古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「人感センサー電球」をかえました。

2023年07月31日 21時50分20秒 | 古希からの田舎暮らし
 玄関灯/玄関内の上り口/トイレ/浴場の脱衣室/などは「人感センサー電球」にしています。夜、トイレに行くときも自動で点いたり消えたりして便利してます。ところが脱衣室の人感センサー電球が「なかなか点かなくなりました」。暗い脱衣室の電球の下に立って「阿波踊り」風に手を頭上にかざして15秒ほど踊ると、動きを感じてパッと点きます。
 トイレに行くには、玄関内の人感センサー電球が点けば十分です。脱衣室の人感センサー電球が点かなくてもよい。そこで普通のLED電球に付け替えました。高齢になると電球をつけかえるのが危なっかしく、覚悟して脚立に上りました。

 我が家の天井は床から2メートル60センチの高さにしてもらいました。普通の家は2メートル40センチが標準だそうです。20センチ高い。天井の電球を交換するのに、写真の脚立をつかいました。
 四段の脚立です。四段目の高さが80センチで、食卓なんかより高い。ぼくが上るのですから手すりが必要です。手すりの高さは145センチ。この脚立で安定して作業ができました。この脚立がなかったら電球交換作業はできませんでした。
「年寄りの家は、電球の交換も頼まないとできない」から〈便利屋さんにお願いする〉といいますが、この脚立があれば90歳くらいまではいけそうな気がします。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              
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〈水やり〉の日がつづきます。

2023年07月30日 20時53分33秒 | 古希からの田舎暮らし
〈水やり〉がらくになるように、散水用具を買いに出ました。

 ホースの先につける散水用具を『散水ノズル』というみたいです。大豆や胡麻の上から葉っぱにかけるのでなく、水は根元にやります。腰をかがめてやりたくない。柄の長い散水ノズルがほしかったのです。
 このノズルは立ったままでやれます。

 右は「三条植え」した大豆の二畝と、左は胡麻の畝です。どちらも台風が来ると倒れます。例年なら杭を打ち込んで、マイカ線(ハウスバンド)を二条に張るときです。今年は暑いし、台風はまだ来ないし、やる気がおとろえたのか、グズグズしています。
 ピアノ練習や電動ウォーカーもしていません。
〈やる気〉が出ません。ぼくの歳なら「こんなものかなー」。
 毎日グズグズしています。道子さんはいろんなお友だちがいて、スマホ電話の〈掛け放題〉でときどき長い話をしますが、ぼくが〈長電話で話す友だち〉はあの世にいます。〈あの世電話〉はありません。〈AI〉が対応する時代が来るでしょうか。
 このブログは2009年3月からです。もう15年、3000日超書いてます。この発信だけが「自分の仕事」みたいに思っています。ブログも発信しない、本も読まない、電話を掛ける人もいない、訪ねる人もいない、買い物もあまりない、することがない、高齢の人はどうしてるのかなー。
 あと二カ月ほどでぼくは「満86歳」になります。テレビを見ていると「満85歳まで、持病があっても入れます」と宣伝している保険に入れなくなります。「どうだ! オレはもう生命保険に入れないんだぞ」。自慢することではありませんけど。そうだ。ガン保険はまだあのままだった。どうするかなー。
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公民館の〈水やり〉をしました。

2023年07月29日 00時58分01秒 | 古希からの田舎暮らし
 昨日28日は、いろいろしました。
〇 朝、錦織圭の試合を見ました。若くて元気のある選手との二回戦で「負けるかもしれない」と心配でしたが、勝ちました。準々決勝に進出です。今日の午前4時からです。いま午前1時。このまま起きて待つか。ちょっと寝るか。
〇 午後はホームセンターに買い物に出掛けました。仏壇の花〈胡蝶蘭〉がくたびれてきたので、お盆/秋のお彼岸/にむけて花の交代です。いまの花(前)は「二度咲き」の胡蝶蘭です。

