古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

林間バーベキューは気持ちのいい空間です。

2014年06月29日 22時17分25秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                         
 焼肉用の肉を買ったので孫たちにバーベキューをすすめたら、日曜日に来てくれました。おじいさんは朝から裏山に出て、イスを出したりコンロを出したり炭火をおこしたり、せっせと準備しました。おばあさんは野菜サラダをつくったり、焼く野菜を準備したり。
 曇りだとよかったのですが、太陽が照って暑いのでテーブルは木陰に移動しました。後ろに見えているのはキウイフルーツの棚テラスです。写真のような林間バーベキューの雰囲気になりました。いままでは前庭のウッドデッキで「田舎の景色を見ながら」バーベキューでしたが、林間べーべキューも気持ちがいい。〈冬〉はたき火バーベキュー、〈春/夏/秋〉は林間バーベキュー。今年は何度かたのしむことになるでしょう。
 夕方裏山の木々の剪定や草抜きをして少し暗くなりかけてから、ヌートリアの檻にエサをセットしに行きました。
 おとといまで野菜を入れていたのですが、野菜ではかかりそうにない。人参もキャベツもジャガイモも一日檻に入れておくと枯れるし、毎日エサを替えました。でも食べた形跡がありません。
 そこでエサの種類を変えてみることにしました。ジャパンという店でビスコやクッキーやミニ三笠のような饅頭風なものを買ってきて、少しずつ切って檻の内外に撒いておきました。今朝行ってみたら掛かってません。
 夕方懐中電灯を持って檻まで行ってみると、きのう撒いたエサはありません。食べられてます。しかし檻に入った形跡はないし、踏み板式の戸も下りていません。
「さてはカラスの仕業だな」
 カラスは体重が軽いので、檻の奥まで入って踏み板を踏んでも戸が落ちなかったのです。
 エサを撒いて檻の位置を変え、軽トラで帰ろうとしたら檻の前を何かが横切りました。
 アッ! ヌートリアか。大きい! その塊は畦道に上がり、突進して九文池の藪に消えました。
 イノシシです。大きい! 100キロ超あるでしょう。あんなものが突進してきたら身が竦んでしまい、ぶつかられて怪我をします。
 いっしょに仕掛けに行った道子さんが「野生のイノシシをはじめてナマで見た」。そういえばぼくも見たことないなあ。
 ヌートリアよ、掛かれ!
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畑仕事はつづきます。

2014年06月27日 00時46分31秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 しばらく雨は降ってないけど上の田んぼからの漏水があって、畑の草は伸び放題です。それを刈ったり抜いたりしながら、いろんな畑仕事をつづけています。
 きのうはイチゴのネットハウスを撤去しました。ネットハウスは6月のはじめで「御用済み」になったのですが、イチゴの畝の一部に<大豆・黒豆>を播いて苗をつくりました。
 発芽して双葉(もとは豆でやわらかく、食べやすい)が地上に顔を出したときをねらって、鳩が食べます。そこで防鳥ネットを張るのですが、今年はイチゴのネットハウスを利用しました。鳩は見事にシャットアウト。苗はもうすぐ移植できます。
 ネットハウスの支柱と杭は来年も使うので、タッカーの針(ホチキスの針と同じもの)を抜いて引っ掛からないようサンダーをかけます。(今年から「4ミリ目の防風ネット」で小豆用ネットハウスをつくるのにも使います)
 トマトの畝には、ビニールの屋根をつけました。骨組の「U字支柱」をしっかり立てたし、ピッタリサイズの屋根用ビニール(10メートル×2メートル)を買ったので費用はかかりました。今年は役に立つ屋根になりそうです。
 落花生の畝、コイモの畝は草がびっしり。スベリヒユがのさばってきました。この草は抜くのは簡単ですが、とにかく沢山生えますし、横に広がって態度がデカイので畑が「雑草だらけに」見えます。2年前だったか「スベリヒユは食べられる雑草です」とレシピが書いてあったので、茹でて食べてみました。何の癖もなく調味料の味で食べられます。しかもネットで調べるといろんな薬効があるそうです。
 クセになるような食感ではありませんが、体にはとてもいい。
『有機無農薬のスベリヒユ』を食べてみようと思われたらどうぞうちの畑に来て抜いてください。
 
