古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

もうすぐ総選挙ですね。

2012年11月30日 04時40分44秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうは午後残りの土手の草刈りをしました。これで今年の草刈りは終りです。写真は道路から見たうちの畑の土手です。足場の板が傾いたり動いたりするので冬の間に補修します。体でバランスをとる能力が落ちているので、ちょっとよろめいたら尻餅をつくことにしています。それが一番安全です。
               
 総選挙が近づき、テレビのニュースでも「どの政党がどうした」とかあれこれ報道しています。生きているうちにあと何回総選挙を体験するかわかりませんが、「もういい」。力を入れたり運動したこともありましたが「過去形」の出来事です。状況は変りませんでした。いろいろ思うことはありますが、事件や政治のややこしいニュースを避けて、BSテレビで天体の番組を見たりしています。
 今年は「いじめ」が問題視され、ニュースで取り上げられました。「いじめはけしからん。親や教師が注意してやめさせろ」。でも「いじめ」問題は、注意して「ハイ、ワカリマシタ」ときいてくれるほど単純ではありません。
 実はいま『軍旗はためく下に』(中公文庫 1973年発行 2007年改版2刷発行)を重い気持ちで読んでいます。なかなか読みすすめません。この本は昭和2年生れの作家・結城昌治が書いて直木賞をもらった作品で、軍隊内の「いじめ」が出てきます。上官の命令絶対という軍隊でどんな「いじめ」があったか。それを不問にしたまま戦後の復興や繁栄があったとしても、あの「いじめ」は消えません。「いじめ」で兵士が死地に追いやられ、敗戦後不問のまま、生き残った者たちがのうのうと暮らしているとしたら。
 いま選挙では『国防軍』という語が出てきたり、領土問題が出てきたり。あの「軍隊」を不問に伏せたまま、何をしようというのか。
 せめて国民に本気で「いじめ」の根を掘り下げようとする勇気を! そんなことを思って読んでいます。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒大豆を刈り取りました。

2012年11月29日 03時56分04秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうは散歩の趣向を変えて軽トラで東条町のコーナンに買物に行き、その付近を40分歩きました。歩いていると立派な『クロガネモチ』の庭木があったので写真に撮りました。高さといい、幹の太さといい、枝ぶりといい、手入れといい、このあたり「随一」です。  
 クロガネモチは「苦労して金持ちになる」という意味を込めて、関西ではよく庭木として植えられるそうです。わら屋根の家の左に縁側があり、その前に前栽があり、塀をめぐらす角に植えてあります。
               
 昼は簡単な食事をウッドデッキでとりました。陽が当たっていると寒くありません。遠くの山々、裏山ともに今年の雑木林の色づきは最高です。このしぶい「彩」(いろどり)を写真に残そうと思いますが、空気感はなかなかとらえられません。
 午後は黒大豆を刈り取って稲木に架けました。まず二重に張っていたマイカ線を巻き取ります。下のマイカ線は黒豆の下枝が落ちないように支える役目を果たしていました。上のマイカ線は台風が来たときに倒伏しないように張ったのですが、東海地方にそれて被害はありませんでした。
 草刈機で刈り取りって稲木に逆さにして架けていると、根元のほうにはまだ枝豆にしたらいいようなプリプリの緑の鞘があります。「試しに食べてみよう」と両手にいっぱいもぎ取りました。もう固いのではないかと心配でしたが、味もやわらかさも枝豆そのものです。
 まだいける。きょうも「つまみ食い」しようかな。黒大豆は豊作のようだし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大麦の芽が出てきました。

2012年11月27日 04時47分59秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 寒くて遅れていた「六条大麦」が発芽しました。麦が小鳥に食べられないよう不織布シートをかけていましたがもう大丈夫です。15センチ前後に伸びてきたら「麦踏み」をします。この畝の横には苗立てをしたソラマメを植えました。左上に少しだけ見えます。ソラマメはアブラムシがつきやすいので、彼らの大好きな大麦のほうに誘引して、ソラマメをアブラムシから守る作戦です。
 年の瀬が近くなり、今年も「喪中はがき」が届くようになりました。生きている知人の少なくなった、あと半年で100歳になる母は、息子に届く喪中はがきを見て、「わたしも知ってる人だから手紙を書く」といいます。知ってる人が亡くなったのだからその縁者に書くしかないのですが。
 人はいくつになっても人とつながることを求める。更なる老いへの参考にします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀杏の写真を撮りました。