〇 公民館の花に〈水やり〉が必要です。道子さんが草を抜き、植え込みの花の手入れをしました。

 暑い日中には水をやれません。夕方になってからやりました。
〇 その間にぼくは中庭をナイロンコードで刈りました。

〇 公民館の垣根が伸びてきました。数日したらまた水やりが必要です。そのときに垣根を電動バリカンで刈ろうと思います。
 ささやかなボランティアをして気分がいい。できることに感謝します。
 帰ってから家の水やり。道子さんはウッドデッキ前の花花と夏野菜に。裏山の花花やプランターに。ぼくは前の畑の/大豆/黒豆/胡麻/小芋/などに。
 龍神さま、夕立の〈ひと雨〉をそろそろお願いいたします。
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「〈土寄せ〉をしなくては」と思いますが ……

2023年07月28日 20時31分50秒 | 古希からの田舎暮らし
 大豆の花が咲きはじめました。

 毎年この頃の大豆を〈土寄せ〉します。でも今年は特に暑い気がして、夕方の水やりだけです。「便所に行こう」と冷房の効いた部屋を出るとムッとした「サウナに入ったような空気」です。こんなときも/高校野球/道路工事/農業/林業/など仕事をしている人があるでしょう。「熱中症に気をつけて」と願うしかありません。
 スズメたちはとても元気です。バードフィーダーには20羽超のスズメたちが群がります。裏窓にぼくたちの気配があるとすぐにそばの栗の木に身を隠します。もし栗の木にムシがついていたら、スズメたちがついばむでしょう。お陰で栗の木にはムシがつかず、たくさん実がなっています。落ちるイガは一つもありません。

 栗は今年も豊作になりそうです。
 
 朝6時30分からの「スワイショウ 前後5分 左右5分 / かかとトントン 2分 / 仏壇を拝む 2分 / 発声練習として般若心経 2分/ 瞑想 20分 / は、一日も欠かさずつづけています。これで〈一日の生活リズム〉が整います。朝遅く起きることもありません。もう5年つづいてるかな。食事のあと朝寝/昼寝/をすることはありますけど。
 つづけられることに感謝します。 
 
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吉行和子の〈エッセイ〉を読んでます。

2023年07月27日 21時57分00秒 | 古希からの田舎暮らし
 吉行和子は俳優/エッセイスト/です。昭和10年生れでぼくより2歳上の87歳。この人のエッセイはウソや誇張がなく「読んでいくとすーっと入る、気持ちのいい文」です。ときどき、佐野洋子と吉行和子のエッセイを図書館で借りて読みます。
 いま読んでいるのは『老嬢は今日も上機嫌』( 2008年刊・新潮社)という短いエッセイ集です。
 彼女のエッセイの味を伝えるには、彼女の文を読んでもらうのがいい。ひとつ引用してみます。


 何しろ役者の仕事は体力勝負だ。演技力じゃない、体力なのだ。最後まで残っていくのは元気でいる人間だけだ。
 私は病気をすることが多い。しかも大病だ。子供の頃から病弱だった。しかしこの仕事をはじめて半世紀も近づいて来ているのに、仕事に穴を開けたことが無い。開けそうになったことが何回かあったが、常に却下された。
 サスペンスドラマを演っている時だった。ハードスケジュールで、歯が痛いのに病院に行く時間がつくれない。日がたつにつれて痛さは増し、その腫れは顔にまで広がり、ある朝、目が開かなくなってしまった。これではいくら何でも無理だと電話したところ、十分もたたないうちに撮影現場からおり返しの電話があり、撮るシーンを変更したからすぐ来てくれ、と言う。シナリオも少し変え取調室で、二、三発殴られて顔が腫れ上がった、ということにしましたから大丈夫、と言うのだ。絶対に休ませてくれる気はない。そのしぶとさに感心して、出かけて行ったものだ。
 こんな事もあった。腎臓結石で猛烈な痛みに襲われているのに本番の時間が近づいて来た。今日はやめましょう、などとは言わない。テレビ局近くのお医者さんを連れて来た。その人が、どうしたことか、私の背中いっぱいに、大きな絆創膏のようなものを張って帰っていった。ゼッケンを背負っているみたいなものだ。その上から衣装を着せられ、朦朧として本番を撮り終えた。
 終って即入院、即手術。担当医に、どうしてここまで我慢出来るのかが不思議なくらい悪化していた、と後で言われた。そのせいで結石だけでは済まなくて、内臓までおかしくなり大騒ぎだった。これで死ぬのかな、と思ったくらいだ。しかし、あのゼッケンを張り付けていったお医者さまは、一体何者だったのだろう。慌てたスタッフが、そこら中捜して、とりあえず連れて来た接骨医だったような気がする。それっきり長期入院してしまったのでタイミングを失い、そのことは謎のまま消えてしまった。