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2本の梨=<幸水・豊水> を切って燃やしました。

2014年06月25日 01時19分59秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうのブログで「カイヅカイブキを切る」と書きましたが、さらにネットで赤星病を調べたら、梨の生産地では「梨園の半径1,5キロメートル以内はカイヅカイブキは植栽禁止」と条例で決めているそうです。2メートル離れたところの3本を切っても、うちの庭には、道沿いに10数本のカイヅカイブキを植えています。半径1,5キロ以内となれば庭の生垣にしている家もあるでしょう。
 赤星病になっていたら「梨のほうを切る」しかありません。去年植えた、まだ1メートル足らずの苗木です。
 そう思って裏山で調べてみたら、葉っぱを一目見て「赤星病」とわかりました。今年は蕾をつけ、梨の花が咲き、「2年目でもう実がなるのか」と期待していましたが、梨はあきらめました。食べたくなったら買います。
 梨の苗木を切り倒し(直径3センチ未満の苗木です)、赤星病の木を燃やしました。そして思い立って、きょうは裏山の<笹・竹・草>を草刈り機で刈りました。竹の切り株が草に隠れていて躓いたり、斜面でよろめいたりしましたが、「危ない! 危機一髪だった」ということはありませんでした。体のバランスはとりにくくなっていますが、今年はまだ大丈夫でした。
 101歳になった母を見ていると、このところ急に歩くのがおぼつかなくなっています。
 本人に「車イスに乗ってみようか」ときくと「まんだ大丈夫!」と両腕を振り回しますが、手すりを持たねばよろめくことはよくあります。床に座り込んでしまうと、立ち上がるのに介助が必要です。だからデイサービス(週一回)に行くと「動かれるときはいつも後ろについてまわります」と連絡帳に書かれています。この半年で急に弱ってきました。「徐々に」ではなく「ガクッと」。
 運動靴をウッドデッキに出して、玄関の郵便受けに新聞をとりに出ようとしますが、そこまで。もう裏山に竹の小枝を切りに登ることは絶対にありません。
 「老いの教科書」と暮らしてるようです。自分の老いの参考にします。「ガクッと」弱るときが、ほどなくぼくにもくるのですから。
 それを見きわめて、自重するおじいさんになりたいです。
 
 
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小学生と老人の交流会でグランドゴルフをしました。

2014年06月24日 04時20分13秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 口吉川町の口吉川小学校では上級生のクラブ活動で、地域の老人と交流する機会があります。きのうはうちの村の老人が参加して、小学生とグランド・ゴルフをしました。ぼくも老人会長から声がかかって参加しました。
 口吉川町学校の校庭には堂々としたカイヅカイブキの大木が立っています。根本のほうを写しました。
                     
 カイヅカイブキがこんな大木になるにはずいぶん時間がかかります。いっしょに行った78歳の前老人会長さんが、「わしらが小学校の頃にも登って遊んだ」と樹を見あげていましたから、植えてから100年近くなるでしょうか。
 よく日が当たっています。こんなに明るい樹にするためには、大胆な「すかし剪定」が必要です。よく見ると太い枝もしっかり剪定してありました。この樹はとてもよく繁りますから、樹の中心にまで日が当たりにくいのです。いかにも小学生なら登ってみたくなる樹です。
 それとカイヅカイブキをネットで検索していたら、「梨の樹の近くにはカイヅカイブキを植えない」と書いてありました。カイヅカイブキが『赤星病』というやっかいな病気を媒介するそうです。
 エッ! そんなこと知らなかった。裏山に二種類の梨(「幸水」「豊水」)を植えましたが(二本植えて交配させないと実がならないので)、その近くにカイヅカイブキを植えたのです。今日早速カイヅカイブキを切ります。
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こころのしっとりする劇でした。