2012年11月26日 03時29分12秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 先日「銀杏は生長が遅い」とブログに書いて、大銀杏の写真をネットで探していたら、「生長が速いので街路樹として植えられる」と書いてありました。そーかなー。
 で、大銀杏のいい写真を探すのですが、なかなか。「大銀杏」といわれる木はお寺や神社によくあるのですが、枝ぶりがよくない。幹周りが○メートル・樹齢○年というのが自慢のようですが、木のかたち、枝ぶりはイマイチです。そこでぼくが気に入ってる銀杏の木を撮りに行ったのです。

 写真は(三木市)細川町高階の山すそにある民家の銀杏の木です。手前にあった古い家がなくなり、よく眺められるようになっていました。「戦後に植えた木」と聞きましたが、樹齢70年近く、青年の勢いを感じます。落葉直前のちょうどいい色合いで、晩秋の陽を浴びる樹を飽かず眺めました。
 もう1本は先日紹介した志染愛真ホームの庭に立つ銀杏の樹です。数日前「もうちょっとだけ色づいたほうがいいかな」と感じていましたが、まさに輝く姿になっていました。

 あとは黄金の絨毯になり、秋がおわります。
 大きなサイズでアップしてすみませんでした。「立派な樹でしょう」と伝えたくて。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑草の名前を調べました。

2012年11月25日 03時49分04秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 畑に行く途中の池の土手に、写真の花が9月から咲いています。11月に入って、その花が濃いグリーンの丸い実になってきました。道子さんに「ネットで名前調べてよ」と言われてたのですが、「お気に入り」に入れてるいくつかの「野草」サイトではなかなかわかりません。
 きのうは午前中時間をかけてあちこちのサイトをのぞき、やっとわかりました。「オオイヌホオズキ」か「アメリカイヌホオズキ」です。前者のほうだと思います。どこでわかったかというと『松江の花図鑑』というサイトです。島根県の花の図鑑ですが兵庫県だって同じようなものです。とても充実したわかりやすい図鑑で、初秋の畑の雑草「タカサブロウ」を特定できたのもこのサイトのお陰です。オオイヌホオズキは毒草で、ミステリーにも登場すると書いてありましたが、どんな小説でしょう。
               
 我が家の前の空き地はどなたかの宅地ですが、雑草や笹が生い茂ったまま地震の前から放置されています。ウッドデッキからの眺めをよくするために、引っ越したときぼくは背丈を越す草や笹を刈りました。以来毎年刈って、耕運機を入れて耕し、コスモスを播いたりレンゲを播いたり蕎麦を播いたりしてきました。そこに来年は「菜の花」に咲いてもらおうと種を播きました。
 蕎麦は駄目でしたが、来年の菜の花はいま芽を出しています。いっしょに播いたレンゲは芽が見えませんが菜の花は大丈夫でしょう。この2日間、畑に行かず裏山や家のまわりでなにかしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の大豆は不出来でした。

2012年11月24日 03時11分08秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 うちの山ではありませんが、裏山があるというのはうれしいですね。サツマイモ掘りにやってきた街の子と大志くんが、竹切りを体験しました。竹切り鋸(のこ)を持っててっぺんに登り、それぞれに竹を切り倒し、枝を払って杖をつくりました。そして記念撮影。(10月7日のことです)
               
