古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

45ミリホースで畝間潅水をしました。

2012年07月31日 02時52分57秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 ゴマの花が次々と咲いてはサヤになっていきます。苗がネキリムシに食われてしまい、何度も播き直したので背の高さはまだ不揃いですが、もうすぐどのゴマもぼくらの背の高さを追い抜くでしょう。花は下向きに咲き、花弁の一部が舌のように長くなります。サヤがはじける9月初旬には切りとって収穫します。
 国産のゴマは「絶滅危惧種」と書いているブログもありますが、生産している人は皆無ではありません。素人でもつくれる作物です。ぼくらも散歩していてゴマをつくっている菜園を見かけることがあります。もし散歩中に150センチ超の茎でこんな花を見かけられたらゴマです。来年はあなたも作ってみませんか。
 ところで梅雨明けとともに雨が降らなくなり、夏の陽射しで畑はカラカラです。水やりが大事な仕事になります。一反三畝の畑に、家庭用ホースで水やりをしていたのでは間に合いません。そこで例年この時期には45ミリホースで畝間に水を流します。田んぼ全部を水びたしにする75ミリパイプも入っていますが、このパイプを開けると畝間はどろどろになり、田んぼが水漏れして下の家の畑が水びたしになってしまいます。
 きょうは今年はじめて45ミリホースで畝間に水を流しました。思ったより傾いてる畝があります。この夏は畝間潅水が週に一度は必要でしょうから、土を削ったりならしたりして調整します。
 それにしても暑い。熱中症でなくても体がほてり、夜ウッドデッキで休み、星を見上げると、涼しくて気持ちがいい。「街の暑さは大変だろう」と思いますが思うだけでどうしようもありません。
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黒大豆・大豆の土寄せをします。

2012年07月30日 04時48分36秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 同じような写真ですみません。きのう撮った今年の黒大豆(25メートル×2畝)です。遠景の右手に見える小さい木立ちはうちの村の鎮守さまです。西日を受けるこの眺めが、ぼくは好きです。
 今朝、黒大豆は畝の両サイドと中央の畝間に耕運機を通しました。草はほとんど生えていません。両側から黒大豆の根元に土寄せをします。これで土寄せはほぼ終り、あとは目につく雑草を抜く程度です。そして黒大豆の下枝が伸びて折れないように、畝の両側に2メートルごとに杭を打って、マイカ線を張ります。
 それにしても草の勢いの一番盛んなこの時季にこのきれいな畝。「こまめな世話をしているものだ」と我ながら畝を眺めては感心します。そして六甲の禅昌寺で見た「ことば」を思います。このお寺には門前に掲示板があり、ときどき警句のような引用文が書いてあります。いまから10数年まえの冬、こんな引用文を見かけました。

 " 真面目という狂気が一番恐い "

 誰の著書のどこから引用した文か調べましたがわかりません。それにしても、なんと的確に、われわれの落ち込む穴を指摘しているか。
 きれいな畝にすればするほど草を抜きたくなり、削りたくなり、やがて追われるようになる。エーカゲンに、テキトーに、やることができなくなる。今年は春先に道子さんが入院したり、母・妙子さんがギックリ腰になったりして畑に手がまわりませんでした。だから初回の土手の草刈りはまわりの土手に遅れをとりました。そこで例年並の畑にしようとコツコツ草を刈り、削り、畑仕事に時間をかけてきました。そして気がついたら、段取りよく、草ぼうぼうにならずに、例年よりきれいな畑ができています。
 ほめられ、自分でも気に入り、ついつい身を乗り出して仕事をしたくなるとき、ぼくはこの警句を思い出すことにしています。