2014年06月23日 04時00分26秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 東条町のコスミック・ホールで見た演劇『日本の面影』に、こころがしっとりしました。
 ホールに着くと和服姿の女性が目立ちます。小雨のぱらつく日なのになぜこんなに多く? 
 不審に思ったのですが、わかりました。
 和服で来られた方には「粗品進呈」ですって。劇を見る前から、なんか雰囲気がちがいます。いいですね。
 そういえば昔は「虫干し」というのをやりました。「洗い張り」というのも記憶があります。両端に針のついた竹をいっぱい持って、布を張って庭に干しました。
 梅雨のあとには「大掃除」をやりました。畳を全部外に出して、屋根型に並べて干し、姉さんかぶりの母と祖母が棒でバンバン畳を叩いてました。床下を掃くのは子どもの役目でした。大掃除を手伝いながら、畳を敷くとき床に広げた新聞紙に目を留めて読んでしまったこともあります。そんなことが今の日本からは全部消えたのですね。
 草刈正雄のラフカディオ・ハーン/紺野美沙子の妻セツ/を芸達者な脇役の人たちがしっかり支え、見ごたえのある演劇に引き込まれました。劇中に『雪女』『耳なし芳一』が按配よく配され、劇の雰囲気を盛りあげました。それに最前列という席が良かった。よく聞こえ、劇の空気がとてもよく伝わりました。コスミック・ホールは演劇を見るにもとても見やすいホールです。
 帰りに「とどろき荘」の温泉に入り食事をするつもりで用意して出掛けたのですが、劇が終わるとすぐ帰りたくなりました。高齢になると「これをしてついでにあれも……」というのは駄目ですね。することは一つがいい。
 福地池をまわってヌートリアの檻を見ました。目の前の池ではヌートリアが2匹、悠々と泳いでいました。やっぱりいることはいるんだ。どうして岸辺のエサを食べないのだろう。うちの畑のキャベツはおいしいよ!
 
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黒豆の畝もできました。

2014年06月22日 04時59分53秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 13日に播いた大豆・黒豆の苗が生長してきました。あと一週間で移植できます。植える畝を整備しておかねばなりません。
                        
 大豆の畝は先日仕上げましたが、きのうは黒豆の畝を整備しました。合わせて60メートルの畝に50センチおきに植えます。半分は枝豆として消費することになるでしょう。娘たちのところは2軒とも<黒豆の枝豆大好き>だし、知人・友人・親戚に送るし、我が家も毎日食べますから。
 防草の黒マルチをかけるので、マルチをはがさないで苗を移植するつもりです。きょうは雨が降ってるので明日マルチを掛けます。土がさらさらで仕事はしやすかったし、そのあと雨が降ってしっとりした土になるし、なぜかずいぶん恵まれてる気がします。そうだ。生卵・清めの塩・お酒をもって、龍神さまにお礼参りしよう。
 ヌートリア捕獲作戦ですが、どうも出没してないようです。檻の前においしいキャベツの葉っぱを散らしておいたのですが、食べた形跡がありません。そこできのうは畑から帰るとき福地池にまわり、檻を電気柵の外側の通路に移動しました。そして新鮮なキャベツの葉っぱをちらしておきました。「ヌートリアくん、おいしい最後の晩餐だよ」と声をかけて。
 きょうは東条町のコスミック・ホールに演劇を見に行きます。草刈正雄/紺野美沙子の『日本の面影』(ラフカディオ・ハーン=小泉八雲と妻セツの家族の物語)です。座席はA列つまり最前列。耳が遠くなりかけた「喜寿」のおじいさんでもセリフをしっかり聞きとれるでしょう。去年だったか西宮の芸文センターに『完全姉妹』(真野響子/真野あずさ・中ホール)という演劇を見に行ったときは、席が中ほどで聞き取れないところがありました。
 母・妙子さんはきょうからちょっとショート・ステイであずかってもらいます。だから数時間家を空けることができます。演劇の帰りには温泉に入って骨休めするつもりです。そんなホッとする時間がこころをささえてくれる気がします。
 