 ところで今年の大豆は不作でした。道子さんは選別の途中でがっかりして中休み。出来のわるい豆が多すぎるのです。まえに山崎のほうで有機無農薬大豆で豆腐や味噌をつくっておられる方を訪ねたとき、大豆を見せてもらいました。虫食いや褐斑病・紫斑病の大豆も混じっていました。それでつくられるとのことでした。有機無農薬だと、それなりに味はいいし、それくらい仕方がないと思いました。
 でもうちで選別しているとき、「褐斑病の大豆だけ」「紫斑病の大豆だけ」と「まったくきれいな大豆だけ」を煮豆にして食べ比べてみました。味がちがいます。そうわかっていながら混ぜるわけにいきません。塩は『皇帝塩』を使用して味にこだわった味噌をつくりたい。
 うちの選別基準で選別すると今年はいい大豆が少なくなります。褐斑病や紫斑病はほとんどないのですが、虫食いや未熟や出来そこないの大豆がかなりあるのです。味噌用の8キロほどは確保できますが煮豆用はそんなにないでしょう。途中草取りや土寄せをしたり、ムシ防除でアセビの煎じ薬をかけたり、枝豆で食べていたときは感じませんでしたが、実際に収穫してみると不出来でした。
 10月の終りに、大豆の葉が枯れ、落葉してきたのに、枯れない大豆が畝によって集中的にありました。全体では20パーセントを越すほどあったでしょう。早い大豆はサヤが弾けて豆が落ちるというのに、枝豆にできるくらい青々としていました。それを葉落としし、刈りとって干し、いっしょに収穫しましたが、後で考えるとそれのサヤはつきがわるかったようです。土のPHがどうだったか。肥料がどうだったか。潅水がどうだったか。高畝がどうだったか。直植えがどうだったか。補植がどうだったか。灰の施肥がどうだったか。あれこれ考えますがわかりません。
 とにかく来年は品種を変え、場所を変えてみようと思っているところです。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

志染愛真ホームの銀杏を訪ねました。

2012年11月23日 05時41分18秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 去年12月4日に、はじめてこの銀杏の大樹と出会いました。4階建ての老人ホーム(志染愛真ホーム)を圧するように立っています。幹は二本寄り添って立ち上がり、太さも枝ぶりも申し分ありません。藤原ポートリー・ファームに鶏糞肥料をもらいに来て、ちょっと足を伸ばして農道を走り、山の奥に鮮やかな銀杏の木を見つけたのです。
「今年は紅葉が早い。去年より12日早いけど行ってみよう」
 きのうの午後訪ねました。あと2、3日で最高の色づきになりそうです。そして数日のうちに葉がすっかり落ちてしまい、木の下に黄金の絨毯が敷きつめられます。青年から壮年への勢いを感じる木で、色づきも落葉もメリハリがありそうです。
 去年落葉を掃いておられた方と知り合い、今年は部屋を訪ねてギンナンをいただきました。「落ち葉の絨毯」の頃にまた見に来ようと思います。これだけの大木ですから銀杏の葉が地面に降り積もり、ふかふかの絨毯になります。おそらく11月30日前後でしょう。
 いまの我が家の近くにはもう1本大きな銀杏の木があります。県道20号線の細川町高階の山すそに立っています。(『フレンズ』という喫茶店の手前あたりで見えますが運転には気をつけましょう)あの山すそに住んでおられる方にきいたら、日本の敗戦後すぐに植えたものだそうですから70歳近い青年の樹です。樹形も枝ぶりもよく、あと100年ほどすれば立派な大銀杏になるでしょう。
 篠山の『宇土観音』には見事な銀杏の樹があり、退職前の2年間篠山で暮らしたときは何度も訪ねました。特に銀杏の色づく季節にはよく訪ね、近寄ったり遠くから見たり、枝の付け根に垂れる気根や落ち葉を飽かず眺めたものでした。今頃はもう落葉がはじまっているでしょう。銀杏の大木はあちこちにありますが、秋になるといままでに見たあちこちの銀杏の樹を思い出します。
 もし裏山に大きな銀杏の樹があれば、我が家はそのまんま天国です。いま銀杏の木を植えていますがまだ腰のあたり。生長が遅いので今生では間に合いません。あの世から見ることにします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田舎の晩秋の風情はいいですね。 

2012年11月22日 00時57分05秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 村の老人クラブの会計係なので農協にお金を引き出しに行き、開店まで10分ほど付近を歩いてみました。道沿いの家に柿の木があります。渋柿のようで、軒下には干し柿がいっぱいぶら下がっています。それでもまだどこの柿をとったかと思うほど鈴なりになっています。ありふれた秋の様子なのに「田舎の秋はいいなあ」と思います。
 田舎暮らしの「秋のうるおい」をお伝えしようと、まわりの低い山々の写真を撮るのですが、雑木林のあの色づきはなかなか写りません。この地味な空気感は、毎朝散歩してその場の空気を吸っていただくしかないようです。山々にも田畑にも道ばたにも、秋がこぼれそうなほどです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おばあさんはイチゴを植え替え、おじいさんは……。