 
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ムシ対策・アライグマ対策をします。

2012年07月28日 02時28分50秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 先日たのしい来客があって、おしゃべりのあと善祥寺にご案内しました。前の日曜日に『はすまつり』は終っていますが、蓮はまだ咲いています。でも写真撮るなら朝ですね。蓮が朝日に「おはよう!」とあいさつしてるところがいい。なおお客さんのなかに『おさるの健康の里』というブログを立ち上げて、広く活躍している方がおられ、ご自身のブログで我が家を紹介してくださっています。またのぞいてみてください。
 この『おさる』さん、とてもたのしい方で、特技は「風景写真に自分を写し込む」撮影技術のようです。日本でもアメリカでもどこでも自分を入れた写真をいっぱいアップしておられます。
 畑仕事には時間をかけていますが、実は大事なことを一つ書き落としていました。毎年7月上旬には小豆を播き、「道子さんがいかに智恵をしぼってサヤを食い荒らすアズキノメイガとたたかうか」を報告しています。今年はその報告がないのを不審に思われた方もあるでしょう。
 黄色い粘着シートで捕殺したり、孫の昆虫の網で卵を生みに飛来する蛾を捕まえたり、去年は高さ2メートルの4ミリ防風網を張って(「アズキノメイガは地上150センチ以下のところを飛ぶ」と本に書いてあったので)防ごうとしたり、ほんとにそばで見ていて何もしないぼくも、頭の自然に下がるほどの努力を毎日していました。
 今年はそれがない。はい。今年は小豆を播きませんでした。道子さんは小豆づくりをやめたのか。そうではありません。今年は大豆の防虫に力を入れることにしたのです。去年は黒大豆には一度かそこらアセビの煎じ薬を散布しましたが、大豆は特に散布しませんでした。今年は収穫を増やすために大豆の植え方を変え、防虫にも力を入れます。
 今年はアライグマの大好きなトウモロコシには動物ネットを掛けました。スイカにはピンク(元の色は)タイガーとテグスと動物ネットを張りました。そこでアライグマは畑を物色して、水ナス・カボチャを爪で引っ掻いたようです。あの爪痕はアライグマです。夜な夜な来てる! サツマイモがあぶない! 
 次の対策をやってみます。
○ 夜はラジオをつける。 (二箇所・1008ヘルツの朝日の深夜放送)
○ サツマイモは地上1,3メートルの高さにマイカ線を張って動物ネットをかぶせる。(去年は毎日かぶせたり、はぐったりしたけれど今年は作業や収穫以外はかぶせたままにする)
○ カボチャは防鳥ネットをかぶせて様子をみる。(防鳥ネットは弱いけど体にからみつくのを嫌がるだろうと想定して)
○ 市の農業振興課に行き、捕獲器を借りて仕掛ける。(アライグマはこの4年で1匹捕獲しただけ。他はヌートリア8匹、狐1匹、猫多数匹。)   以上。
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裏山の愛宕さんにお参りしました。

2012年07月25日 00時48分34秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 うちの村のお祭りに『祇園さん』(7月14日)『愛宕さん』(7月24日)があります。我が家の裏山の頂上には小さい祠(ほこら)が祀ってあり、登って左手が祇園さんです。いまでは年に一度の祭りの日に当番が登るくらいですが、むかしは頂上で村人たちがお酒を飲み、田んぼの水の配分を話し合ったそうです。
 引っ越して半年たった頃、探検のつもりで山道らしいところを登ってみたら祠がありました。村の人にきいたら「むかしから村でお祭りしている」というので、我が家では年末年始などに孫たちとこの祠にお参りするようになりました。でも祭りの日の当番以外に登る村の人は、いまではありません。
 きのうは畑仕事をしていたら、四時ごろ当番の人が参道に入っていかれます。それで祭りの日(24日)だったことを思い出し、お供え用に畑のトマトやピーマンを持って後を追いました。
               
 きのうは風もなく乾燥注意報も出てなくて、前日の雨でしめっぽい日でした。そこで4年前に石で新調した祠の横に置いてあった、前の祠の残骸(木材)を、当番の人が積み上げて燃やしました。その写真です。これで頂上が片付きました。年末にはまた孫たちとお参りしようと思います。
               