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ヌートリアはまだ現れません。

2014年06月21日 03時12分19秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                         
 6月の土手の草刈りで、きのうは最後の道路沿いの土手を刈りました。溝の左右を刈りながら最初に刈ったところを見ると、もう濃い緑色をしています。先週末に刈った土手の草が伸びてきたのです。6月から8月はよく伸びます。仕方ありません。7月は早めに土手の草刈りにかかることにします。
 今年はかなり順調に畑仕事がすすんでいるのですが、そうなると「完璧主義」が心に芽生えて、「きれいに」、「ていねいに」、畑を管理し、作物をつくろうという気持ちになります。すると畑仕事がしんどくなります。「しんどい」と思いながらやると、たのしめなくなります。草刈りも、追われるようにやるとたのしめません。
 草を刈る。 ⇒ きれいになる。 ⇒ 眺めて悦に入る。(草刈り美学を満たされる) ⇒ 「よーし、きれいに刈るぞ」とさらに意欲的になる。 ⇒ 草刈りに追われる。絶えずやっていないと落ち着かない。
 という連鎖をどこかで切り、ほどほどにこなす。追い込まれて仕方なくそうなるのでなく、自分で「ほどほどに」と制御できる。これからさらに老いて、能力は低下するのですから、「頑張らない」だけでなく、「徐々にスローペースになり、レベルを落としていく」を意識して菜園をたのしみます。
 ヌートリアですが、檻も、誘引するために置いた野菜類も、食い荒らした形跡がありません。出没しなくなったのでしょうか。明け方になると「きょうは掛かってるかな。明るくなったら見に行こう」と期待するのですが、きのうも空振りでした。
 檻の人参が干からびてきたので、新しい間引き人参や新鮮なキャベツの葉っぱに替えました。
 ヌートリアくん、うちの畑の野菜はおいしいよ。
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仕掛ける場所を変えました。

2014年06月20日 03時29分58秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                       
 きのうは早朝に起きて、5時前に軽トラで「ヌートリアが掛かってるか」見に行きました。
 でも空振りでした。檻の前に並べて置いた<ジャガイモ/人参>に乱れはありません。ここを通れば食べる筈です。ふだん池から上がる通り道ではなかったか。ヌートリアはわりと警戒心がうすく、おいしいものがあればすぐに食べます。人間にもよくなれるようで、[ you tube] には人間の手からパンをもらって食べる映像がアップされてます。
 で、田んぼのまわりを観察してみると、写真のように水の落し口があります。ここなら池から上がり、電線の下を通って田んぼに入り、稲を食い荒らすことができます。余った苗もまとめて置いてあり、これも頂戴できます。ヌートリアの一番の害は水稲が荒らされることです。大きくなった稲より、まだやわらかい苗がおいしい。
 夕方畑から帰るときに福地池をまわり、檻を仕掛け直しました。ヌートリアくん、これでどうだ!
 
 畑仕事がつぎつぎあり、休養しようと思っても畑にちょっと出ると、結局夕方まで仕事をしてしまいます。
 きのうは残りの土手の草刈り、畑の遊歩道の草刈り、畝間に生えた草刈りをしました。植えたものがまだ大きくなってないので草刈り機で畝間の雑草を刈ることも可能です。
                       
 落花生の畝です。ここは大麦を収穫したあとに耕運して落花生の苗を植えました。ところが落ちた麦の粒が発芽して、写真のようにいっぱい生えてきました。この時期、麦はぐんぐん伸びますから落花生畑か麦畑かわからなくなります。手で抜いたのでは時間がかかります。草刈り機で土を削るようにして麦だけ刈りました。
 大豆の畝はできましたが黒豆の畝づくり、それに小豆を播く時期が迫っているのでその畝整備も必要です。
 当分畑仕事に追われそうです。
 

 
 
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なぜか「ワクワク!」。

2014年06月19日 02時03分01秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 うちの村の営農組合で中心になって活動されてる方が「ヌートリアの檻の仕掛け方を教えてほしい」と電話してこられました。
「8匹も捕まえたことがあるそうですね。それで仕掛ける場所とかエサとかいろいろ……」。
 聞けば「山の谷の田んぼで植えたばかりの稲が食い荒らされた」とのこと。
 このブログは2009年3月にはじめたのですが、そのとき我が家の畑がヌートリアに荒らされました。(ブログに書いてます)
 数十本植えてある大根がほとんど全部齧られたのです。さらに人参、白菜なども。犯人は80メートルほど離れた「無施池」に棲みついたヌートリアでした。
 成猫大の夫婦らしいヌートリアが2匹、その子どもらしいモルモット大のヌートリアが2匹。さらに新たに生まれたようなドブネズミ大の子どもが5匹。真昼間から池の縁に出没して草を食べていました。
 村では老若男女の間で評判になり、子どもたちは学校が終わると見に来るし、おじいさんおばあさんが道で会えば「もうヌートリア見なはったか」があいさつになるほど。
 でも畑の野菜類が全滅しそうな我が家は「キッ!」となって市役所に檻を借りて仕掛け、つぎつぎと捕獲しては役所に引き取ってもらいました。(残った成猫大の1匹はどこかに行ってしまいました)その後、<福地池/蛇が池/定池>で成猫大のヌートリアを目撃しましたが、1匹だけの独居老人風の雰囲気でしたから強い危機感を持ちませんでした。
 しかしヌートリアは目立たなくても、ちゃんと生きていたのです。(おそらく独居老人風に独りさびしく)
 というのは、もし夫婦でいたらぐんぐん繁殖していたでしょうから。調べてみるとヌートリアは季節に関係なく年に2~3回出産し(妊娠期間は130日)、一度に生む子どもは1~12匹(平均は5匹)で、彼らの寿命は6~10年とあります。だから夫婦で暮らしてせっせと生みつづければそれこそネズミ算でアッという間に爆発的に増えていたはずです。
 今回の被害は福地池に棲みついた独居ヌートリアの仕業のようです。いっしょに現場に行ってみました。
 ヌートリアは水辺からあまり離れません。(100メートルも離れることはないそうです)被害の田んぼは福地池のそばで、水から上がりやすい溝があります。その上り口にジャガイモ・人参を誘引するように置き、その先に檻を置きました。(踏み板式の檻です)
 これを書いているのは午前2時頃ですが、明るくなったら軽トラで山の谷の田んぼに「檻に掛かってるか」見に行きます。被害にあった田んぼは植え直すのがオオゴトでしたし、また荒らされるかもしれません。ケシカラン!
 でも、なぜか「ワクワク!」。すみません。
 
 
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とっても疲れたけれど5畝を整えました。

2014年06月18日 02時59分34秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                     
 向こうにうちの村の「花を愛しておられる」方の家が見えます。道の両側の土手には「白蝶草」が咲いています。数年かけて白蝶草を植えてこられたのです。田植えのすんだ田んぼを渡る風に、白い蝶が舞うようにゆれています。
 さて、連日畑仕事に励んでいるのですが、今日は大仕事をしました。大豆は苗立てして植えるべく苗床に種を播いたのですが、それを植える畝のほうは未整備です。草が繁って盛り上がっています。その草はきのうまでに草刈り機で刈ったのですが、レーキでかき寄せ、草は燃やし、畝は石灰や燻炭を入れて耕運しました。
 ぼくのペースでは2日分の仕事を一日でした感じです。とっても疲れました。
 まだ土手の草刈りも残ってるし、疲れが相当にたまってきました。きょうは雨が降るようだし、休養日にします。
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田舎のおじいさんおばあさん

2014年06月16日 04時49分07秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                     
 田植えがおわりました。向こうに見える小さな木立は、うちの村の鎮守の森です。民家が散在し、田植えの終わった田んぼが広がり、手前にあるのがうちの畑の電気柵です。防草シートは1メートル幅のものに張り替えました。
 なんでもないけどいい眺め。それに、ここのお米はうまい。
 娘らの家族がやってくるのは、この「ご飯がうまい」のも誘因の一つです。
 きのうは2家族6人がやってきて、うまいご飯の夕食を食べ、にぎやかにおしゃべりして、畑で採集した、タマネギ、掘りたてのジャガイモ、白菜、キャベツ、キクナ、ブロッコリー、サンドマメなど、おまけに飼育観察用の青虫と餌まで持ち帰りました。
 道子さんとぼくは「田舎のおじいさんおばあさん」をきっちりつとめさせていただきました。
 そろそろ蛍の飛ぶ季節です。どこかの国民宿舎の「蛍まつり」案内のハガキも来ました。
 でもわざわざ遠くまで出かけることはない。伽耶院の近くでも吉井川(吉川町)でも見られるそうです。
 おじいさんおばあさんは蛍を下見しようと思っています。
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やっと電気柵の防草シートを補修しました。