2012年11月21日 01時44分31秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 先日三木市老人会の『細川町ウォーク』に参加しましたが、そのときに「三坂神社」境内で『連理』(れんり)を見ました。どんなものか説明が書いてありました。「ミサカジンジャ」という名前の神社は三木にはほかにもあるのですが「豊地」の三坂神社です。説明の掲示を写します。

             アラカシの連理
    このアラカシには、大きなリンク状の「連理」が見られる。
    1本の枝が幹と合体し、木目が通じ合ったようすを連理と
    いう。夫婦や男女の深く睦まじい契りのたとえで吉兆とさ 
    れる。……。

 このアラカシの木は右の幹と横に伸びた左の幹の間、中央にもう1本の幹があります。その幹と右の幹が直径50センチ以上の太い枝でくっついているのです。その枝で木目が通じているそうです。わかりにくいですが、中央上に写っています。韓流ドラマの題になったりして、よく知られている現象なのでしょうか。
 秋植えのジャガイモを掘ってみました。「秋ジャガ」は数は少なくて大きいのですがもう十分。
 さて、おばあさんはイチゴを植え替えました。畝は9月につくってマルチをかけておきました。そこに元肥を入れて耕運し、割り肥を入れて畝を整えました。イチゴを本植えするのです。ただしマルチはかけません。おいしいイチゴを実らせるために、<苗は冬の寒さに耐えてもらう>のが「我が家流」です。
 おじいさんは今年最後の草刈りに精を出しました。一番広い南の土手を刈りましたが、エンジンを掛けた草刈機を肩に掛けているのですから、足場の上では慎重にバランスをとらねばなりません。この冬には足場を補強して動きやすくします。
 電気柵は、電池はまだ十分かテスターで調べ、草が電線にふれていないか、電線が碍子(がいし)から外れていないか、ゆるんでいないか、毎日見てまわります。そのたびに「電気柵はありがたいなー」と思います。この柵のおかげでイノシシが来ようがアライグマが来ようが猫が来ようが狐が来ようが狸が来ようが大丈夫。
 ああ、なんとこころやすらかでしょう。
    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏山の木々が葉を落としています。

2012年11月20日 02時36分32秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
               
 今年は裏山のクヌギ・コナラがほどよく紅葉して、ぼちぼち葉を落としはじめました。この写真は、南からうちの裏山を撮りました。こころがやんわり秋色にくるまれ、田舎に暮らすようになっていちばんしあわせを感じるときです。ことさらに紅葉見物に出掛けるのでなく、日ごと深まる秋につつまれて散歩しています。
 村の人に「山の田んぼにあるウチの柿、渋柿だけどよかったらとってください」といわれ、歩けば3分のところを軽トラに乗って行ってみました。イノシシが田んぼの畦を30センチ以上えぐっています。足跡を見ると100キロ超のイノシシでしょう。こんなのに入られたらウチの畑なんか荒れ地になってしまいます。電気柵のありがたさをあらためて感じました。
                
 大き目の柿を選んで、買い物篭にいっぱい採りました。でもどこの柿を採ったかわからんほど鈴なりです。あんまり採ると皮をむいて干すのが大変なのでほどほどにしました。
 この前もらった渋柿は、このところ冷え込んだので立派な干し柿になりました。カチカチになるまで干さないで、やわらかい干し柿を冷凍しています。お正月に食べます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大豆を脱穀したら14キロでした。

2012年11月19日 04時50分53秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 きのうの日曜日は孫たちが大豆の脱穀を手伝う予定でした。でも土曜日が一日中雨だったので畑での脱穀は無理。一週間干した大豆は、「♯3000」24畳の大きな厚めのブルーシートでおおっていたので大丈夫でしたから、ウッドデッキに持ち込んで脱穀しました。
               