 これはツル返しをした写真です。サツマイモの畝を今年はメジャーで測って1,5メートル間隔でつくりました。耕運機で畝間を耕せます。そこで伸びてきた「ツル返し」をして草抜きをしました。ツル返しは収穫までに何回くらいするのかとネットを見たら、みんな好き勝手というかエエカゲンというかテキトーというか、せいぜい1回か2回で、あまりしていません。でもうちは去年ツル返しをしなくて芋が小さく細かったので、今年は二週間たったらまたしようと思います。
 中には「『鶴の恩返し』を思い出しながらツル返しをした」とブログに書いてる人もあり、人間って感性豊かというか個性いろいろ。だからこの世はおもしろい。
 
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ぼくの『田舎暮らし』の原風景です。

2012年07月24日 03時16分11秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうの写真の風景をほめてもらい、ありがとうございます。
 2006年の春3月、道子さんとぼくは不動産屋さんに案内してもらって、はじめていまの家の土地を見に来ました。春の陽射しがぽかぽかして、あたりの空気はのびやかでした。
 家を建てるはずの土地を見てから、近辺を歩いてみました。100メートル足らず山のほうに上ると、まだ枯草色の田んぼが広がり、その向こうはゴルフ場になっていました。100メートルあまり下ると小さい池があり、枯木の木立ちにかこまれた村の墓地があり、枯草の繁った田んぼがありました。
 春の陽射しがあたり、田んぼがあり、その向こうには田舎の景色がひろがる。その風景を写真に撮りました。「こんなところで一日のんびり畑仕事ができたらいいだろうな」
 何の脈絡もなく不意にわき起こったその思いがいまは実現したかたちです。
 それまで半年ほどぼくらは田舎暮らしをするための「空き家さがし」をしていました。何度も何度もブログに書きますが、北は福知山線の谷川駅付近から南は淡路島の一ノ宮町まで数十軒の田舎の空き家を見てまわりました。でも空き家さがしは疲れました。一日数軒の空き家を、自分が暮らすことを想像しながら見てまわると、くたくたでした。空き家ってなにかそんな疲れるエネルギーをもっている気がします。その家の歴史がもたらすものか。住んでいた人の人生の疲労がもたらすものか。
 発想を転換したのは不動産屋さんの一言でした。「空き家といってもぴったりくる家はないもんです。それより家を建てたらどうですか」そして案内してもらった最初の土地に、家を建てました。小さい平屋の家です。年寄りは平屋がいい。二階建てはいけません。
 歳をとってから、なんのつながりもない土地に落下傘のように舞い降りたのに「めぐまれた日々」と思って暮らしている。自分のしたことですが不思議な気がします。きっとなにか大いなるものの「みちびき」があるのでしょう。語ればいあふれるほどの思いはありますが、感謝するしかありません。
 きのうの写真にコメントをいただき、返事のつもりで書きました。
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畑仕事の流れがよくなりました。

2012年07月23日 03時04分29秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 先日撮ったうちの畑の写真です。手前の田んぼに入って撮りました。今年はうちの畑のまわりは減反で黒大豆づくり。その先の我が家の畑はぐるりの土手の草がきれいに刈ってあります。こうして少し離れたところから眺めると、またこの畑が好きになります。
 なんというか「この畑がますます好きになる」のはいいことですね。草を刈ったり、ゴミを集めて焼いたり、作物の世話をしたり、畑をきれいにしようというエネルギーが、つぎつぎとわいてきます。そして仕事の流れがよくなります。
 きょうはトウモロコシの畝を片付けました。支えの竹を抜き、結んでいたマイカ線をほどき、草刈機で草や茎を刈りました。茎は日にさらして乾かし、草といっしょに集めて燃やし、灰をつくって畑に入れます。また黒マルチでおおった畝の間に草が猛然と生えてきたのでそれも草刈機で刈りました。夏のこの時期、草ぼうぼうの畝が一つや二つはできるものですが、それが今年はありません。
「ひとつ段取りがよくなると次々とよくなるものだなあ」と感心しています。自慢ではないつもりなんですが……。
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裏山を眺めのいい庭にしたいのですが……。