 こんな感じの文です。「ちょっと読んでは何かしたり、テレビ見たり、またちょっと読んだり」してたのしんでます。


 
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〈草刈り〉〈水やり〉の日々です。

2023年07月25日 18時32分58秒 | 古希からの田舎暮らし
 9月までは草は伸びます。ぼくの目安は「一ヶ月ごとに刈る」です。下の広い畑をつくっていたときも「月に一度の草刈り」が目安でした。4月から10月まで。
 今日は〈水やり〉のまえに草を刈りました。畑とフェンスの間の通路は草がよく茂っています。

 防草シートを敷いているのですが、不完全なので間から生えてきます。もう一度シートを敷くつもりです。シートは用意してあるのですが、なんとなくグズグズして、草の盛んな季節になってしまいました。
 この通路をナイロンコードで刈った写真です。

 石垣の下も草や笹が伸びています。草刈り機を振りまわしているうちに元気が出てきて、石垣下も刈ることにしました。
 一時間がんばって草を刈ったところです。フェンスと石垣の間はまだ手がついていません。ここは明日やる気です。

 石垣下を刈る気になったのは丈夫なハシゴのせいです。前の弱弱しいハシゴだったら、やらなかったでしょう。

 いま夕方の6時です。今日は錦織圭のテニスの試合が夜中の12時からあります。WOWOWで見られます。この時間まで頑張って起きているのは、ぼくには無理です。夕食後寝て12時に起きられるか。夜中の2時前後ならほぼ起きられますけど、どうかな。
 見逃したらオン・デマンドで見るしかないな。
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〈愛宕さん〉にお参りしました。

2023年07月24日 23時18分50秒 | 古希からの田舎暮らし
 歯医者さんのあと、お昼はまた、スーパーの〈イート・イン〉で食べてみよう。月曜日はお蕎麦の『稜庵』が休みです。フレッシュ・バザールでお茶とお寿司のパックを買いました。一度目の食事体験は「これもありか」でしたが、二度目は「味気ない!」。必要に迫られるまで、もうやめておきます。    
 東京は2軒に1軒は単身世帯ですって。一人で、コンビニの「パック食事」を食べる人がいっぱいいるのでしょうね。

 今日は7月24日。裏山の祠=〈愛宕さん〉にお参りする日です。夕方水やりをすませてから、軽トラで出掛けました。
 参道の山道。両側は竹藪ですが、竹が倒れ、片づけてありません。

 老人会が活動していて、もう少し若いときならこの藪を片づけたくなりますが、いまは「荒れてるな」と見るだけです。
 今日は参道を登って、左側の愛宕さんにお参りです。

 右の祇園さんと同じ形の祠です。ぼくが参道の山道を登って、はじめて見たときは木製の祠でした。祠といっても崩れて、枠だけになっていました。そこで村の集会で〈祠〉を新調することになり、石の祠をすえつけました。重たい祠ですから、石屋さんは山頂に持ち上げるために小型戦車のような運搬機をつかったそうです。
 竹の杖を突いて頂上に登り、お供えを持って下りてきました。いまは「山頂でたき火をかこむ」のはなくなり、下の道でお酒を飲みながらおしゃべりします。もう少し村人の顔がそろうと、いい雰囲気ですけど。

