は外仕事に精を出します。
 
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お参りは「こころやすらぐ」ひとときでした。

2023年09月17日 17時43分41秒 | 古希からの田舎暮らし
 16日は大将軍神社にお参りする日です。昨日は朝から意識して、忘れずにお参りしました。今年は皆勤賞(何もありませんけど)をねらっていました。しかし8月は病気になってしまいました。当日「行こうと思えば行けないことはない」病状でしたが、迷惑をかけることがないように自重しました。皆勤賞は来年ねらいます。

 今月お参りしたときの写真です。奥の建物の中に小さな拝殿があります。当番ですわっている男性はぼくと同い年生まれの方です。
老人会長を長く引き受けてこられ、我が家の二人が親しくしていただいてます。おしゃべりしているとこころの安らぐ方です。
 前の庭で落ち葉を掃いておられる女性はこの村の最長老で90歳超の元気な方です。このおばあさんに声をかけていただき、下の畑(一反三畝の休耕田)を足掛け11年間つくらせていただきました。あの畑づくりは「生涯の大事業」でした。道子さんもぼくも、力いっぱい、思う存分、『畑づくり』をしました。人生をおえるときにふり返っても「何の悔いもない」ほどがんばりました。「この村に住んでよかった」と思う、親しい人が当番です。しばし、こころやすらぐおしゃべりをして軽トラで帰ってきました。
 
 ブログに写真をアップしてます。コンピューターでお世話になっている方に来ていただき、教えてもらいました。ぼくは、ちょっとパソコンが鼻を曲げると、何にもできなくなります。そんなに高級な、むずかしいことをする気はありませんが、ブログだけは書き続けたいと思います。コンピューターのことはよろしくお願いします。
 家のまわりをうろうろしたり、ちょっと草を刈ったり、テレビを見たり、漢字ナンクロをしたり、本をちょっと読んだりするくらいですが、ブログを書いているのは、ぼくのこころにとって「大きなこと」です。それを15年づつけています。引きこもりのおじいさんなのに、空気が動き、風が通る。
 ありがたいことです。

 
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筋力がおちたのを自覚して

2023年09月16日 20時37分02秒 | 古希からの田舎暮らし
 8月ひと月家で、ダラダラ、ブラブラ、していました。「それで昨日のようなブログを書いたのだ」とわかりました。「筋力」は日々落ちていきます。自分では何も感じないけど。
 自分が日々衰えていくことは、あまり自覚できていません。「一カ月前にできたことは、元気になればまたできる」と思い込んでいます。そうではない。老人は動かなくなれば、筋力が落ちて、動けなくなっていく。86歳にもなって、そんなことに気づくのは、「おろかでした」。
 ではどうするか。筋力を回復しようと動く。それしかない。道子さんは〈ゆるいスクワット〉をやっています。ぼくは電動ウオーカーで歩かなくなりました。散歩も暑いからしない。これでは「衰えるのが当たり前」です。
 そうか。これからの一カ月がぼくの岐路になるな。まず歩くことからはじめます。

 図書館で借りた『ノモンハンの夏』を数日かけて読みました。この本は半藤一利しか書けません。ほんとは司馬遼太郎が「ノモンハン」を書きたかった。しかし彼はあまりに「怒りが深く」「書こうとすれば怒りが沸騰してしまい」書けなかった。司馬の願いを半藤がかなえた本です。
 日本が仕掛けたひどい戦争で、多くの兵士が死にました。半藤一利はその愚劣さをこの本で、後世にしっかり伝えています。
 いつまでも読み継がれてほしい本です。
 この本ではノモンハン事件(戦争)と世界情勢が立体的に描かれています。「独ソ不可侵条約」前後のヒトラー/スターリンの緊迫したのやりとりが描かれています。加瀬俊一の『評伝ヒトラー』をまた読んで、あの時代を復習してみます。
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筋力がおちたのを自覚して

2023年09月16日 01時20分03秒 | 古希からの田舎暮らし
 8月ひと月家で、ダラダラ、ブラブラ、していました。「それで昨日のようなブログを書いたのだ」とわかりました。「筋力」は日々落ちていきます。自分では何も感じないけど。
 自分が日々衰えていくことは、あまり自覚できていません。「一カ月前にできたことは、元気になればまたできる」と思い込んでいます。そうではない。老人は動かなくなれば、筋力が落ちて、動けなくなっていく。86歳にもなって、そんなことに気づくのは、ちょっとおろかでした。
 ではどうするか。筋力を回復しようと動く。それしかない。道子さんは〈ゆるいスクワット〉をやっています。ぼくは電動ウオーカーで歩かなくなりました。散歩も暑いからしない。これでは「衰えるのが当たり前」です。
 そうか。これからの一カ月がぼくの岐路になるな。まず歩くことからはじめます。

 図書館で借りた『ノモンハンの夏』を数日かけて読みました。この本は半藤一利しか書けません。ほんとは司馬遼太郎が「ノモンハン」を書きたかった。しかし彼はあまりに「怒りが深く」「書こうとすれば怒りが沸騰してしまい」書けなかった。司馬の願いを半藤がかなえた本です。
 日本が仕掛けたひどい戦争で、多くの兵士が死にました。半藤一利はその愚劣さをこの本で、後世にしっかり伝えています。
 いつまでも読み継がれてほしい本です。
 この本ではノモンハン事件(戦争)と世界情勢が立体的に描かれています。「独ソ不可侵条約」前後のヒトラー/スターリンの緊迫したのやりとりが描かれています。加瀬俊一の『評伝ヒトラー』をまた読んで、あの時代を復習してみます。
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