2012年07月22日 03時10分49秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 旅行のブログを読んだ道子さんに「どうしてあのきれいな庭の写真載せないのよ」といわれてしまいました。それで足立美術館の庭の写真を載せます。夏の強い日差しと輪郭のくっきりした庭。手入れは大変でしょうが、見ていると胸がひろがります。
 実はうちの裏山も竹を切るだけでなく木を植えたり花を植えたりして、庭のようにしようと思います。去年と今年は、少し芝生も張りました。芝が伸びたので手押しの芝刈り機も購入しました。でも大きな悩みがあります。それは木を植え過ぎたことです。
 植木屋の『明幸園』のおじさんにも、庭造りの『風雅舎』の人にも「竹薮に木を植えるなら余程根を掘り上げてからでないと枯れてしまいますよ。わたしならそんなところには木を植えませんね」とおどされて、なるべく安い苗木を買いました。そして枯れても仕方がないと多めに植えました。ところが木々はどれも立派に育っています。枯れたのは柿の木2本くらい。100円で買ったサザンカも立派に。少々狭くなりましたが、植えた木を切るのはしのびない。
 そこで剪定をしっかりし、草や笹は刈って、庭らしくしようと思います。
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足立美術館・出雲大社に行ってきました。

2012年07月21日 05時33分45秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 写真は鳥取県日野郡の山奥にある『金持神社』(かもちじんじゃ)という小さな神社です。このたびの小旅行ではこの神社に寄りました。実は14年前の1999年夏、小旅行の通りがかりにこの神社にお参りしたことがあります。そのときはすごく寂れた無人の神社で、参拝者は一人もいなかったし、売店や駐車場もありませんでした。
 ところが何かのきっかけで、数年前にこの神社が全国的に有名になりました。それでどう変わったか見たかったのです。いまは入口に売店があり、絵馬や金持ちになりそうなグッズを売っています。神社の裏には絵馬がぎっしりぶら下げてあり、「宝くじ、ロト6にあたりますように」「一千万円当たって家をリフォームできますように」といろんな「願い事」が書いてありました。いくら万能の神様でも全部の願いをきくのは大変だ。
 足立美術館は庭がきれいでした。すぐそばの鷺の湯温泉に一泊して、翌日は出雲大社にお参りしました。出雲大社周辺は、三日後に『しまね神話博』のオープンを控え、準備や掃除でバタバタした感じでした。日御碕の神社と灯台に寄って夜遅く帰ってきました。
 きょうは雨で、水やりをしたくてもいいし、旅の疲れを癒すにはいい休養日になりました。さ、あしたからまた働きます。
 
 
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小さな旅行に出掛けます。

2012年07月17日 23時53分04秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 黒豆の畝を土寄せした写真です。畝つくり・マルチ掛け・苗の移植・遊歩道の草刈りと畝間の耕運・両側からの土寄せ。以上の作業がどれも段取よくすすんで、黒大豆はいま順調に育っています。
               
 スイカはいま十数個できつつあります。そろそろアライグマにやられそうな大きさ・甘さに近づいてきました。そこで動物ネット・テグスを張り、ピンク・タイガーの人形(ナフコに売ってあるときはピンク色でした。紫外線にやられていまは黄色になっています)をぶら下げて、アライグマを待ち暮らしています。来ないほうがいいけど。二頭のタイガーは三年目。丈夫にできていて感心します。
               
