古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

三木に新しい喫茶店ができました。

2013年06月11日 04時42分55秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 写真はありませんが、5月に三木の街に新しい喫茶店ができました。買物に出たついでに入ってみると、ウッディー調の大きな店で、物珍しさで駐車場に整理員がいるほど繁盛しています。
「地方の街にそんなものが一軒オープンしたくらいで騒ぐことはない。東京には高い塔が建ったというし、大阪駅の北には大きなビルができたというし……」
 たしかにそうです。そんな高い塔や大きなビルを見たら、私たちはびっくりするでしょう。
 でも自分の町に新しい店が一軒できて、それに感心しているくらいがちょうど身の丈に合ってる気もします。
 私たちは、次々と、どん欲に、大きいモノ高いモノを、追い求め過ぎているかもしれません。
 
 畑の土手の草を刈りはじめました。雨が降らないのであの勢い盛んな「ツボミオオバコ」さえ「枯れ枯れ」状態です。雨乞いしなくては。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トム・ジーヤは麻疹(はしか)のように。

2013年06月10日 03時38分45秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 東条湖の近くに建つ家家です。2010年に撮った写真です。住んでる気配がないので、週末に来ているのでしょうか。リゾート感覚でしばらくたのしんだけど、いまは疎遠になっているのでしょうか。
 となり村の山ぎわに小屋のようなものが建っています。それを見てとなり村の人が心配してました。
「あそこに街の人がときどき来て、小屋みたいなもの建てとるけど、あんなことしてええんかいな。火でも出したらえらいことやで」
 たしかに心配です。でもこの数年、この小屋に人が出入りした形跡がありません。放置されたままです。
 思うに、街の人がだれかのツテで「ここに小屋を作ってもいいよ」といわれ、トム・ソーヤ少年ような冒険心をかき立てられ、小屋を建てたのでしょう。でもこんな冒険は2、3年もすれば飽きてしまいます。
 うちの裏山のてっぺんに太いヤマモモの木があります。木登りしやすいし、枝の具合がツリー・ハウスにちょうどいい感じです。そこでぼくも「ちょっと低いけど、ここにツリー・ハウスつくったら孫がよろこぶかな」とワクワクしました。しかし畑仕事や竹切りをしているうちに気持ちがさめてしまいました。
 いまでは孫たちが来ても裏山のてっぺんまで登ってきません。
 そんな話を村の老人会のときしたら、働き者の先輩が「桃坂から東条のほうに登ってちょっと行ったところに、街のもんが小屋みたいなの作りよったけど、この頃はだれも寄りつかへんみたいやで」。
 トム・ジーヤの冒険心は麻疹のようなものかもしれません。
 この土・日曜日でまわりの田んぼの田植えはほぼおわりました。ごろうろうさまでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キウイの棚をつくりました。

2013年06月09日 04時18分18秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 うちでも裏山にキウイを植えてみようと思い、冬2月頃に苗木を買いました。裏山に植えたところ、思ったより早く生長して棚が必要になってきました。
 散歩していて民家の庭先にキウイの棚を見ることがあります。キウイの木は太くなっているのに、細いパイプの小づくりな棚で、押し潰されそうに見える棚もあります。
 キウイという木はあんなに勢いよく、太く生長するのか。それなら植えるときから頑丈な棚をつくろう。という気概をもってつくったのが写真の棚です。
                
 太い足場パイプをつかって、<2,5メートル×1,5メートル>・高さ2メートルの棚にしました。せめて3メートル×2メートルの棚にするべきでしょうが、苗木を見てたら大袈裟すぎる気がしたのです。
 棚はまだ完成していません。この棚に鉄筋のメッシュを乗せ、補強材をつけます。土や石を積んで床面を高くし、緑の屋根風のスペースにします。キウイは摘果・剪定が大事で、こまめにする必要があるそうです。下から楽に作業するには棚まで180センチくらいがいいでしょう。
 雨が降らないのでここも水が必要です。
 龍神さんに雨乞いをしなくては……。だんだん本気になってきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨だというのに早くも畝間潅水をしました。

2013年06月08日 02時12分28秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 梅雨なのに雨が降りません。夏の渇水が心配になってきました。まわりの黒大豆をつくる田んぼでは畝間に水を流しました。先日黒大豆の種を播いたのですが、田んぼがカラカラで芽を出さないからです。
 それを見て、うちでも畝間に水を流すことにしました。
                