 夏の宵、のんびりした空気がいい感じです。ぼくは耳が遠く、おしゃべりに加われません。酒もほとんど飲めないし、せっせと〈おつまみ〉を。早々に引きあげてきました。あの参道を来年も「登れるかなあ」と思いながら。
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ハスの花を見ようと善祥寺に行ってみました。

2023年07月23日 18時56分18秒 | 古希からの田舎暮らし
 午後、用事で街に出て、帰りにドライブ気分で善祥寺にまわってみました。

「ハスの花がきれいに咲いただろうな」とおもう散った跡がいっぱい。咲き遅れた〈つぼみ〉です。
 スイレンも花がおわっていました。遅れて懸命に咲いているハスです。

 ホテイアオイも頑張って花を咲かせています。

 裏山に池を掘ったとき、ホテイアオイをもらいました。ある朝池にあがってみると水面が見えないほど増えてます。あれからうちではホテイアオイはおことわりしています。
 善祥寺のお寺のほうにもお参りしました。県重文の〈熊野権現社〉は量感があり、しばし眺めたくなります。

 今年は7月上旬がハスの見ごろでした。これからは7月10日をハスの花を見る日にしたいです。
 家のまわり/畑/花畑/プランター/裏山/などの水やりはもちろん毎日です。
 善祥寺の帰り道、公民館に寄って花に水をやりました。
 
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〈水やりの夏〉を覚悟します。

2023年07月21日 18時56分01秒 | 古希からの田舎暮らし
 道子さんが玄関先に「夕顔プランター」を置いています。夕顔が咲きはじめました。
 パントリーの壁にそって伸びています。「竹でツルをリードしてほしい」と頼まれたので写真のようにつくりました。

 これで見栄えよく咲くようになるか。様子をみます。

 さて、梅雨が明け、夏です。裏山では十日ほど前にヒグラシの「カナカナ」をききました。心細い声だった「カナカナ」が合唱できこえるようになりました。お盆前には3月から鳴いていたウグイスが鳴かなくなります。今年は裏山でホトトギスがよく鳴きました。「トッキョキョキャキョ」というような鳴き方をします。姿をさがしますが見たことはありません。
 これから〈秋の虫〉が鳴きはじめるまで、暑い日がつづきます。〈水やりの夏〉です。
 龍神さまが見守ってくださると思って、夕方から水やりに精を出します。
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龍神さまにお参りしました。

2023年07月20日 18時07分09秒 | 古希からの田舎暮らし
 昨日の夕方に降った雨は、思ったより多かったようです。裏山に出てみると一輪車に雨水がたまっているし、テントハウスの床にも水がたまっています。畑を見にいくと「今日は水やりをパスしてもいいかな」という感じです。
 水やりをしないで、龍神さまにお参りすることにしました。
 だんだん年寄りになって、今日は/ 福地池 / 蛇ガ池 / 九文小池 / 無施池 /の四池にしました。
 それにしても「久しぶりだな」と感じます。
 いつものように 生卵 塩 お酒 を池にまいて、不動明王の真言を三度となえてお参りしました。

 ワタクシが福地池に塩をまいている写真です。近ごろ背中が曲がってますが、道子さんに3枚撮ってもらった中でこれが一番マシでした。
 福地池の堰堤のほうにまわってみたら、堰堤の上の斜面にある祠の石が道端に落ちています。

 先日堰堤の草刈り ⇒ 消防団で土手焼き したときに落ちたのでしょう。石の重い祠です。
 最後は無施池にお参りしました。無施池の向こうは村のお墓になっています。

 写真の木立ちですが、私たちがこの村に移り住んだ2006年は「いい感じの林」でした。19本のコナラ・クヌギが生えているのですが、2023年のいま見ると、鎮守の森のような立派な木立ちです。墓場としては樹が大きくなり過ぎてます。
 しかし今となっては伐るのも大変です。
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〈龍神さま〉にお参りします。