 夕方5時過ぎの大豆の畝です。ここの5本の畝を草けずりし、土寄せが終りました。こんなにきれいに土寄せができたらほんとに気持ちがいいです。
 ここもあそこも段取よく仕事がはかどり、一段落。やれやれ。
 そこで一泊旅行をすることにしました。母・妙子さんはショートステイ中ですから、だれに助けてもらわなくても出掛けられます。なんと気分が軽いことか。
 3月に蟹食いの旅に出て以来の泊り旅です。ほんのひと晩ですが、心のストレッチは気持ちがいい。母のショートステイでそんな気分を味わえるとはいい時代です。
 梅雨明けで陽射しが強烈です。1時間働いたら熱中症になるかも。これからは朝夕に畑仕事をします。朝は5~6時に畑に出て8時まで仕事。それから夕方の4時までは出ない。夕方の4時過ぎから畑仕事を再開し、6時半まで仕事します。夕方は大豆の畝のように畑の半分が山影になります。これで畑仕事は充分こなせます。
 この畑での野菜づくりが5年目にして要領よくできるようになりました。
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畑仕事は順調ですが、それでも追われています。

2012年07月16日 23時31分04秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 大豆の苗は順調に伸びていますが、カメムシがつきはじめました。そこでアセビの葉とニコチン(安物のたばこ『わかば』をほぐして水に溶かす)の液を散布したら、いまのところ効いているようです。
 ところで道子さんがアセビの葉を摘んでいて野鳥の巣を見つけてしまいました。裏の窓から3メートルのところにある低いアセビの木に、だれか野鳥が巣をつくっているのです。卵を二つ生んでいます。でもあまりに人家に近く、家人がうろうろするので、この巣は放棄したのでしょう。毎朝裏山を見ますが小鳥が出入りするのを見かけないし、今は抱卵する季節を過ぎています。
 何をしたわけでもないけど、裏山の木々の剪定をしたり竹を切ったりとうろろしてわるいことをした。と思ってもいまからではどうしようもありません。
 それにしてもこれはどの野鳥の卵でしょう。裏山ではメジロ、ウグイス、ホホジロなどの野鳥がよく鳴いていましたし、あのアセビの木あたりに見かけたこともあります。今年はウグイスがすぐ裏のヤマザクラの木をテリトリーにしたらしく、葉が出る前から(山桜なので葉が出て花が咲きます)毎日枝に止まって鳴いていました。いまは葉が茂って姿は見えなくなりましたが、日に何百回と鳴きます。毎朝窓からしっかり観察するべきでした。ウグイスの鳴き声は『ヒグラシ』と交代するようにもうすぐ聞えなくなりますが、来年は気をつけます。
 畑仕事は道子さんの復帰で本来の二馬力で仕事をこなしています。7月の草刈りが終り、土寄せや草削りもほぼ順調にこなしています。それでも追肥やらムシの卵点検や幼虫退治に追われています。
 
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我が家の蓮も咲きました。

2012年07月14日 05時01分36秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 4年前に善祥寺でいただいた蓮の根を、火鉢に入れて庭においています。『天上蓮』と教えていただきました。その花が今年は咲きました。肥料のせいでしょうか。小ぶりです。でもこの花の存在感は圧倒的です。
 7月の草刈りをはじめました。遊歩道を刈りおわって、土手にかかっています。草刈りのときは「草刈り用」の新しい長靴にはきかえます。土手は滑るし、こけて怪我をするともう自分の畑仕事が終りになってしまうので用心しています。時間をかけて、休み休み刈ることにします。
 大豆にカメムシが来ています。道子さんは、ニコチンとアセビの煎じ薬を薄めて散布しています。ニコチンはコンビニで「わかば」という銘柄のタバコを買って、つくります。自販機にはない、むかしの安物のタバコですが、効いているようです。
 トウモロコシは動物ネット(2メートル幅のネットを二枚つなぎぎ長さは10メートル)を畝の頭からかぶせています。下からいくらでもめくれますが、アライグマも用心してネットはめくらないだろうと勝手に考えています。スイカはカラスよけのためにテグスを張り、ピンクタイガーを二頭ぶら下げています。ピンクの色は紫外線で黄色に変色していますが。先日善祥寺の畑を見たら、苗を入れるカゴをスイカにかぶせてありました。ただかぶせてあるだけで固定してありません。でも効果があるのでしょう。
 ネットとか糸とか何か抵抗があると用心して近づかないのかもしれません。
 いま朝の5時。裏山で「ヒグラシ」の鳴くのが聞えました。今年はじめてです。これから秋までウグイスと交代するように朝夕「カナカナ」と鳴いてくれるでしょう。
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善祥寺の『はすまつり』を下見してきました。