 写真は左が落花生の畝、右がサツマイモの畝です。45ミリのホースにつなぎ替えて、水が畝の向こう端に行くまで水を流します。水は畑の底にしみ込む程度にしました。様子を見て必要なら、追加の畝間潅水をします。
 毎年8月頃に数回畝間潅水をする必要があるのですが、今年みたいに6月からやるなんてはじめてです。
 今年うちでは、味噌用の大豆も黒大豆も苗立てしてから、植え替える予定です。手は掛かりますが、防鳥ネットが不要になるし、丈夫な苗を選んで植えられるからです。種蒔きは6月15日頃にします。
 麦茶をつくる「六条大麦」を、先日収穫しました。刈払い機でなぎ倒し、穂先だけハサミで切って袋に集め、デッキでシートに並べて干しました。元々雨が降らないのでよく乾いてましたから2日干しただけです。
 踏んで粒をバラバラにして、ふるいにかけて出来上がり。副産物の「チクチク」(ムギの穂先のヒゲ)は、これから種蒔きをしたときの夜盗虫対策に使います。小さい芽を食べにくる夜盗虫は、チクチクを種のまわりに撒いておくと近寄れません。
 ふるいにかけた大麦を計ったら5キロちっとありました。この夏の麦茶になります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨が降りません。毎日水やりをしています。

2013年06月07日 02時40分28秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                  
 5月20日の写真です。「アグロステンマ」という地中海沿岸部の花ですが、「ムギナデシコ」という和名がつけられています。西洋では雑草扱いだそうですがきれいな花です。散歩していると、近年庭先によく見かけるようになりました。
 雨が降りません。畑も裏山もカラカラです。田植えの時季ですから、「むかし」だったら深刻な「水争い」があったでしょう。
 うちの畑も水やりが欠かせません。水やりに毎日1時間かかります。龍神さまに雨乞いしたくなる気分です。
 コイモはまだ10センチも伸びていません。それなのに黒くて横腹に黄色い斑点のついているスズメガの幼虫が早くも葉っぱを食べています。きのうは5匹潰しました。毎日点検する必要があります。
 かと思うと、エンドウを収穫していた道子さんが、「エンドウの葉っぱがひどく食べられてる。夜盗虫だろうけど、今年はムシが多いかもしれない」といいます。
 数年前の「夜盗虫大発生!」を思い出しました。そうならないように、龍神さまにこれもお願いしようかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

杭抜き機が活躍しました。

2013年06月06日 02時40分15秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                  
<イチゴのネットハウス>の支柱は、3,5センチ角×1メートルの長さの木の杭を半分くらい打ち込み、それに竹(高さ185センチ)をビス止めしました。というのは数年前に雨が続いて畑がぬかるみ、ネットハウスの支柱が倒れたことがあるからです。ネットは倒れる、ヒヨドリがイチゴを食べに飛来して、ネットに引っ掛かって死んでいる、アライグマの足跡が黒マルチについている、とさんざんでした。
 そこで木の杭を頑丈に打ち込んで支柱にしたのです。でも雨が降らないので木の杭は容易に抜けません。木槌で杭の4面を叩き、地面にできた隙間に水を流し込み、しばらくして抜こうとしますが駄目でした。
 そこで写真のような杭抜き機をつくりました。2×4材(長さ6フィート)にドリルで穴を開け、マイカ線3本を通します。木の杭には5,7センチのビスでマイカ線の掛かりをつくります。(持ち上げるときすべるので)
 簡単な「てこの原理」を応用して、11本の杭をなんとか抜くことができました。
 反省 …… 木の杭は深さ30センチまでにすること。雨が降って倒れても補修すればいい。これからぼくの「気力・体力」は減少する一方ですから、頑張らないで抜ける程度に杭を打ち込みます。
 まわりの田んぼでは田植えがはじまりました。雨が降りません。むかしなら「水あらそい」になったでしょうが、ため池と東播用水の配水で田植えは順調にすすんでいます。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『コイモプール・2013』ができました。

2013年06月05日 03時23分24秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                   
 雨が降りません。畑はカラカラです。草が生えないのは結構ですが、野菜は青息吐息です。今年は2畝・40株のコイモを植え付けました。そして毎日水をやっていました。でも、芽を出した胡麻とか、ナスビ・キュウリなど夏野菜とか、先日植え付けたサツマイモや落花生・70株に水をやらねばなりません。
 たっぷり水が必要なコイモは畝間に水をためることにしました。
 コイモプールはつくる年とつくらない年がありましたが、今年は水をためます。孫たちが来たら蛙の多いこのプールでジャブジャブ遊ぶでしょうが、ま、服を洗濯すれば済むことですし。街に暮らす孫たちはふだんできない遊びですから。そういえば先日の日曜日、彼らは墓場の下のドブで遊んたようです。「ドブ」というのは子どもを引きつけるなにかがあるのでしょう。
                   