2014年06月15日 05時43分40秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 「いつのことだったか」をブログで確かめると、電気柵にはじめて通電したのは2012年9月4日のことでした。それまではアライグマやイノシシの来襲を防ぐために、夕方、畑仕事から帰るときラジオを二カ所につけて深夜放送を流し(毎朝畑に行って消し、電池を充電します)、サツマイモにネットをかぶせたり、捕獲する檻にエサをつけたり、「動物が怯えて近寄らない」とふれこみの「ピンク・タイガー」(ビニールの風船みたいなもの)をぶら下げたり、それはそれは苦労したものです。
 「あれからまだ2年もたっていないのか。はるか昔の苦労話のように思い出すけど……」
 電気柵に通電してからはそんな苦労がなくなり、被害も出ていません。
 それはよかったのです。でもショートしないように、電線下の草刈りには苦労しています。
 すぐ草の伸びてしまう北側の土手は、電気柵に通電した直後に50センチ幅の防草シートを張りました。でも50センチ幅では伸びた草がかぶさってくるので、75センチ幅の防草シートを上から張りました。
 次に防草シートを張ったのは墓の土手の下です。ここは上の田んぼからの漏水でいつも湿った溝になっています。絶えず草刈りをするのですが、草がよく伸びるし、溝の縁はシートを張っても草刈り機が当たって破れてしまい、除草に苦労していました。
 なんとか溝のシートを保護できないか。
 考えたのはシートの端を木の板にすることでした。木の板なら草刈り機が当たっても大丈夫です。ところがここは写真のように曲線になっており、細工が面倒でした。だから「そのうちやろう。そのうち……」と2年が過ぎていたのです。気の重い仕事でした。
 で、一日延ばしにしていた工事をきのうやりました。
 やっぱりしんどかった。
 でも電線をはずし、ポールを抜いて仕事にかかったら、その日のうちに再び電線を張って、電気柵を完成しなければなりません。動物柵は「例外をつくってはいけない」のです。
 夕方、やっと電線を張れました。ひどく疲れました。
                       
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裏山で百合や千鳥草が咲いています。

2014年06月14日 03時03分34秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 畑仕事と同じように道子さんが丹精込めたいのが裏山の花園です。することがありすぎて裏山だけに時間をさけませんが、いまは百合や千鳥草が咲いています。道子さんは「写真に残したい」と部屋の窓から幾枚か撮りましたが、緑が盛んすぎてあの空気感は伝わりにくいです。逆に手前の〔百合・千鳥草・植えた木々・芝生〕を入れて裏山を見る窓を写してみました。小さいほうの窓は浴室です。
                      
 6月の草刈りは三分の二すみました。きのうは足場板に乗って南の土手を刈りましたが、途中ひっくり返って土手の下に落ちてしまいました。エンジンはかかったままでしたが、両肩掛けベルトで背負うように体につけているので、鋸歯と体に距離があり、大丈夫でした。
 なぜ落ちたか調べてみると、足場の板が数ミリ「ぐらつく」すき間ができています。慎重に動いているつもりでも、わずかな「ぐらつき」でバランスを失い、転落します。4か月で「77歳になる」人のバランス能力はこの程度ですね。勉強をしました。草を刈り終わったら足場を点検補修します。
 大豆・黒豆の種を播きました。ブログに書きましたように「極上の羽根布団」のような苗床に。
 道子さんは芽を出したゴマを間引いて一本立ちさせ、トウモロコシに入ったムシトリに時間をとっています。雄穂に入った虫を見つけるのは道子さんでないと無理です。
 101歳の母・妙子さんを、ショートステイから連れて帰りました。自分の体重を支えて歩く力が落ちたので、近頃は手をつないで歩きます。ときどき車イスをすすめますが「まんだ乗らん。自分で歩ける」。食事は時間をたっぷり(1時間)かけて自分で食べます。「おかゆは嫌い。ごはんがええ」と言ってましたが、今年になって朝はおかゆを食べるようになりました。
 ぼくにとって、自尊心・自立心・生きる意欲を大事にするのが親孝行なのでしょう。近日中に図書館に行き、母のためにまた数冊の大型活字本を物色します。
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畑に〔緑のシェルター〕をつくります。

2014年06月12日 03時18分30秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 去年、U字型の支柱を3本使って畑に緑のトンネルを作りました。畑仕事の合間にひと休みできる涼しい場所がほしかったのです。それなりに役に立ち、熱中症にならずにすみました。
 緑化植物として植えたのは「ゴーヤ」と「千成ひょうたん」でした。どちらも大変よく繁り、トンネルの中にひょうたんはぶら下がるし、ゴーヤは収穫しないので熟れ過ぎて腐ってくるし、重くなってトンネルの枠がひしゃげてしまいました。
 そこで今年は、しっかりした枠を買って組み立て、地面には防草シートを敷き、その上にヒノキの野地板で桟を作りました。天井にはビニールシートをかぶせ、その上にグリーンのネットを張りました。(つるが這い上がるように)
                       