2012年07月11日 02時15分57秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 きのうは歯医者さんに行く日でした。フッ素を塗ってもらうので、終ってしばらくドライブしてからお気に入りのそば屋『稜庵』に行きます。というわけで22日にひらかれる善祥寺の『はすまつり』の下見をしました。
 口吉川の道はわかります。『里脇』の橋を渡って地道に入り、『吉祥寺』から『槙』に抜け、細い道を『大島』に抜け、善祥寺に登ります。お寺には車が数台止まり、10人余りの人がすでに花見に来ておられました。
 蓮も睡蓮も動かないし、どっしりした存在感があるし、みなさんいっぱい写真を撮っておられました。ぼくも青い睡蓮を撮ってみました。まつりの当日は車も人も混むでしょうね。
 昼前に稜庵に入ったら、なんと給仕する女性が二人もおられます。いままでは一人でしたのに。そして奥の座敷は10人以上のお客さんでいっぱいだし、手前のテーブルもやがて満席になりました。レジの後ろには「本日は売り切れました。またのお越しをお待ちしております」とか書いた札が準備してあります。味が人を呼び、評判を呼び、忙しくなったのでしょうか。
 夏には『冷やしそば』『ぶっかけそば』のメニューが加わります。ぼくは「そばのおいしさは『ざるそば』でなくては」と夏も冬もざるそばを注文していましたが、去年からこの夏メニューを注文するようになりました。道子さんもぼくも『冷やしそば』を頼みました。冷たい汁にそばが泳いでいるのですが、その汁が実にうまい!
 ついている陶器の匙(さじ)=「チリレンゲ」で汁をすくっては飲みすくっては飲み、二人とも最後にはドンブリを持上げて空っぽになるまで飲んでしまいました。どうしてこの味を出すのかわかりませんが、残すのが惜しい味です。去年『ざるそば』をこの汁につけて食べてみましたがイマイチ。ざるそばと冷やしそばは何か調理法がちがうのでしょうね。
 畑の農繁期はまだつづきます。きょうは畑の畦の内側・遊歩道の草を刈りました。一周刈るのに三時間かかりました。でも草を刈らないとムシの住み家になってしまいます。道子さんはゴマの苗を、ムシに食べられて消滅したら植え、消えたら植え、草は抜き、追肥をして一生懸命に守っています。並大抵の努力と忍耐力ではゴマの畝は守れません。そばで見ていてわかります。見てるだけですけど。
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黒豆の苗を植えました。

2012年07月09日 02時32分46秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 きのう、黒豆の苗を移植しました。畝は6月のはじめにつくり、ジョレンで整形して黒マルチをかけていましたので、写真のように草一本生えていません。もしマルチしてなかったら草がびっしり生えて、表面の土はあの雨で固くなってしまい、気持ちのいい移植ができなかったでしょう。25メートルの畝2本に50センチおきに植えたので100本植えたことになります。苗が余ったので30本空いている畝に植えました。
 それにしても畝の横の遊歩道をみると伸びたギシギシをはじめ、草びっしりです。一年のうちでも一番草の勢いの盛んなときですから。
 畝の土はあの雨でしっとりしており、団粒化した土をかき寄せて苗の根元を固め、きれいに仕上がりました。移植作業をするときは素手がいい。掘った苗の根をおにぎりをつくるように土で固め、畝に置き、手でまわりの土を寄せて固める。手は少し荒れても、苗にこちらの気持ちが一番伝わるやり方です。
 