 イチゴネットをはずしました。まだ実が残っています。
 赤くなったら自由に食べてください。イチゴはやっぱり「宝交早生」がおいしいよね、ヒヨドリくん。
 ところで農薬をつかわないで<トウモロコシ・小豆>をつくるのは、もの凄く大変なことです。
 トウモロコシは、葉の裏にまずアワノメイガが卵を生みます。それがほんとに見つけにくい。ぼくは見つけられません。卵が幼虫になってまず先端の雄穂を食い荒らします。それから茎をつたっており、雌穂(トウモロコシの実)を食い荒らします。
                   
 写真では、青い風防ネットでおおっています。ネットは4ミリ目で、アワノメイガは入ることができません。今年はじめてこの方法でトウモロコシをつくります。
 さて、アワノメイガをしめ出すことができるでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年ソラマメを食べられましたか。

2013年06月04日 04時26分44秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                  
 ある方にソラマメをあげたら、「小学校のとき祖母がつくっていて、食べたことがあります」とメールをいただきました。別の年配の方に「たくさん採れたのでどうですか」と声をかけたら「ソラマメはかたいから遠慮しとく」と言われ、「炒ったソラマメじゃないの。おいしいから食べてみて」と差し上げました。スーパーでも売ってはいますが、値段はいいし、アシがはやいので、食べずに時季が過ぎてしまうようです。
 去年道子さんは種を播いてソラマメの苗をつくりました。それが多かったし、世話がよかったのでしょう。ソラマメが沢山採れました。それであちこちに差し上げて、食べてもらいました。
 もちろん我が家ではよく食べました。上の娘はソラマメ大好きで、丼一杯くらいの塩茹でソラマメならペロッと平らげます。ぜいたくな食べ方です。でもたしかに、他にないおいしさですね。
                  
 6月に入り、田植えの準備がすすんでいます。トラクターで耕し、水を張り、代かきして、もうすぐ田植えです。写真のようにうちの畑のまわりも田植えを待つ田んぼが広がります。いちばん田舎らしい景色です。
 山田錦、ヒノヒカリの田植えはこれからです。おそらく一番遅いでしょうね。
 雨が降りません。畑も裏山も水やりに時間をとられます。
 雨乞いの龍神めぐりをしようかな。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

畑ではすることが山積しています。

2013年06月03日 04時20分56秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                   
 母・妙子さんの100歳誕生日に、花が届きました。遠くに暮らす孫たちのひとりから。母は早速お礼の手紙を書き、写真を入れて送りました。「100歳になったから、みんなにも手紙を書く」と張り切っていたので封筒を用意しましが、こちらはまだ一字も書いてません。気が向けばさっさとやり、小休止すると忘れてしまう。自分の「更なる老い」の参考にします。
 さて畑は、仕事がいっぱい。
 イチゴはきのう(6月2日)の日曜日でおしまいです。孫たちがやってきて、今年最後のイチゴをしっかり採って食べました。一ヶ月間食べることができたのは、道子さんのおかげです。ネットハウスに入って、ムシをとり、ランナーをちぎり、枯葉はとり除き、追肥をし、HB101や万田酵素を散布してイチゴの苗を元気にして、200株を時間をかけて世話をしたからです。
「イチゴは一年間ずーっと世話をして、二週間パッパと採って食べたらおしまいです」と家庭菜園の本に書いてあるのに、こんなに長く、こんなに山盛りにして食べられたのです。
 ヒヨドリ諸君に告ぐ! 近日中にネットをはずして、残りのイチゴを無料開放します!
 その後黒マルチをはがし、3畝200株のイチゴを草刈機で刈り、耕運して畝を作り直し、大豆・黒豆をつくる準備をします。来年の苗をとるために8株ほど残しますけど。
 落花生を植えました。タマネギのあと畝立てし、ポットで育てた苗を70株ほど。おととしまで100株超つくっていましたが、去年から縮小しています。
 胡麻(うちは金ゴマです)を、道子さんが播いて水やりをしています。今年は5月下旬からあたたかく、順調に芽を出しています。でもムシが小さい苗を食べてるようです。ネキリムシでしょう。そういえばエンドウを収穫している道子さんが、「葉っぱがいっぱい夜盗虫に食べられている」といいます。3年前のあの夜盗虫大発生を思い出していやな感じです。
 六条大麦を刈る時季になりました。麦秋です。今年はハサミで穂先だけ切って干し、踏んで脱粒します。それから篩(ふるい)にかけてゴミをとり、焙煎して麦茶にします。ゴミのほうは「チクチク」と呼び、白菜などの種を播いたときムシを防ぐのにつかいます。(穂先のヒゲがチクチクする)麦わらはスイカ畑の下敷きにします。10日頃からは6月の土手の草刈りをします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「カラスのいじめ」をやめさせようと……。

2013年06月02日 02時56分33秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                 
 村の墓地のクヌギ林にはカラスが巣をつくっており、村の人が「月の命日」にお参りするとお供え物をねらって、墓にとまります。
 きのうは、3羽のカラスが団子状にもつれて飛んでいました。どうなるか見ていたら、2羽が1羽を攻撃しています。3羽はもつれたまま道に落ち、草むらでまだ攻撃しているようです。
 カラス同士の「いじめ」ではないか。事情はわからないけどやめさせよう。正義感と義侠心、それに野次馬根性も頭をもたげ、ぼくはクワを置き、カメラを持って100メートル先の現場に急ぎました。
 ぼくが近づくのを意識して2羽は飛び立ち、1羽が草むらにうずくまっています。飛び立てないようです。
 3メートルほどに近づいたとき、カラスは飛び立ちましたが低空飛行のままうちの畑に行き、イチゴのネットにぶつかって地面に伏せてしまいました。そこで畑に戻って様子を見ると、カラスは伏せたままです。
 道子さんを呼んで二人で様子を見ていると、カラスは起き上がり、ネットに首を突っ込んでしきりに先に行こうとします。それがこの写真です。
「ネットをハサミで切って、助けてあげようよ」と道子さん。
 カラスにはうちの畑はいろいろ被害にあってるし、素直に助ける気になれん。それにカラスを手で捕まえるのは気がすすまん。
 内心ウジウジしていたら、道子さんはハサミをとりに行きました。
 するとカラスはバックしてネットからはずれ、ジャガイモの畝のほうに隠れてしまいました。追いかける気はしません。道子さんが「上手に隠れてる。上から見てもわからんわ」といいます。そのうち自然治癒力で回復して飛べるようになるでしょう。
 墓場のクヌギ林ではカラスがグジグジ鳴き交わしていましたが、ぼくらは仕事に戻りました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昼食は裏山を眺めながら……。

2013年06月01日 03時03分11秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 きのうの昼食は冷麺でした。東側のウッドデッキにオーニングを繰り出して食べるのもいいけど、西側の裏山を眺めながら食べるのも一興です。そこで写真のようにセットしました。食卓はベッドをまたぐスライド・テーブルです。このテーブル、去年4月に母・妙子さんが「ギックリ腰」になったときニトリで買ったものです。
 99歳でギックリ腰になり、そのまま介護用品のお世話になるかと思ったのですが、30キロと身軽な母は見事に回復。自分で便所に行き、風呂に入り、裏山で竹の枝を切り、庭で草を抜き、スライド・テーブルはいらなくなりました。
 こんなかたちで活用するようになるとは思わなかったけど、盛りの緑を眺め、野鳥のさえずりを聞きながら食べるとおいしいです。
 母は自室で自分用の冷蔵庫から冷酒を出し、チビチビやながら食事します。もともとアルコール分解酵素の豊かな母は、80歳を過ぎた頃からアルコールをたしなむようになりました。といっても大きめの杯に2杯くらいまで。度を越すことがないのは立派です。いまはショートステイ中は休肝日にして、家で飲んでいます。それが100歳を越えて元気な秘訣かも。
 「テントウムシ」と「テントウムシダマシ」は実にまぎらわしい。それを識別してテントウムシダマシなら潰して野菜を守ろうと、道子さんは研究熱心です。花壇の草を抜いていた道子さんがサナギから出たばかりのテントウを見つけました。
                
 ナナホシテントウなのかニジュウヤホシテントウなのか。
 まだ一つも黒い点がついていません。そこで葉っぱを水に浮かべて逃げないようにして、観察しました。2時間ほどして見たら、写真のように黒い点が現れてきました。ナナホシテントウです。これはアブラムシを食べてくれる益虫です。
                
 ぼくは「彼女だったらファーブルの弟子にしてくれるかな。いや、害虫だと潰してしまうから失格かな」と思いながら見ているだけです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする