古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

渓流をうらやましく思いました。

2013年06月23日 04時55分26秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                 
 20、21日の小さな旅はずっと雨でした。でも洪水になるような大雨でなく、泊った粟倉でも、歩いた若桜でも渓流のよさをじっくり体感することができました。写真は、きのう紹介した不動院岩屋堂の駐車場から撮った川です。水量豊な流れを見て大きな瀬音をきいているのが、実にいいです。
 川が生きている。自然が生きている。
 美嚢川を見ていても何も感じませんが、渓流はほんとにいい。
 過疎と高齢化で見捨てられる村が多くなり、こんな渓流があちこちで見る人もなく、流れているでしょう。もったいない。岡山県の粟倉村も鳥取県の若桜町も、山また山の、どちらを向いても山ばかりのところです。だから山の斜面のわずかなひだに水があつまって流れます。
 我が家がここにあるとしたら、庭に池を掘ろう。山から流れてくる水を、まず池に入れ、それがあふれて前の渓流にそそぐようにしよう。池はビオトープにして、メダカや亀を入れてやろう。ハスや睡蓮を咲かせるコーナーもつくろう。池の水の出口には小さな水車をつくって、流れでまわるようにしたらいいな。
 宿に着いてから車で散歩に出て、渓流沿いにゆっくりドライブしました。谷沿いの民家では、ほぼ一軒ごとに裏山から小さな川が屋敷を流れて、前の渓流にそそぎます。
 若桜町では、若桜神社にお参りしました。渓流にかかった赤い橋を渡り、鳥居をくぐると、石段が225段ありました。それを、ゆっくりゆっくり登りました。杉と紅葉の木が参道をおおい、境内の「気」がほんとにいい。
 だれも振り向かなくなった渓流が、この国にはいっぱいあるのでしょうね。
  
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