2023年07月19日 17時06分23秒 | 古希からの田舎暮らし
 朝からテレビの「天気予報」が微妙でした。雨が〈降る〉予報だけど雨量が「1ミリ」になっていたり、午前中に降る予報が途中で消えたり。
 仕方がない。夕方には〈水やり〉をするか。腰を上げようかと思案してたら、雨が降りはじめました。予報は「1ミリ」でしたがかなりしっかり降ってます。
「これなら水やりしなくてもいいな」
 龍神さま、ありがとうございます。近く、お参りいたします。この夏もよろしくお願いいたします。
 かくして今日は、めでたしめでたし。
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「思い出すなー。8月に31日間水をやりつづけたことを」

2023年07月18日 18時03分36秒 | 古希からの田舎暮らし
 畑の作物に水をやっても、暑い日中にカラカラになってしまいます。2021年だったか2020年だったか8月に、前の畑に31日間毎日水をやりました。一日も雨が降らず、猛暑がつづいた年でした。
 今年はどうなるか。先日から毎日水をやりつづけています。
 夏の水やりは、朝とか日中はできません。水が湯のようになってしまう。夕方になってからでやります。

 水やりは「夕方5時」からです。我が家の畑は西側の山のお陰で、5時頃から「山の陰」になります。写真のように手前は陰になり、向こうは西日が当たっています。
 なんでもないようですが、畑をつくる者にはありがたい。熱中症アラートが出ているので、ぼくたちは5時から外に出て仕事をします。道子さんはプランター/花/裏山/に水やり。
 日中することといえば、スズメに粟粒をまくくらいです。
 スズメは熱中症にならないのでしょうか。とても元気です。粟粒はすぐになくなってしまいます。

『次郎柿』の写真です。大粒の甘柿です。この樹は植えてから10年超ですが、花が咲いたり実がなったりしたことがありません。「植えた場所と〈植え方〉がわるかった。柿はならないけど、枯れないからそのままにしておこう」と思っていました。ところが今年は、花が咲き、実がなっています。息の長い植物の生き方に感心します。
 もうひとつ、植えて15年超になる『藤九郎』(ギンナンのなる銀杏の樹)が伸びてきました。銀杏は生長がゆっくりですが、この樹はこの15年間「枯れないけど生長しない樹」でした。ところが今年は夏になってグングン背が伸びて、枝が張ってきました。
 BS番組に『巨樹と出会う』があります。畏敬の念をもって見ています。裏山の樹樹も巨樹になるかも。
 樹の生きる力に敬服します。 
 
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指揮者・外山雄三

2023年07月17日 20時02分26秒 | 古希からの田舎暮らし
 NHK交響楽団の指揮者として活躍し、作曲家として多くの作品をつくった『外山雄三』氏が亡くなりました。92歳でした。思うことがありますので、外山雄三氏のことを書いてみます。
 ぼくは50歳になったとき「自分の老後はどうするか」と考えるようになり、二つのことをしました。
 一つは「何か書き物をする」です。
 書くことは嫌でないし、机にむかってワープロで書けばいいから、手軽にできる気がしたのです。手はじめに明石市の「文芸祭」に作品を応募してみました。童話/随筆/小説/と三つの部門に応募して、入選したこともあります。『公募ガイド』という雑誌を見て、書いたものを投稿する生活をしました。
 もう一つは「合唱団に入って歌う」です。〈神戸フロイデ合唱団〉に入団して数年間練習に通い、歌いました。合唱団の発表会は年に2回ありました。12月はベートーベンの「第九交響曲」(合唱付き)でした。合唱団の指揮者が本番でも指揮をするのですが、「第九」だけは、本番は外山雄三の指揮でした。
 フロイデ合唱団の『第九』は、練習が本格的です。ドイツ語の発音、音程、発声のトレーニング、合宿があって、途中で外山雄三がチェックにやってきます。合唱団は練習の成果を見てもらおうとしっかり歌います。外山雄三は、ところどころでほめたり、チェックを入れたりしました。