 写真のような一坪の休憩所ができました。ここにベンチを置き、緑の木陰でホッとひと息つけます。なお緑化植物は「朝顔」にしました。「でも朝顔ってそんなに繁るかな」と心配になり、また去年は緑の天井から枯れた葉っぱや虫がいっぱい落ちてきたのを思い出し、ビニールを張りました。
 このあと「朝顔って日陰になるほど繁るだろうか」と思案して、ビニールを♯4000のブルーシート(シルバー色)に張り替えました。これで日陰が保障され、今年も熱中症にならずにすむでしょう。
 畑仕事はきりがありません。草は勢いが盛んだし、植えたり種を播いたり収穫したり、つぎつぎ仕事があります。それを少しずつ毎日こなしています。道子さんは芽を出したゴマ(うちは金ゴマだけつくります)を一本立ちさせ、ぼくは6月の土手の草刈りです。北の土手と西の土手がすみ、東と南が残っています。
 頑張りすぎないように気をつけます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            
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『クララ』のことを、ネットの文で紹介します。

2014年06月11日 01時37分01秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 薬草・クララのことをネットで調べていたら、こんな解説に出会いました。よくわかるので紹介します。

 
                        クララ

 6月も半ばを過ぎる頃、散歩道の途中の野原に不思議な形の花をいっぱい付け、草本ではあるが、小さな木のような大きさのクララと呼ばれるマメ科の花が現れる。
 クララの名前からヨーロッパ辺りからの帰化種を連想してしまうが、れっきとした在来種で、日本、中国、朝鮮半島に分布する古来から有名な薬草である。
 漢方名を苦参(くじん)と呼び、2000年前の漢代に書かれたとする薬物を扱った最古の書物「神農本草経」にも記述があり、最近ヒットした朝鮮王朝の宮廷女官を描いたテレビ番組「チャングムの誓い」にも度々登場する。
 根を乾燥したものが「苦参(くじん)」として健胃、利尿、解熱、鎮痛剤になると同時に、乾燥させた茎葉を煎じた液で、汗も、疥癬、水虫の薬となり、又農産物害虫、牛馬の皮膚寄生虫、便所の蛆虫(うじむし)の駆除に、あるいは、乾燥葉を敷物の間に入れて蚤(のみ)を防ぐ等、生活に関連した民間薬として古くから使われていた。茎、皮から繊維や織物、紙も作られたりした大変有用な植物であった。
 現代でも、鎮痛、解熱の漢方薬として、又生ゴミの害虫退治や臭い消しに、はたまた肌の若さを保つ為の化粧水に入れられたりしている。
 名の由来は根汁をなめると頭がくらくらするほど苦いので眩草(くららぐさ)がクララになったとする説が有力で、牧野富太郎博士の説である。別名をクサエンジュと呼ばれ、槐(エンジュ)の木に似ている事から来ている。
 この苦みの原因はこの植物に含まれるマトリン等のアルカロイド系の有毒物質で、これにより害虫の呼吸神経や運動神経を麻痺させたり、あるいは鎮痛剤として用いられてきたと考えられるが、毒性が強く、素人療法は危険である。
 普段は何となく不思議な花だな程度で見過ごしてしまうが、「チャングムの誓い」に登場したり、昔の旅人が道中の‘しゃく’や‘さしこみ’等の応急薬に使ったと聞くと興味をそそられる花である。


 ※ 花の写真もついていますが、きのうのブログの「クララの花」と同じような写真です。
 なお「クララを原料とする有機・自然農薬」という〔ふれこみ〕の『アグリクール』が「よく効く」と評判になって10年ほど前に売れたことがありますが、あれには殺虫剤『アバメクチン』(毒性が強く、国内では使用禁止)を製造業者が混ぜていました。
 そんなことしたら効くだろうけど、それにしても、けしからん!
 回収命令が出ましたが、「植物・クララ」は何も悪いことをしていません。「クララ」にまで汚名をかぶるのは気の毒です。クララの茎や葉をすり潰したり煎じたりして、それを1000倍ほどに薄めて散布しても問題ありません。 
 で、「クララ」を植えてみませんか。苗を差し上げますよ。
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