 ところで土曜日の晩、ブログを書こうとパソコンを立ち上げたとき画面に出てきた見なれぬコメントのなにかをクリックしてしまい、パソコンがネットにつながらず書けなくなってしまいました。
「えらいこっちゃ! 何をクリックしてしまったんだろ」
 自分では直せない。さわればさわるほどヘンになるかもしれない。落ち着きません。そして考えました。「悠々自適の田舎暮らしをしているつもりなのに、それなりにブログを意識した生活をしている。それがつながらないと、ぼくみたいなおじいさんでも少し落ち着かない気持ちになる。もしネットやブログやメールにどっぷりひたっている若い人だったら、もっと落ち着かない気持ちになるだろうな」
 翌朝すぐにパソコンでいつもお世話になる人にSOS。「電源を切って入れたら直ったよ」と言われてやれやれ。持っておられた「アイパッド」をさわらせてもらい、「どうしたものかなー」。
 老人とパソコン。オレはどこらへんまでついていくかなー? 
 定年退職した頃は「おれの人生は、パソコンとは関わりなく、ワープロの『文豪』さまで終っても悔いはない」(あの頃はもう『文豪』さまが故障して『ルポ』さまだったかな)と思っていました。ところがデジカメで写真を撮るようになり、パソコンで写真を印刷するようになり、ネットを見るようになり……。
 また考えます。
 
 
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雨の中にひたむきに咲く花花

2012年07月06日 04時27分31秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 ウッドデッキの降り口にタネを落としていたのか、一本のゴボウが伸びてきました。そして1メートル60センチに伸びた茎から枝を出し、花がいっぱい咲いています。「ゴボウの花」をはじめて見ました。
               
 こちらは花好きの村の人にもらったホテイアオイです。もらいものの甕(かめ)に水を張って入れていたら、写真のような花が咲きました。葉の感じとそぐわない清楚な花で、見ていると引き込まれそうです。
 4年前散歩に出掛けて、善祥寺の住職さんに根をいただいた『天上漣』は、庭の火鉢の中で元気に育っています。今年は葉がいっぱい茂り、蓮のつぼみが伸びてきました。あと一週間ほどでひらくでしょう。
 道子さんが畑仕事の合間に手を入れて、うちの庭はいま花がいっぱい咲いています。
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雨で畑仕事がはかどりません。

2012年07月05日 03時14分31秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 クララです。マメ科の植物だから花が終ったらサヤができる、と思っていたのですが、写真のように細いサヤです。あの中に豆ができているのでしょうか。「豆」というより「種」ですね。その種を播いたらまたクララが生えてくるのでしょうか。調べてみることにします。いずれにしてもクララは、昔は便所のウジムシ退治に使ったそうですから(江戸時代かな)、ゴマの種蒔きのときに散布すれば有効ではないかと思うのですが。なにしろ「クラクラするほど苦いから『クララ』と名がついた草」ということですから。
 きょうは雨はほとんど降りませんでしたが、きのうの雨で畑が乾きません。田んぼだった畑ですから一日晴れて夏の日に当たらないと無理なようです。それでも強引に畑に入って仕事をしました。少し足をとられるほどでした。
 シモン一号は他のサツマイモを植えた5月中旬に、2日間植えるのを延ばしました。天気予報で最低気温が10度を下まわるときいて、買いおいた苗を屋内に避難させたのです。他のベニアズマなどは植えたのに。それはかなり枯死しました。しかしシモンは避難がよかった。いま一番元気で、10本の苗は10本とも立派になりました。そこで15本ツルをとりました。ちょっとシンナリさせてから明日植えることにします。
 ポット植えで買った安納芋二株も、ツルが伸びてきたのできょう7本苗をとりました。ちょっとシンナリさせて明日植えることにします。7月に植えたサツマイモの苗は10月の終りにならないと掘れないでしょうけど、全体に今年は遅れ気味ですから仕方ありません。
 毎年のことですがサツマイモは気温ですね。ホームセンターにつられないように時季を見きわめます。
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