 その頃、外山雄三の対談を新聞で読んでいたら、こんなところがありました。
〇 世界のマエストロ(名指揮者)でも、一生に『第九』を指揮するのは10回程度でしょうか。それが500回を超えるようになり、数えるのをやめました。

 ベートーベンの『第九』の歌詞から名前をとった「フロイデ合唱団」は全国にいっぱいあります。どの団も本格的に練習し、レベルが高い。外山雄三が〈指導・指揮〉をするのですから、指揮の回数も多くなりました。いまでは、〈各地のフロイデ合唱団〉も〈団の指揮者〉もよく育ち、外山雄三の播いた種はあちこちで花が咲いています。
 
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 カンパーニュのパン 

2023年07月16日 14時44分37秒 | 古希からの田舎暮らし
 今日は16日です。大将軍神社にお参りする日です。「12の倍数」金額を入れた三軒分(老人夫婦の我が家/萌ちゃん一家/大志くん一家)の〈奉納袋〉を持って9時過ぎにお参りしました。
 先月は「田植え月」でお参りはありませんでした。一ヶ月、間があきます。そこで我が家は忘れることを心配して、便所に行くたびに〈袋〉が見えるように置いて、意識していました。そして今朝、しっかりお参りしました。今年は「皆勤賞」がねらえます。去年はうっかり8月をパスしてしまったのでまだ心配はありますが。
 大将軍神社からまっすぐ小野市のパン屋さん「カンパーニュ」に行きました。加東市にあったパン屋さんが、地主さんの都合で一月に閉店したのですが、今度は実家近くの小野市で7月14日に開店したのです。

 まわりの田舎の景色がいい。パン屋さんの駐車場の先に、お大師さんのお堂が見えます。

 お堂の屋根は見ごたえがあります。最近葺き替えたそうです。いまどき葺き替えるとは、大変な大仕事と出費だったでしょう。
 車をとめてパンを買い、あたりの景色を眺めていると、パン屋さんにつぎつぎとお客さんが車でやってきます。天然酵母のパンのおいしさをもとめて、なじみ客が寄ってくるのでしょう。

 開店祝いに寄せられた『胡蝶蘭』です。思わず見とれてしまう、見事な存在感のある鉢です。こんな立派な胡蝶蘭も二度咲きできるのでしょうか。

 
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〈むくげ〉の花が咲きました。

2023年07月15日 15時19分40秒 | 古希からの田舎暮らし
 ヤマボウシと同じとき(8年前かな)に苗を買った〈むくげ〉は植えた場所がわるく、なかなか生長しません。「この樹は花が咲かないだろうな」とあきらめていました。
 ところが今朝裏山を歩いてたら〈むくげ〉の花が咲いています。我が家のビッグ・ニュースです。

〈むくげ〉はピンクの花と白い花の二本を買ったのですが、咲いたのは写真のピンクです。大きな花です。大きな花は一輪だけなので、ぼくの手で支えて撮りました。手が写ってしまいました。
 この〈むくげ〉は8年も前に植えたのに、ほとんど生長しないし、枯れてない証拠に葉が出るだけでしたが、これから咲いてくれるでしょう。

 熱帯の花=ハイビスカスが咲きはじめました。大きな花です。道子さんの花畑はずっと〈花盛り〉がつづきます。

 今朝は午前2時に起きて、錦織圭の下部の大会を応援しました。試合が長引いて、朝までかかり、朝食後たっぷり寝ました。
 今日は錦織圭は調子がよくなかった。凡ミスがつづき、勝てる試合を負けました。「勝ってたのに不甲斐なかった」試合でした。いろいろ文句を言いたいけど、まだ復帰途中だし、仕方がないか。
 老人は先がないもので、目の前の試合を批評したがります。
 
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