 去年は2週間干したのでパリパリに乾き、踏んだだけでかなり脱穀できましたが、今年は乾ききっていません。「皇帝醤油」の瓶や木槌で叩いて脱穀しました。
 昼まで1時間ほど手伝ってもらい半分脱穀。午後はおじいさんおばあさんで残りを脱穀しました。それをフルイにかけて計ったら今年は14キロの収穫。去年と同じくらいです。収量を増やすつもりで2本植えにしたのに増えていません。おかしいな??
 おじいさんおばあさんはグリンピアの『森の湯』に出掛けて疲れをとり、今年の大豆づくりを振り返りました。
○ 味噌用に7,5キロ使うので残りは煮豆などに。収量としてはこれでいいが、もうちょっと多いほうがうれしい。人にもあげられる。この畑になってから28キロ収穫したこともあり、20キロを目標にしていた。
○ 「大豆は黒豆より早く播いたほうがいい」と読んだので今年は6月10日頃に畝に直接播いた。しかし発芽がわるかった。去年のように苗立てしてから移植したほうが大豆の幹がしっかりしていた。
○ 発芽がわるかったのは種のせいではない。うちの種はほぼ100パーセント発芽して立派な苗になる。調べてみたら発芽してから夜盗虫に食われてしまったのだ。今年は大豆をつくる畝を変えた。種を播く一週間まえに畝立てしたが、もっと早く畝立てして黒マルチで保温しておくほうがよかった。5月6月の強い日差しで夜盗虫の勢いも弱まっていたかもしれない。
○ 今年は発芽したのに夜盗虫に食われ、補植用の苗が足りなくなり、出来の悪い苗も使わざるを得なかった。直播するなら補植用苗をもっと多くする。
○ 大豆の紫斑病・褐斑病がなくてよかった。植える場所を替えたためだろう。今年の場所は上の田んぼからの漏水を意識して高畝にした。それが「根腐れ」を防ぐのに効果があった。前にここで大麦をつくったときは畝が低くて出来が悪かった。上の田んぼの漏水による「根腐れ」が原因と思われる。
○ 去年の大豆の畝は合計70メートルプラス10メートルだった。(補植用の苗が余り、枝豆用に別のところに植えた)今年は66メートルだけでプラス分がなかった。畝の長さを考慮せず<4畝⇒5畝>にしたのだから収量が増えるだろうという単純な思考に後になって気付いた。
○ ムシ防除は道子さんだけがアセビの煎じ薬などを散布して、ひどいカメムシ被害・夜盗虫被害を防ぐことができた。よく頑張った。なお来年は大豆をサツマイモのあとにつくることにします。
 この反省をちゃんと覚えておきましょうね。おじいちゃん。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オール・プロコフィエフ・プログラム

2012年11月17日 04時31分28秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 午前中は畑仕事をして、「ヤーコン」を堀りあげました。途中枯れてしまった株もあって掘ったのは5株。芋の出来は、「こんなもんでしょう」。ヤーコンをつくったけど根ばっかりで全然できなかった年もありましたが、今年はバケツに二杯とれました。サラダなどにして食べます。「ヤーコン」は「キクイモ」とちがい、さっぱりした食感がいい。
 前の日に道子さんがキクイモを「野菜のかき揚げ天ぷら」に混ぜてみました。少しでしたがキクイモの味がしっかり。道子さん:「もうキクイモをつくるのはやめようね」。ぼくも賛成しました。きのう書きましたように「キクイモ」をもらってくださる方を心よりお待ちしております。うちでも、いくらかは、というかちょっとだけ、スライス・乾燥して粉末にしようと思っています。
 きのうは兵庫芸文センター・オーケストラの11月定期公演の日でした。
 家を12時30分に出て神戸の地下鉄『名谷』駅に車を置き、<地下鉄 ⇒ 阪急>で西宮北口へ。2時過ぎに着き、芸文センターに行きました。家からの所要時間は1時間45分。車で直接行くより25分多いだけです。
 帰りは、夕方5時を過ぎると暗くなるし、車は多いし(夙川から鷲林寺へ抜けてトンネルで船坂に出る道)、道は細いし、冬は西宮北インターを経由して車で芸文センターに行くのをやめます。交通費はかかりますが安心です。
 井上道義氏の指揮でオール・プロコフィエフ・プログラムでした。
 プロコフィエフの『ピーターと狼』は岡崎由紀の語りの入ったレコードで長く愛聴しました。でもプロコフィエフで知ってる曲はそれだけ。きのうははじめて聴く曲ばかりでした。今年の席はいろんな楽器がよく見えます。オーケストラの楽器を総動員した交響曲第7番をたのしく聴けました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キクイモを10キログラム収穫しました。

2012年11月16日 03時39分54秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 去年のある日「よかたん」温泉に入ろうと出掛けたら、山田錦の館でフリーマーケットを開いていました。見てまわると、キクイモの乾燥スライスを売っています。試食してみると案外いける。そこで今年は、裏山に捨てて勝手に生えていたキクイモを掘り起こし、畑に種芋を植えました。でも途中でその畝に大豆をつくることにしたので、キクイモくんには6月になってからゴミ捨て畝に移動してもらいました。
 来年はここにクララの苗を植えて「クララ群落」をつくろうと思います。そうなるとキクイモが邪魔になるので掘り出してみました。農業用水で泥を落とし、家の水道で洗って計ったら10キログラムあります。わずか8本を放置していたのにこんなにできるなんて。
                
 レシピやら食べ方がネットにいっぱい出ていますが、こんなに食べるつもりはありません。スライスして乾燥し、粉末をお茶みたいに飲むかな。食べてみようと思われたらいくらでも差し上げます。コメントに送り先を入れてください。「送料着払い」・1キロ単位で送ります。
 きのうはうちの村の老人クラブで公民館のまわりを掃除して、プランターの花を植え替えました。総勢10人の老人が半日がかりの「いい仕事」をして、とてもきれいになりました。道子さんもぼくも甲斐甲斐しく働きましたよ。
                
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の紅葉はきれいですね。

2012年11月15日 03時02分54秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 うちの畑のそばの家には写真の木が植えてあり、いま紅葉しています。枝に『翼』(よく)と呼ばれる羽がついており、ひと目でわかります。この木の名前をそのお宅の方にきいては忘れ、1年おいてきいてはまた忘れ、3年目にやっと覚えました。「ニシキギ」というそうです。
 ネットで調べたら、モミジ、スズランノキと並んで『世界三大紅葉樹』ですって。だれがそんなこと決めたんでしょう。なんでも紅葉が「錦」のようにきれいだからニシキギと名付けたそうですが、それにしてもオマエはそんなエライ「木」だったのか。知らなかったなー。
                  
 挿し木で簡単につくそうなので裏山にもあっていいなー。
 秋が深くなりました。向いの山々の色合いがなんともいい。陽をうけた裏山もいい。空気をいっぱい吸い、静かに吐きたくなるような景色に流し目をおくりながら、畑仕事をしています。
 タマネギは苗がしっかり育ち、植え頃です。イチゴは畝を変えて植えます。ヤーコンは掘り頃です。キクイモも掘ります。六条大麦は播きました。寒波が来たというのに夜盗虫が元気元気。キクナを食べたり白菜を食べたり。道子さんが「夜畑に来て捕まえたいけど……」とつぶやくのでぼくはびくびくしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老人会の細川町探訪に参加しました。

2012年11月13日 03時17分09秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 日曜日は一日雨でしたがきのうはよく晴れて、絶好のハイキング日和になりました。三木市老人会の『細川町探訪ウォーク』があり、参加者は150人ほど。ぼくもおやつ、弁当、水筒を持って参加し、6キロメートル歩きました。写真は出発前のラジオ体操です。元気に体操しているところを撮ろうと思ったのですがみなさんマイペース。老人会らしくていいですね。
 日曜日、ぼくは『木管コンクール』フルート部門の最終選考会を聴きに行きました。老人として出場するよう頼まれていた『三世代グランドゴルフ大会』が中止になったので。久しぶりのコスミックホールです。
 最終選考に残った人は5人で、一人30分くらいの演奏です。フルートも伴奏のピアノも美しく響き、ほんとに気持ちのいいホールです。去年も書きましたが、ここが『アマデウス・ホール』とかなんとか名付けられ、二週間に一度くらいモーツアルトの室内楽などの演奏会があればいいなー。このホールは演奏する人も気持ちいいでしょうから、すぐれた演奏が聴けそうです。
 道子さんは神戸で『今井千晶』さんのライアーを弾きながら歌うコンサートがあり、そちらに出掛けました。スピリチュアルな波動がたましいにひびく演奏を聴けてしあわせだったそうです。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする